【第6節vs琉球プレビュー】首位とのアウェイ決戦。難関を突破せよ
- 2016/04/22
- 21:28
前節が強風で中止になり、仕切り直しの一戦で首位の琉球とぶつかる。次節以降も大分、長野、秋田、栃木といった上位争いのライバルとの対戦が続く。ここからが本番だ。
中止になった前節・鳥取戦の翌18日は当初から組まれていたJ2金沢との練習試合が行われた。金沢も前日のホームゲームが中止になったため、ともに調整ゲームの位置付けで主力組同士が30分×2本、控え組同士が45分×2本を実施。結果はカターレが1-0(1-0、0-0)、3-1(3-1、0-0)でいずれも快勝した。
練習試合とはいえ、格上からの白星はチーム状態が上向いている証しと捉えてよいだろう。DF國吉貴博のミドルシュートが鮮やかに決まったこの日の1点目、DF西室隆規のCKにDF進藤誠司が勢いよく頭から飛び込んで決めた同2点目をはじめ、思い切りの良いプレーが好結果につながっている。沖縄の地でも積極的なチャレンジをみせてほしい。
三浦泰年監督は「練習できないのが本番というもの。しかし、金沢のような格上と対戦できると選手のモチベーションも自然と上がり、本番(に近いシチュエーション)が体験できる。勝とうが負けようが我々にとってはプラスしかない」と言う。そのうえで、「(リーグ戦で先発していない選手が中心の)セカンドチームがしっかりできることを示してくれたのが良かった。普段からしっかり取り組んでいる成果だと思う」。チーム力の底上げという面でも手ごたえを感じているようだった。
現在4勝1敗で首位に立つ琉球は「乗っている。思い切りがよく、アグレッシブで攻撃的だ。(カターレは)メンタル、コンディションともにしっかり準備して臨まなければいけない」(三浦監督)。
琉球はカターレが昨季一度も勝てなかった3クラブの1つ(他は町田と相模原)。対戦成績は2分1敗だった。3年間率いた薩川了洋監督が退任し、選手の顔ぶれも大きく変わっているが、新任の金鐘成監督のもとチームづくりが順調に進んでいるようだ。観客を引き付ける攻撃的なパスサッカーを目標に掲げ、ここまでの総得点9はリーグトップ。総失点が6(リーグ13位)でやや多めだが、それを上回る得点力で勝利を先行させている。第4節で全勝だった大分に1-0で土をつけ、前節は盛岡を3-2で制して2連勝中だ。
前節の先発のうち新加入は21歳のMFレオナルド、20歳のFWパブロのブラジル人コンビを含め6人。昨季から在籍するMF田中恵太、MF富所悠が柱となってチームを支えている。
FW苔口卓也は「琉球には勢いを感じる。どんどん前から奪いにくるようなので、(うまく交わして)自分たちのパワーに変えられたらよい」と話す。前掛かりになった敵の裏を突くイメージを描いているのだろう。GK永井堅梧は「相手は首位だがまだ開幕したばかり。最終的に自分たちが首位に立てるように目の前の試合をしっかり勝っていきたい。うちも若いチームなのでこれからもっと勢いに乗っていけるはず」と話した。
カターレにとって気掛かりなのがアウェイの気候だが、22日17時の時点で試合当日24日の最高気温は27度と予想されている。筆者は22日の17時ごろ現地に入ったが夏を思わせる高温多湿で、宿舎ですぐに半袖短パンに着替えた。季節外れの30度超えの猛暑に見舞われた昨年5月17日の第12節(△0-0)ほど過酷な条件にはならないだろうが、乗り越えなければならないもうひとつの難敵になる。
中止になった前節・鳥取戦の翌18日は当初から組まれていたJ2金沢との練習試合が行われた。金沢も前日のホームゲームが中止になったため、ともに調整ゲームの位置付けで主力組同士が30分×2本、控え組同士が45分×2本を実施。結果はカターレが1-0(1-0、0-0)、3-1(3-1、0-0)でいずれも快勝した。
練習試合とはいえ、格上からの白星はチーム状態が上向いている証しと捉えてよいだろう。DF國吉貴博のミドルシュートが鮮やかに決まったこの日の1点目、DF西室隆規のCKにDF進藤誠司が勢いよく頭から飛び込んで決めた同2点目をはじめ、思い切りの良いプレーが好結果につながっている。沖縄の地でも積極的なチャレンジをみせてほしい。
三浦泰年監督は「練習できないのが本番というもの。しかし、金沢のような格上と対戦できると選手のモチベーションも自然と上がり、本番(に近いシチュエーション)が体験できる。勝とうが負けようが我々にとってはプラスしかない」と言う。そのうえで、「(リーグ戦で先発していない選手が中心の)セカンドチームがしっかりできることを示してくれたのが良かった。普段からしっかり取り組んでいる成果だと思う」。チーム力の底上げという面でも手ごたえを感じているようだった。
現在4勝1敗で首位に立つ琉球は「乗っている。思い切りがよく、アグレッシブで攻撃的だ。(カターレは)メンタル、コンディションともにしっかり準備して臨まなければいけない」(三浦監督)。
琉球はカターレが昨季一度も勝てなかった3クラブの1つ(他は町田と相模原)。対戦成績は2分1敗だった。3年間率いた薩川了洋監督が退任し、選手の顔ぶれも大きく変わっているが、新任の金鐘成監督のもとチームづくりが順調に進んでいるようだ。観客を引き付ける攻撃的なパスサッカーを目標に掲げ、ここまでの総得点9はリーグトップ。総失点が6(リーグ13位)でやや多めだが、それを上回る得点力で勝利を先行させている。第4節で全勝だった大分に1-0で土をつけ、前節は盛岡を3-2で制して2連勝中だ。
前節の先発のうち新加入は21歳のMFレオナルド、20歳のFWパブロのブラジル人コンビを含め6人。昨季から在籍するMF田中恵太、MF富所悠が柱となってチームを支えている。
FW苔口卓也は「琉球には勢いを感じる。どんどん前から奪いにくるようなので、(うまく交わして)自分たちのパワーに変えられたらよい」と話す。前掛かりになった敵の裏を突くイメージを描いているのだろう。GK永井堅梧は「相手は首位だがまだ開幕したばかり。最終的に自分たちが首位に立てるように目の前の試合をしっかり勝っていきたい。うちも若いチームなのでこれからもっと勢いに乗っていけるはず」と話した。
カターレにとって気掛かりなのがアウェイの気候だが、22日17時の時点で試合当日24日の最高気温は27度と予想されている。筆者は22日の17時ごろ現地に入ったが夏を思わせる高温多湿で、宿舎ですぐに半袖短パンに着替えた。季節外れの30度超えの猛暑に見舞われた昨年5月17日の第12節(△0-0)ほど過酷な条件にはならないだろうが、乗り越えなければならないもうひとつの難敵になる。
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