【第19節vs長野プレビュー】敵地を沈黙させるゴールを
- 2016/07/30
- 00:00
長野との第2ラウンドはともに優勝争いへの生き残りをかけた大一番になる。追うカターレは勝てば勝点で並び得失点差で順位が入れ替わる。
長野はこのゲームを「1万人チャレンジデー」と位置づけ、南長野運動公園総合球技場でのクラブ過去最多入場者数で選手を後押しする構え。だが、富山からも熱意ある多くのサポーターが乗り込む。総力を挙げて敵地で勝点3をもぎとりたい。
アウェイではあるがピッチと観客席が近い球技専用スタジアムでの開催。MF三上陽輔は「雰囲気がよく、自然とモチベーションも上がる」と言う。サッカー選手としての素直な気持ちだろう。そして敵の長野は自分たちよりも上位にいる。三浦泰年監督は「思い切ってやるだけ。油断は生まれるはずもない」と話す。過度の重圧を感じずに自らのサッカーに集中できるシチュエーションが整っている。
前節も鹿児島を下したように、自身より上位チームとの対戦で5勝2分1敗と強いのは地力があるから。自信をもってボールをつなぐスタイルを貫き勝利を目指す。
選手たちが勝負のポイントに挙げるのが、セカンドボールの争奪戦。長野が身長190㎝の渡辺亮太や同182㎝の塩沢勝吾といった長身FWにロングボールを集めてくることが予想されるためだ。ボールの出どころにプレッシャーをかけ、空中戦でしっかり競って狙い通りのプレーをさせないのはもちろんのこと。そのこぼれ球を拾うハードワークを覚悟している。ワントップを起点にしてツーシャドウの佐藤悠希や勝又慶典らが絡む攻めはシンプルだが力強い。前節のようにセカンドボールを巡る争いで踏ん張り、その威力を削がなければならない。
長野は総得点18の7割以上をDF松原優吉のロングスローを含めたセットプレーで挙げている。一方で前節の鳥取戦はセットプレーから2失点して0-2で敗れた。前回対戦した5月8日の第8節でもカターレがCKからDF吉井直人が先制点を決めて2-0の勝利につなげている。割り切って守備には人数をかける長野から得点を奪うのは容易ではない。両チームともセットプレーの攻防を重視しているだろう。
リーグ戦も残り数試合で3分の2を消化する。お互いのストロングポイントはほぼ把握しているはずで、そのうえで敵を上回れるかどうか。特長を出し合った好ファイトに期待しよう。
長野は夏の補強でC大阪から獲得した37歳の元日本代表MF橋本英郎が前節から先発出場。7月に入ってスイス代表歴のある32歳のGKジョニー・レオーニが4試合連続して先発している。27日にもブラジル3部のクラブからFWコンハードを獲得したことが発表された。初のJ2昇格に向けての強い意欲が伝わってくる。前節に7試合ぶりの黒星を喫したが、今季はまだ連敗がなく、7勝1分1敗と強さをみせているホームで巻き返しを期しているだろう。
カターレは前回の対戦で快勝したがすでに過去のもの。三浦泰年監督は「(選手層が厚い)長野はどんな戦いでもできるメンバーがそろっており、固定観念を持たずに臨むべき。やはりカギになるのは、『自分たちがどうであるか』ということ」と話している。
※Jリーグ公式サイト見どころ 長野×富山
長野はこのゲームを「1万人チャレンジデー」と位置づけ、南長野運動公園総合球技場でのクラブ過去最多入場者数で選手を後押しする構え。だが、富山からも熱意ある多くのサポーターが乗り込む。総力を挙げて敵地で勝点3をもぎとりたい。
アウェイではあるがピッチと観客席が近い球技専用スタジアムでの開催。MF三上陽輔は「雰囲気がよく、自然とモチベーションも上がる」と言う。サッカー選手としての素直な気持ちだろう。そして敵の長野は自分たちよりも上位にいる。三浦泰年監督は「思い切ってやるだけ。油断は生まれるはずもない」と話す。過度の重圧を感じずに自らのサッカーに集中できるシチュエーションが整っている。
前節も鹿児島を下したように、自身より上位チームとの対戦で5勝2分1敗と強いのは地力があるから。自信をもってボールをつなぐスタイルを貫き勝利を目指す。
選手たちが勝負のポイントに挙げるのが、セカンドボールの争奪戦。長野が身長190㎝の渡辺亮太や同182㎝の塩沢勝吾といった長身FWにロングボールを集めてくることが予想されるためだ。ボールの出どころにプレッシャーをかけ、空中戦でしっかり競って狙い通りのプレーをさせないのはもちろんのこと。そのこぼれ球を拾うハードワークを覚悟している。ワントップを起点にしてツーシャドウの佐藤悠希や勝又慶典らが絡む攻めはシンプルだが力強い。前節のようにセカンドボールを巡る争いで踏ん張り、その威力を削がなければならない。
長野は総得点18の7割以上をDF松原優吉のロングスローを含めたセットプレーで挙げている。一方で前節の鳥取戦はセットプレーから2失点して0-2で敗れた。前回対戦した5月8日の第8節でもカターレがCKからDF吉井直人が先制点を決めて2-0の勝利につなげている。割り切って守備には人数をかける長野から得点を奪うのは容易ではない。両チームともセットプレーの攻防を重視しているだろう。
リーグ戦も残り数試合で3分の2を消化する。お互いのストロングポイントはほぼ把握しているはずで、そのうえで敵を上回れるかどうか。特長を出し合った好ファイトに期待しよう。
長野は夏の補強でC大阪から獲得した37歳の元日本代表MF橋本英郎が前節から先発出場。7月に入ってスイス代表歴のある32歳のGKジョニー・レオーニが4試合連続して先発している。27日にもブラジル3部のクラブからFWコンハードを獲得したことが発表された。初のJ2昇格に向けての強い意欲が伝わってくる。前節に7試合ぶりの黒星を喫したが、今季はまだ連敗がなく、7勝1分1敗と強さをみせているホームで巻き返しを期しているだろう。
カターレは前回の対戦で快勝したがすでに過去のもの。三浦泰年監督は「(選手層が厚い)長野はどんな戦いでもできるメンバーがそろっており、固定観念を持たずに臨むべき。やはりカギになるのは、『自分たちがどうであるか』ということ」と話している。
※Jリーグ公式サイト見どころ 長野×富山
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