【第8節vs長野プレビュー】隣県ライバルの堅守を崩せ
- 2016/05/06
- 22:36
約1カ月ぶり、そして大型連休中で唯一のホームゲームに隣県のライバル・長野を迎える。4位のカターレは前節の大分戦を好内容で制して開幕から6戦負けなし(3勝3分)を継続中。長野も最近6試合負けなし(4勝2分)で2位につけており、昇格を争う上位対決としても注目が集まる。アウェイからも多くのサポーターが駆けつけるはずだ。Jリーグ女子マネジャーのタレント・佐藤美希さんも来場する。熱気を帯びたホームスタジアムで勝利を収め、上位進出へ弾みをつけたい。
前節の大分戦は後半16分にDF三上陽輔の2試合連続ゴールでリードを奪い1-0で押し切った。前々節の琉球戦をはじめ最近の試合では先制後に相手の猛攻にさらされるケースが続いていたが、大分戦では球際での強さや運動量で上回り最後まで主導権を渡さなかった。同様の好パフォーマンスを今度は地元で披露したい。
チームの調子が上向いていることは今週のトレーニングからも伝わってきた。全体練習に復帰したMF衛藤裕も「みんなが自信をもってプレーしている」と感じたそうだ。6日に実施した9対9のミニゲームではボールがよく動き、後方から前線に飛び出す積極的なアクションが多く見られた。好結果によって自信が深まり、さらにプレーが良化するという循環が生まれつつあるのかもしれない。連休中に多くのサポーターが練習見学に訪れたことも選手の心の張りにつながったはずだ。
対する長野は新任の三浦文丈監督のもと、J2クラブで主力級の活躍をしてきたFW荒田智之やMF東浩史、DF阪田章裕らを加えてリーグ屈指の戦力を整えた。3月21日にカターレと練習試合を行った控え組にもFW勝又慶典ら実力者が並び、三浦泰年監督もその選手層の厚さに驚いていた。監督は「(長野は)昇格するために準備してきたチーム。しかし、リスペクトし過ぎてはいけない。こういう相手と対戦する時ほどアクティブに、思い切って戦わなければいけない」と話した。
長野は守りが固く、今季の7試合でリーグ最少の2失点しかしていない。三浦文丈監督は昨季、堅守でJ1昇格を果たした福岡で井原正巳監督のもとコーチを務めており、当時の経験をチームづくりに生かしているだろう。一方、攻撃ではセットプレーを得点源にしている。特に2012年までカターレに在籍したDF松原優吉のロングスローは対戦相手にとって脅威だ。失点せず堅実に試合を進めることができ、一発のあるセットプレーという武器を備える長野は前節の大分以上に難敵である可能性が高い。
攻撃サッカーを看板に掲げるカターレが、長野から得点を奪えるかどうかが最大の焦点になる。2試合連続して自身のクロスが得点につながっているDF國吉貴博は「全体のパス回しが良くなり、自分が良い状態でボールを受けられている。攻撃は自信をもってやれている」と手ごたえを口にする。FW萱沼優聖は「前節は前線が良い距離感でプレーできていた。(長野戦に向けて)良いイメージを描きながら準備ができている。1点と言わず2点取る気持ちで挑みたい」と意欲をみせている。
前節の大分戦は後半16分にDF三上陽輔の2試合連続ゴールでリードを奪い1-0で押し切った。前々節の琉球戦をはじめ最近の試合では先制後に相手の猛攻にさらされるケースが続いていたが、大分戦では球際での強さや運動量で上回り最後まで主導権を渡さなかった。同様の好パフォーマンスを今度は地元で披露したい。
チームの調子が上向いていることは今週のトレーニングからも伝わってきた。全体練習に復帰したMF衛藤裕も「みんなが自信をもってプレーしている」と感じたそうだ。6日に実施した9対9のミニゲームではボールがよく動き、後方から前線に飛び出す積極的なアクションが多く見られた。好結果によって自信が深まり、さらにプレーが良化するという循環が生まれつつあるのかもしれない。連休中に多くのサポーターが練習見学に訪れたことも選手の心の張りにつながったはずだ。
対する長野は新任の三浦文丈監督のもと、J2クラブで主力級の活躍をしてきたFW荒田智之やMF東浩史、DF阪田章裕らを加えてリーグ屈指の戦力を整えた。3月21日にカターレと練習試合を行った控え組にもFW勝又慶典ら実力者が並び、三浦泰年監督もその選手層の厚さに驚いていた。監督は「(長野は)昇格するために準備してきたチーム。しかし、リスペクトし過ぎてはいけない。こういう相手と対戦する時ほどアクティブに、思い切って戦わなければいけない」と話した。
長野は守りが固く、今季の7試合でリーグ最少の2失点しかしていない。三浦文丈監督は昨季、堅守でJ1昇格を果たした福岡で井原正巳監督のもとコーチを務めており、当時の経験をチームづくりに生かしているだろう。一方、攻撃ではセットプレーを得点源にしている。特に2012年までカターレに在籍したDF松原優吉のロングスローは対戦相手にとって脅威だ。失点せず堅実に試合を進めることができ、一発のあるセットプレーという武器を備える長野は前節の大分以上に難敵である可能性が高い。
攻撃サッカーを看板に掲げるカターレが、長野から得点を奪えるかどうかが最大の焦点になる。2試合連続して自身のクロスが得点につながっているDF國吉貴博は「全体のパス回しが良くなり、自分が良い状態でボールを受けられている。攻撃は自信をもってやれている」と手ごたえを口にする。FW萱沼優聖は「前節は前線が良い距離感でプレーできていた。(長野戦に向けて)良いイメージを描きながら準備ができている。1点と言わず2点取る気持ちで挑みたい」と意欲をみせている。
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