【第5節vs鳥取プレビュー】先制パンチを繰り出せ
- 2016/08/12
- 10:08
4月17日に強風のため中止になった第5節の鳥取戦だ。J3は今週、このカードと熊本地震で中止になった第5節の鹿児島×相模原を行い、全16クラブが第20節までをすべて消化する。第21節は天皇杯による中断が明けた9月11日に行われる。
これまではこの試合を勝つものと考えて順位表を眺めてきた。だが勝負が甘くないのは承知の通り。勝てば秋田と長野を抜き4位まで浮上でき、負ければ首位の栃木とは勝点13差のままで2位にも最大同9の先行を許す恐れがある。
好機をつくりながら決め切れなかった前節を踏まえ、10日の練習ではシュートやゴール前の崩しといった最終局面のトレーニングに時間を割いた。三浦泰年監督は「得点は三角形の頂点のところ。選手たちには『おいしいケーキをつくろうと思ってやってきたのだから最後にイチゴを置く作業をしよう』と話した。どんなケーキなのか、イチゴがないと分かってもらえないでしょ」とフィニッシュワーク向上への期待を述べた。これまで積み上げてきたものへの自負がチームにはある。仕上げの工程をやり遂げて目指してきた完成形を示す時が来ている。
前節後にMF衛藤裕は「やはり自分たちが先に仕掛けて点を取るかたちにもっていかないと。きょうは(攻めの)テンポが上がるのが前半の途中になってしまい少し遅かった。セットプレーなどで先に失点すると、相手に引かれて守りを固められてしまう。チャンスは多くつれても、こじあけるのは難しい作業になる」と振り返った。
スロースターターの傾向はこれまでもみられた。今季19試合うち先制点を取ったのは9試合に過ぎない(0-0が2試合)。早めにリズムをつかみ、テンポを上げ、先にリードを奪う展開を増やしていきたい。
鳥取は第10節から8戦勝ちなし(1分8敗)と苦しんだが、第18節で長野に1-0で勝利してから3戦負けなし(2勝1分)。猛暑の中で行われた前節は盛岡と3-3で引き分けた。総得点はリーグ15番目の14で少ないが、うち6点は最近3試合で挙げている。新任の柱谷哲二監督のもと、チームがようやく軌道に乗りつつある。負けなしの最近3試合は岡野雅行ゼネラルマネジャーがテクニカルスタッフとしてベンチに入っているそうだ。
前線にMF前田俊介、FWフェルナンジーニョといった決め手のあるテクニシャンを擁している。前横浜FCのDF中島崇典の左足からのクロスにも注目。185㎝の宮市剛、新たに加入した190㎝のバルチ・ジュニオールといった長身FWがおり、カターレは前節の秋田戦と同様にロングボールを使った攻撃やセットプレーに注意が必要。
これまではこの試合を勝つものと考えて順位表を眺めてきた。だが勝負が甘くないのは承知の通り。勝てば秋田と長野を抜き4位まで浮上でき、負ければ首位の栃木とは勝点13差のままで2位にも最大同9の先行を許す恐れがある。
好機をつくりながら決め切れなかった前節を踏まえ、10日の練習ではシュートやゴール前の崩しといった最終局面のトレーニングに時間を割いた。三浦泰年監督は「得点は三角形の頂点のところ。選手たちには『おいしいケーキをつくろうと思ってやってきたのだから最後にイチゴを置く作業をしよう』と話した。どんなケーキなのか、イチゴがないと分かってもらえないでしょ」とフィニッシュワーク向上への期待を述べた。これまで積み上げてきたものへの自負がチームにはある。仕上げの工程をやり遂げて目指してきた完成形を示す時が来ている。
前節後にMF衛藤裕は「やはり自分たちが先に仕掛けて点を取るかたちにもっていかないと。きょうは(攻めの)テンポが上がるのが前半の途中になってしまい少し遅かった。セットプレーなどで先に失点すると、相手に引かれて守りを固められてしまう。チャンスは多くつれても、こじあけるのは難しい作業になる」と振り返った。
スロースターターの傾向はこれまでもみられた。今季19試合うち先制点を取ったのは9試合に過ぎない(0-0が2試合)。早めにリズムをつかみ、テンポを上げ、先にリードを奪う展開を増やしていきたい。
鳥取は第10節から8戦勝ちなし(1分8敗)と苦しんだが、第18節で長野に1-0で勝利してから3戦負けなし(2勝1分)。猛暑の中で行われた前節は盛岡と3-3で引き分けた。総得点はリーグ15番目の14で少ないが、うち6点は最近3試合で挙げている。新任の柱谷哲二監督のもと、チームがようやく軌道に乗りつつある。負けなしの最近3試合は岡野雅行ゼネラルマネジャーがテクニカルスタッフとしてベンチに入っているそうだ。
前線にMF前田俊介、FWフェルナンジーニョといった決め手のあるテクニシャンを擁している。前横浜FCのDF中島崇典の左足からのクロスにも注目。185㎝の宮市剛、新たに加入した190㎝のバルチ・ジュニオールといった長身FWがおり、カターレは前節の秋田戦と同様にロングボールを使った攻撃やセットプレーに注意が必要。
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