天皇杯2回戦 鹿島×富山 富山・三浦泰年監督の会見コメント
- 2016/09/03
- 23:19
【天皇杯2回戦 鹿島3―0富山 ▽得点者:前半35分・赤崎(鹿)、同39分・柴崎(鹿)、後半14分・鈴木(鹿)】
★質疑内容を追加しました
●富山・三浦泰年監督
これで天皇杯は終わる。笑われるかもしれないが、勝利を目指して選手は戦ったと思う。やはり鹿島とのすべてにおけるスピード感の違いというものを感じたと思う。体の入れ方、寄せ方にしてもJ3とははるかに違うと気づいただろう。チームとしてもボールの動かし方、ポジションのとり方、隙をしっかり狙う精度が違う。また、勝利するために、素早い切り替えと、強い球際、ハードワークをJ1チームが我々に対してもしっかりやってくることを肌で感じただろう。これらが選手個人としてもチームとしても経験となり、少しでも上積みになればよいと思う
失点が少しつまらないかたちだった。セットプレーでしっかりはね返していたので、もう少しラインを2mでも3mでも押し上げられていたらあのような失点はなかったと思う。そういう意味では、前半で決められてしまうのではなく、もう少し粘れていたらよかったと振り返っている。
この経験をプラスにしてチームの勢いにしたい。リーグが藤枝戦から再開されるので、そこへ向けて新たにしっかり準備していきたい。
天皇杯は、カテゴリーが下のクラブであっても、このような素晴らしい環境の中でプレーする経験ができる素晴らしい大会だと思う。継続し、盛り上がってくれたらと思う。
富山のサポーターも数多く来てくれて、感謝の気持ちでいっぱい。結果で示すことはできなかったが、リーグでしっかりしたものが残せるようにこれからも努力していく。
Q:1回戦とは先発を5人変えて、フォーメーションも[4-1-4-1]にして脇本選手を初めてアンカーに置いた。その狙いは。
リーグに向けて、戦力アップしたいということ。起用した選手と1回戦に出場した選手に明らかな力の差があるわけではない。彼らが鹿島を相手に躍動することができれば、この後のリーグに勢いがでてくる可能性があるという考えも秘めながら思い切って起用した。辛抱して出番を待っている選手を、誰もがやりたい、誰もが自然とモチベーションが上がるような舞台でチャレンジさせたいと思った。
脇本がワンアンカーを初めてやるところの負荷、両脇が空くストレスなどは、鹿島相手にプレーして経験するほうが、それがどういう結果になったとしても次にポジティブに進めるんじゃないかと思った。
また、粘り強く守備をして、相手にスペースを与えずに人をつかんでスタートできれば、効果的に攻めもできるかなと考えた。ボールを奪ってから自分たちのリズムとテンポがどれだけ、何回だせるかトライするためにもこのシステムでしっかり11人が守備意識を高めて入るのが大事だった。それで開始15分までに失点しなければ勝機が生まれてくる可能性があると選手に話して臨んだ。
★質疑内容を追加しました
●富山・三浦泰年監督
これで天皇杯は終わる。笑われるかもしれないが、勝利を目指して選手は戦ったと思う。やはり鹿島とのすべてにおけるスピード感の違いというものを感じたと思う。体の入れ方、寄せ方にしてもJ3とははるかに違うと気づいただろう。チームとしてもボールの動かし方、ポジションのとり方、隙をしっかり狙う精度が違う。また、勝利するために、素早い切り替えと、強い球際、ハードワークをJ1チームが我々に対してもしっかりやってくることを肌で感じただろう。これらが選手個人としてもチームとしても経験となり、少しでも上積みになればよいと思う
失点が少しつまらないかたちだった。セットプレーでしっかりはね返していたので、もう少しラインを2mでも3mでも押し上げられていたらあのような失点はなかったと思う。そういう意味では、前半で決められてしまうのではなく、もう少し粘れていたらよかったと振り返っている。
この経験をプラスにしてチームの勢いにしたい。リーグが藤枝戦から再開されるので、そこへ向けて新たにしっかり準備していきたい。
天皇杯は、カテゴリーが下のクラブであっても、このような素晴らしい環境の中でプレーする経験ができる素晴らしい大会だと思う。継続し、盛り上がってくれたらと思う。
富山のサポーターも数多く来てくれて、感謝の気持ちでいっぱい。結果で示すことはできなかったが、リーグでしっかりしたものが残せるようにこれからも努力していく。
Q:1回戦とは先発を5人変えて、フォーメーションも[4-1-4-1]にして脇本選手を初めてアンカーに置いた。その狙いは。
リーグに向けて、戦力アップしたいということ。起用した選手と1回戦に出場した選手に明らかな力の差があるわけではない。彼らが鹿島を相手に躍動することができれば、この後のリーグに勢いがでてくる可能性があるという考えも秘めながら思い切って起用した。辛抱して出番を待っている選手を、誰もがやりたい、誰もが自然とモチベーションが上がるような舞台でチャレンジさせたいと思った。
脇本がワンアンカーを初めてやるところの負荷、両脇が空くストレスなどは、鹿島相手にプレーして経験するほうが、それがどういう結果になったとしても次にポジティブに進めるんじゃないかと思った。
また、粘り強く守備をして、相手にスペースを与えずに人をつかんでスタートできれば、効果的に攻めもできるかなと考えた。ボールを奪ってから自分たちのリズムとテンポがどれだけ、何回だせるかトライするためにもこのシステムでしっかり11人が守備意識を高めて入るのが大事だった。それで開始15分までに失点しなければ勝機が生まれてくる可能性があると選手に話して臨んだ。
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