【第12節vsC大阪U-23プレビュー】中盤戦へ弾みをつけたい
- 2016/06/10
- 23:21
2週間ぶりのリーグ戦で4試合ぶりの勝利を目指す。首位を狙った第9節の秋田戦で今季初黒星を喫してから勝ちがなく、暫定8位まで後退した。しかし未勝利の3試合も内容は互角以上で、チーム状態は落ちていない。今度こそ勝ち切る強さを示したい。
先月29日の前節・盛岡戦では今季初めて[3-4-3]のフォーメーションで臨んだ。三浦泰年監督は「練習の時ほどうまくはいかなかったがナイストライと言える内容だった。緊迫した実戦でやってみなければ分からないものがあり、チームやJ3というリーグを再認識する機会にもなった」と前向きに捉えている。
今回は累積警告でMF窪田良が出場停止。開幕から10試合すべてフル出場してきた彼の不在は懸念材料だが、監督はこれも好機だと考えている。「例えばJ2の清水は大前君がけがをして点を取る他の方法を考えなければならなくなった。窪田がいないからこそトライできることがある。選手たちがどうプレーしてくれるか楽しみだ」と話していた。
6日の長野との練習試合は主力組が対戦した2試合目を4-2で勝利。終了間際、前節に自身プロ初ゴールを挙げたDF平出涼がCKからヘディングシュートを決めて勝ち越した。サブ組同士の1試合目も「しっかりしたサッカーができていた。チームにとって良い材料だ」と監督。このようにチームづくりに手ごたえがあるから、先を見据えたトライにも踏み切れるのだろう。行き当たりばったりではない積み重ねが残り20試合に生きてくるはずだ。
C大阪U-23は前々節に大分を2-1で下して7試合ぶりの勝利を挙げた。前節の栃木戦は0-1で敗れたが、数多くチャンスをつくっており調子を上げているようだ。
ホームで3勝2分、アウェイは1分5敗と明暗がはっきり分かれている。オーバーエイジ枠の使い方をはじめ、セカンドチームならではのメンバーのやり繰りの難しさも影響しているのだろう。右太ももの大けがから復帰したDF藤本康太がオーバーエイジで最近2試合に先発しているが、8日のJ2第17節・長崎戦にベンチ入りしていた。この試合ではJ3の全試合に先発している22歳のボランチ木本恭生が途中出場してアディショナルタイムに決勝点を挙げている。この2人をはじめ、カターレ戦と同日に岐阜とアウェイで対戦するトップチームとの兼ね合いでメンバー変更がありそうだ。
チームトップ3得点の19歳FW米澤令衣が昨季は秋田で、オーバーエイジ枠でセンターバックを務めるDF小谷祐喜が同じく相模原で経験を積んでいる。独ドルトムントへのレンタル移籍から戻った20歳のMF丸岡満、U-19日本代表のFW岸本武流、中盤の底からボールを散らす19歳MF阪本将基はC大阪U-18から昇格した俊英だ。個々の能力の高さは言うまでもなく、勝った大分戦では少ないチャンスをきっちり得点に結びつけている。
先月29日の前節・盛岡戦では今季初めて[3-4-3]のフォーメーションで臨んだ。三浦泰年監督は「練習の時ほどうまくはいかなかったがナイストライと言える内容だった。緊迫した実戦でやってみなければ分からないものがあり、チームやJ3というリーグを再認識する機会にもなった」と前向きに捉えている。
今回は累積警告でMF窪田良が出場停止。開幕から10試合すべてフル出場してきた彼の不在は懸念材料だが、監督はこれも好機だと考えている。「例えばJ2の清水は大前君がけがをして点を取る他の方法を考えなければならなくなった。窪田がいないからこそトライできることがある。選手たちがどうプレーしてくれるか楽しみだ」と話していた。
6日の長野との練習試合は主力組が対戦した2試合目を4-2で勝利。終了間際、前節に自身プロ初ゴールを挙げたDF平出涼がCKからヘディングシュートを決めて勝ち越した。サブ組同士の1試合目も「しっかりしたサッカーができていた。チームにとって良い材料だ」と監督。このようにチームづくりに手ごたえがあるから、先を見据えたトライにも踏み切れるのだろう。行き当たりばったりではない積み重ねが残り20試合に生きてくるはずだ。
C大阪U-23は前々節に大分を2-1で下して7試合ぶりの勝利を挙げた。前節の栃木戦は0-1で敗れたが、数多くチャンスをつくっており調子を上げているようだ。
ホームで3勝2分、アウェイは1分5敗と明暗がはっきり分かれている。オーバーエイジ枠の使い方をはじめ、セカンドチームならではのメンバーのやり繰りの難しさも影響しているのだろう。右太ももの大けがから復帰したDF藤本康太がオーバーエイジで最近2試合に先発しているが、8日のJ2第17節・長崎戦にベンチ入りしていた。この試合ではJ3の全試合に先発している22歳のボランチ木本恭生が途中出場してアディショナルタイムに決勝点を挙げている。この2人をはじめ、カターレ戦と同日に岐阜とアウェイで対戦するトップチームとの兼ね合いでメンバー変更がありそうだ。
チームトップ3得点の19歳FW米澤令衣が昨季は秋田で、オーバーエイジ枠でセンターバックを務めるDF小谷祐喜が同じく相模原で経験を積んでいる。独ドルトムントへのレンタル移籍から戻った20歳のMF丸岡満、U-19日本代表のFW岸本武流、中盤の底からボールを散らす19歳MF阪本将基はC大阪U-18から昇格した俊英だ。個々の能力の高さは言うまでもなく、勝った大分戦では少ないチャンスをきっちり得点に結びつけている。
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