【第7節vs大分プレビュー】アウェイに乗り込み大一番
- 2016/04/30
- 01:11
昇格争うライバルの中でも最も手ごわいと思われる大分との第1ラウンド。ごまかしの利かない強敵との戦いで、現時点での実力が明らかになる。
J2での過去の対戦成績はカターレの2勝2分4敗。2勝はいずれも2011年に挙げている。前節はカターレ、大分のどちらも2-2の引き分けで、いずれも先制点を奪いながらも逆転を許して追い付く展開だった。「負けていないことをプラスに捉えるには、引き分けの次の試合が大事になる」(三浦泰年監督)。勝てば中盤戦の戦いに弾みがつく。両チームの今後を占う意味でも注目の一戦だ。
2週間前に発生した熊本地震では大分県内でも湯布院で知られる由布市を中心に被害がでた。29日にも同県内で震度5強を観測するなど地震活動は今なお活発で、不安を感じながら暮らしている人も多いだろう。
大分トリニータは17日の第5節・福島戦が中止となり、今回が震災以来初のホームゲームとなる。前節のG大阪U-23戦で同点ゴールを決めたFW後藤優介は試合後、「夜は余震で揺れることが多かったので、不安で眠れないこともあり苦しかったが、被災者の方々に元気を届けようという思いで試合に臨んだ。勝利を諦めずに最後まで走った。みんなもそういう意識でいたと思う。試合前に監督からも『震災には遭ったが、こうして試合ができる。こんなときこそ自分たちがやらないと。中途半端なプレーは許されないぞ』と言われていた」(Jリーグ公式サイトより)とコメントしている。選手たちは今節、地元に明るい話題を提供しようと奮い立っているはずだ。カターレは覚悟をもって立ち向かわなければならない。お互いの好ファイトで、Jリーグのある日常の素晴らしさを発信してほしい。
三浦監督は「(大分は)ユースから日本を代表するような素晴らしい選手を数多く輩出しており、(人材の)宝庫ともいえるクラブ。今も若い選手たちがJ3でチャンスをもらい羽ばたこうとしている。J2から降格してきたチームだが、リスペクトし過ぎてはいけない。名前とではなく、フットボールでしっかり戦う」と話す。
昇格候補との直接対決への意識を問うと、「シーズンが終盤に差し掛かった時に大分がライバルだと言えるようになりたいね」。そうやってチームづくりはまだ途上であると前置きしたうえで、「実際にわたしたちよりも上位のチームがいる。そして、大分よりも下位の我々はアウェイであってもポイントを取りにいかなければならない」と意欲を示した。
DF代健司は「大分にはJ1経験のある選手もおり、相手にとって不足はない。倒して自分たちがのし上がっていきたい」と話した。
大分は開幕から長野、鹿児島、鳥取を下して3連勝。その後、琉球に0-1で敗れて前節はG大阪U-23と2-2で引き分けた。21歳のボランチ松本昌也、攻撃の中心であるMF松本怜ら8人が全試合に先発している。ダニエル、鈴木義宜のセンターバックコンビの強さと高さは超J3級で、カターレの苔口卓也らアタッカー陣との勝負が見どころのひとつになる。FW萱沼優聖は「強いCBに対して、自分のプレーがどれだけ通じるか楽しみにしている。先制点を奪って自分たちのペースに持ち込みたい」と話した。
※Jリーグ公式サイト 大分×富山 見どころ
J2での過去の対戦成績はカターレの2勝2分4敗。2勝はいずれも2011年に挙げている。前節はカターレ、大分のどちらも2-2の引き分けで、いずれも先制点を奪いながらも逆転を許して追い付く展開だった。「負けていないことをプラスに捉えるには、引き分けの次の試合が大事になる」(三浦泰年監督)。勝てば中盤戦の戦いに弾みがつく。両チームの今後を占う意味でも注目の一戦だ。
2週間前に発生した熊本地震では大分県内でも湯布院で知られる由布市を中心に被害がでた。29日にも同県内で震度5強を観測するなど地震活動は今なお活発で、不安を感じながら暮らしている人も多いだろう。
大分トリニータは17日の第5節・福島戦が中止となり、今回が震災以来初のホームゲームとなる。前節のG大阪U-23戦で同点ゴールを決めたFW後藤優介は試合後、「夜は余震で揺れることが多かったので、不安で眠れないこともあり苦しかったが、被災者の方々に元気を届けようという思いで試合に臨んだ。勝利を諦めずに最後まで走った。みんなもそういう意識でいたと思う。試合前に監督からも『震災には遭ったが、こうして試合ができる。こんなときこそ自分たちがやらないと。中途半端なプレーは許されないぞ』と言われていた」(Jリーグ公式サイトより)とコメントしている。選手たちは今節、地元に明るい話題を提供しようと奮い立っているはずだ。カターレは覚悟をもって立ち向かわなければならない。お互いの好ファイトで、Jリーグのある日常の素晴らしさを発信してほしい。
三浦監督は「(大分は)ユースから日本を代表するような素晴らしい選手を数多く輩出しており、(人材の)宝庫ともいえるクラブ。今も若い選手たちがJ3でチャンスをもらい羽ばたこうとしている。J2から降格してきたチームだが、リスペクトし過ぎてはいけない。名前とではなく、フットボールでしっかり戦う」と話す。
昇格候補との直接対決への意識を問うと、「シーズンが終盤に差し掛かった時に大分がライバルだと言えるようになりたいね」。そうやってチームづくりはまだ途上であると前置きしたうえで、「実際にわたしたちよりも上位のチームがいる。そして、大分よりも下位の我々はアウェイであってもポイントを取りにいかなければならない」と意欲を示した。
DF代健司は「大分にはJ1経験のある選手もおり、相手にとって不足はない。倒して自分たちがのし上がっていきたい」と話した。
大分は開幕から長野、鹿児島、鳥取を下して3連勝。その後、琉球に0-1で敗れて前節はG大阪U-23と2-2で引き分けた。21歳のボランチ松本昌也、攻撃の中心であるMF松本怜ら8人が全試合に先発している。ダニエル、鈴木義宜のセンターバックコンビの強さと高さは超J3級で、カターレの苔口卓也らアタッカー陣との勝負が見どころのひとつになる。FW萱沼優聖は「強いCBに対して、自分のプレーがどれだけ通じるか楽しみにしている。先制点を奪って自分たちのペースに持ち込みたい」と話した。
※Jリーグ公式サイト 大分×富山 見どころ
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