【第15節vs藤枝プレビュー】なるか4連勝。パスサッカーを静岡で披露せよ
- 2016/07/01
- 18:45
Jリーグ入会後クラブ初となる4連勝がかかる一戦だ。2009年(2回)、12年、15年と過去に4回挑んだが果たせていない。しかし、心技体とも充実一途の今なら達成の可能性は十分にある。
J3は首位から勝点2差で5クラブがひしめく混戦状態で前半の最終節を迎えた。前節に続き勝てば他クラブの勝敗次第で首位への浮上もあり得る。しかし、三浦泰年監督は「まだ順位を気にする時期ではない。自分たちのサッカーを追求することに集中するべき」と話す。その言葉通りにチームは今週も普段通りに滔々とたゆみなくトレーニングを重ねた印象だ。
当然メニューは変わる。今週はゴール前へのスルーパスやクロスからのシュート、ビルドアップからの崩しの確認など攻撃の練習に多くの時間が割かれた。30日のボールポゼッションのトレーニングは難易度を上げるためフィールドに人形を配置して行っている。変わらないと感じるのは、取り組む姿勢であり、集中力や緊張感といったものだ。
DF平出涼は「現状に満足せず、一つひとつを高めていきたい。そういう空気がつくれたならチームはもう1つ上のランクに行ける」と考えている。このような意識がチームにすっかり浸透しているのだろう。三浦監督は「相手に左右されず同じようにしっかり準備することが大切だという考えが選手たちと共有できている。もうわたしから言う必要がないぐらいに。それでも忘れないように口にするようにはしているが彼らを信頼している。こうやって積み重ねていけばもっと上のカテゴリーでプレーできる選手がこのチームには何人もいる」と語った。日々のトレーニングが勝利と成長のためのルーティンとなり、さらに組織と個々が伸びていくという好循環が生まれつつある。おのずと結果はついてくるはずだ。
藤枝は10位だがすでに5勝を挙げ、上位をうかがっている。前節・鹿児島戦(●0-1)の先発メンバーはうち8人が新加入。町田から移籍して5得点を挙げているFW遠藤敬佑、昨季はJ2群馬で18試合に出場したDF久富良輔、琉球でともに主力だったDFの前田晃一と浅田大樹ら実力と経験を兼ね備えた選手が加わり、地力強化が著しい。総得点16はカターレと並んでいる。
藤枝と2010年に合併した静岡FC(2001年創設)でカターレの三浦監督はテクニカルアドバイザーを務めていた。郷里の静岡で縁のある相手との初対戦になる。「藤枝はボールを大事にしながら良い攻撃をするし、ゴール前でのアイデアも感じる。つけ入るすきを与えずに対応しなければいけない。しっかりした目でサッカーを見る人が多い地域であり、選手たちには自分たちのサッカーを思い切りやってほしい。富山の代表として、しっかりした気持ちで、しっかりしたサッカーをやる」と話している。
J3は首位から勝点2差で5クラブがひしめく混戦状態で前半の最終節を迎えた。前節に続き勝てば他クラブの勝敗次第で首位への浮上もあり得る。しかし、三浦泰年監督は「まだ順位を気にする時期ではない。自分たちのサッカーを追求することに集中するべき」と話す。その言葉通りにチームは今週も普段通りに滔々とたゆみなくトレーニングを重ねた印象だ。
当然メニューは変わる。今週はゴール前へのスルーパスやクロスからのシュート、ビルドアップからの崩しの確認など攻撃の練習に多くの時間が割かれた。30日のボールポゼッションのトレーニングは難易度を上げるためフィールドに人形を配置して行っている。変わらないと感じるのは、取り組む姿勢であり、集中力や緊張感といったものだ。
DF平出涼は「現状に満足せず、一つひとつを高めていきたい。そういう空気がつくれたならチームはもう1つ上のランクに行ける」と考えている。このような意識がチームにすっかり浸透しているのだろう。三浦監督は「相手に左右されず同じようにしっかり準備することが大切だという考えが選手たちと共有できている。もうわたしから言う必要がないぐらいに。それでも忘れないように口にするようにはしているが彼らを信頼している。こうやって積み重ねていけばもっと上のカテゴリーでプレーできる選手がこのチームには何人もいる」と語った。日々のトレーニングが勝利と成長のためのルーティンとなり、さらに組織と個々が伸びていくという好循環が生まれつつある。おのずと結果はついてくるはずだ。
藤枝は10位だがすでに5勝を挙げ、上位をうかがっている。前節・鹿児島戦(●0-1)の先発メンバーはうち8人が新加入。町田から移籍して5得点を挙げているFW遠藤敬佑、昨季はJ2群馬で18試合に出場したDF久富良輔、琉球でともに主力だったDFの前田晃一と浅田大樹ら実力と経験を兼ね備えた選手が加わり、地力強化が著しい。総得点16はカターレと並んでいる。
藤枝と2010年に合併した静岡FC(2001年創設)でカターレの三浦監督はテクニカルアドバイザーを務めていた。郷里の静岡で縁のある相手との初対戦になる。「藤枝はボールを大事にしながら良い攻撃をするし、ゴール前でのアイデアも感じる。つけ入るすきを与えずに対応しなければいけない。しっかりした目でサッカーを見る人が多い地域であり、選手たちには自分たちのサッカーを思い切りやってほしい。富山の代表として、しっかりした気持ちで、しっかりしたサッカーをやる」と話している。
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