第11節 盛岡×富山 富山・三浦泰年監督の会見コメント

2016年05月29日19:06  未分類

★質疑内容を追加しました
●富山・三浦泰年監督
 より攻撃的に、より強固な守備になればよいと思っていた。継続していくことももちろん大事だが、新しい進化を視野に入れながら(フォーメーションの変更など新しいことにトライした)。選手は90分間最後まであきらめず、Jリーグのいう笛の鳴るまで最後まであきらめず、目を離さず、体を張った。そういうことをやった結果がこういうかたちになった。
 戦った彼らにふさわしいポイントの勝点かといえば少し違うかなとは思うが、次の試合まで2週間ある。もう一度、どうすればこのリーグを戦い抜き目標に到達することができるのか、そして選手が成長できるのかを視野に入れながらトライしていきたい。

Q:先制点は挙げたが前半から盛岡の攻撃に押され気味だったのでは。
 非常にうまくあいだをとっていた。17番の梅内選手や牛之濵選手がうまく中間の場所をとって、こちらがよい位置で奪って攻撃的にいきたいと食いついたところを使われた。テンポよく裏も狙われた。中央突破はスーパーなプレーがないとゴールネットを揺らすまではなかなか至らない。良いリズムで攻撃しているが、得点に直結する怖さとは違うのかなとみていた。相手が良さを出してくるなら、こちらも売られた喧嘩は買うというテンションにするべきかなとも考えていた。
 やられたら意味がないのでポジションニングを修正してケアをしながら進めていたら先に得点できた。
 ハーフタイムに伝えたのはこの1点で終わってはいけないこと、また無失点で終われば勝点3になること。映像を見て確認しなければならないが、2、3点目を取りにいくサッカーというよりも、無失点を優先するようなサッカー、ポジショニングになっていたのかなと思う。こちらは攻撃と守備のふたつのことを伝えたのだから、選手の感じ方のなかでそっちが優先されていたのかなと思う。
失点する前に2点目を取りにいく布陣を用意していた矢先に同点になり、最後は後手気味だったかなと思う。それでも彼らがリスクを冒し、勝点がゼロでも1でも(3が取れなかったら)同じだという発想で点を取りにいった姿勢は評価できる。

Q:センターバックの平出選手が攻め上がって得点したことに驚いた。
 今週トレーニングして、スリーバックにした意図はその3枚が攻撃参加すること。無得点が2試合続いていたので、こじ開けるには上がってこないだろうなという選手が上がるシステムにした。両サイドの代、吉井の攻め上がりを考えていたが、まさか真ん中の平出が、というのはあった。監督さえも欺くようなカウンターをセンターバックが、それもきれいな点だった。
 自分たちが課せられているのはそういうところだけではなく、勝点を重ねての(昇格という)目標達成があり、そこからまわりは発言する世界。そうやって記者の方に質問されると、サッカーの話ができてうれしい。こういう試合だとネガティブな話ばかりになり気分の悪い記者会見になりがち。しかし、前半の盛岡のテンポ、狭いとこをあのようなリズムで割っていくサッカーというのは、得点にはならなかったけれど、J3リーグの魅力としてもっと発信していくことも必要だと思う。

 インターネットで試合の結果を知り、1-1の引き分けで富山は調子が悪いのかなと思う人がいるかもしれない。しかし、進化しようとして新しいことにトライした試合にはできた。今度はまわりの期待に応えるような、勝ち味がでてくるようなサッカーも視野に入れながら追求していきたい。盛岡のサッカーから学ぶこともあった。J3リーグの環境も含めてどう指揮を執っていくべきか考えさせられる試合だった。
 選手は少し落ち込むかなと思うが、うまくコミュニケーションをとって次につなげていけたらなと思う。




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