天皇杯1回戦 富山×新潟医療福祉大 富山・三浦泰年監督の会見コメント
- 2016/08/28
- 00:03
【天皇杯1回戦 富山1-0新潟医療福祉大 ▽得点者:後半5分・衛藤(富)】
●富山・三浦泰年監督
我々にとって大事な試合だった。周囲には大学生相手に勝って当たり前という雰囲気があったのではなかろうか。だからこそ難しい試合になる。現場では普段のリーグ戦と同じ準備をして慢心がないように努めてきたが、スタジアムに来てそうであればそういう雰囲気が選手に伝染したのかもしれない。
ホイッスルが鳴ってからの彼らは、まるで椅子取りゲームで椅子を相手に譲るような、それだと負けてしまう。ゴールが多いほうが勝つので、ボール際の攻防で1つ取れなかったとしても最終的には誰も気づかずに過ぎていくのかもしれないが、こういうことをやっていると、大きな目標を大きな声で発信するのはふさわしくないと思う。
トーナメントではどんなかたちでも勝てば1つずつ山を登っていける。次は逆にJ1クラブが格下である自分たちに対してどんなサッカーをやってくるのか、という戦いになる。相手には当然やりづらさがあるだろう。もし、格上がしっかりしたサッカーをしてくればそれは自分たちの手本になる。我々はこの2試合でできなかったのだから。
チャレンジしてきょうの大学生たちのようにがむしゃらにゴールに、勝利に向かう姿勢を自分たちが出せて、J1クラブに「おっ」と思わせるようなことができたならプラスになる。どんなかたちになろうと我々のような未熟な発展途上のクラブ、チームにとって非常に価値のある時間になると思う。
トーナメントは1戦1戦が大事であり、振り返る必要なく次に向かっていくべきものだと思う。そうやって割り切れるところがあるので、(鹿島との)2回戦、そしてリーグ戦に向かって良い時間になるように進めていきたい。2回戦に進めたので、きょうはそう多く語る必要はないかなと思う。
Q:格下相手だと、どんなやりにくさがあるのか。
選手に聞いてください。自分はひとつも感じないから(苦笑)。ただ、失うものがなかったり、若さくる思い切りであったり、一泡ふかしてやろうとか、学校生活の中での思い出づくりであったり。そういう相手と戦うのが天皇杯の魅力であるのだから。しかし、自分たちがしっかりした気持ちで戦えば間違ったことは起きないと思っている。
頭で分かっていても体でどう反応しているかが大事。彼らはわたしの話を聞く耳をもってうなずけるのに、グラウンドでは聞いていなかったように相手に対してファイトできない、ボール際にいけない、セカンドボールや切り替えも遅かった。それは我々のチームの課題になる。対戦相手がどうかではなく、自分たち姿(の問題)であると思っている。
Q:後半の立ち上がりに得点した。ハーフタイムには何を伝えたのか。
ひと言もコメントしていない。「することが良いのかどうなのか」と考えた。彼らは何かを言ってもらいたい、という顔をしていた。後半に大事なことは、わたしが言ったことをやるのでなく、彼ら自身がやりはじめることだった。(そう思って黙っていたがその意図を)残念ながらハーフタイムに気づいたような感じではなかった。
Q:あまりないことか。
初めてのこと。(ロッカーアウトを促す)ブザーまでしゃべらなかったことはある。
Q:後半、選手のプレーに変化は表れていたか。
まったく(感じなかった)。
●富山・三浦泰年監督
我々にとって大事な試合だった。周囲には大学生相手に勝って当たり前という雰囲気があったのではなかろうか。だからこそ難しい試合になる。現場では普段のリーグ戦と同じ準備をして慢心がないように努めてきたが、スタジアムに来てそうであればそういう雰囲気が選手に伝染したのかもしれない。
ホイッスルが鳴ってからの彼らは、まるで椅子取りゲームで椅子を相手に譲るような、それだと負けてしまう。ゴールが多いほうが勝つので、ボール際の攻防で1つ取れなかったとしても最終的には誰も気づかずに過ぎていくのかもしれないが、こういうことをやっていると、大きな目標を大きな声で発信するのはふさわしくないと思う。
トーナメントではどんなかたちでも勝てば1つずつ山を登っていける。次は逆にJ1クラブが格下である自分たちに対してどんなサッカーをやってくるのか、という戦いになる。相手には当然やりづらさがあるだろう。もし、格上がしっかりしたサッカーをしてくればそれは自分たちの手本になる。我々はこの2試合でできなかったのだから。
チャレンジしてきょうの大学生たちのようにがむしゃらにゴールに、勝利に向かう姿勢を自分たちが出せて、J1クラブに「おっ」と思わせるようなことができたならプラスになる。どんなかたちになろうと我々のような未熟な発展途上のクラブ、チームにとって非常に価値のある時間になると思う。
トーナメントは1戦1戦が大事であり、振り返る必要なく次に向かっていくべきものだと思う。そうやって割り切れるところがあるので、(鹿島との)2回戦、そしてリーグ戦に向かって良い時間になるように進めていきたい。2回戦に進めたので、きょうはそう多く語る必要はないかなと思う。
Q:格下相手だと、どんなやりにくさがあるのか。
選手に聞いてください。自分はひとつも感じないから(苦笑)。ただ、失うものがなかったり、若さくる思い切りであったり、一泡ふかしてやろうとか、学校生活の中での思い出づくりであったり。そういう相手と戦うのが天皇杯の魅力であるのだから。しかし、自分たちがしっかりした気持ちで戦えば間違ったことは起きないと思っている。
頭で分かっていても体でどう反応しているかが大事。彼らはわたしの話を聞く耳をもってうなずけるのに、グラウンドでは聞いていなかったように相手に対してファイトできない、ボール際にいけない、セカンドボールや切り替えも遅かった。それは我々のチームの課題になる。対戦相手がどうかではなく、自分たち姿(の問題)であると思っている。
Q:後半の立ち上がりに得点した。ハーフタイムには何を伝えたのか。
ひと言もコメントしていない。「することが良いのかどうなのか」と考えた。彼らは何かを言ってもらいたい、という顔をしていた。後半に大事なことは、わたしが言ったことをやるのでなく、彼ら自身がやりはじめることだった。(そう思って黙っていたがその意図を)残念ながらハーフタイムに気づいたような感じではなかった。
Q:あまりないことか。
初めてのこと。(ロッカーアウトを促す)ブザーまでしゃべらなかったことはある。
Q:後半、選手のプレーに変化は表れていたか。
まったく(感じなかった)。
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