【第5節vs鳥取プレビュー】気合い高まるライバルを返り討ちにできるか
- 2016/04/15
- 19:38
3連勝を目指し、昇格争いのライバルのひとつと目される鳥取と対戦する。鳥取は今季まだ勝利がなく、必死に挑んでくるだろう。2連勝した力が本物かどうか試される戦いだ。
鳥取は前節、0-1で鹿児島に敗れた。ホームゲームだったにもかかわらず積極性を欠き、内容にも乏しかったようだ。スカパーの番組「J3ハイライト」は柱谷哲二監督が「戦わなければプロの世界は試合にならない。ここはアマチュアじゃない」と机を強く叩いて選手のふがいなさを悔しがる様子を伝えていた。そして、「まずは戦わなければいけない。見ていてください。絶対にやりますから」と話していた。再起を目指す今回の対戦相手が現在無敗のカターレであることは彼らのモチベーションをさらに高めるだろう。起死回生の1勝を狙っているはずだ。
三浦泰年監督は「彼らにもプライドがある。気持ちの強さが戦術を上回る良さを生む可能性はある。気持ちで負けないのは(勝つための)前提になる」と受けて立つ構えだ。柱谷監督は三浦監督の1つ年上で同じ7月15日生まれ。「先輩であり同志だ」と三浦監督。「(チームの再建を期待される)同じような状況で監督を引き受けた。いずれにせよ大事な一戦になる」と話した。
カターレ側の備えは、静かに、理詰めで進められた印象だ。15日、試合会場で行われたフルコートの練習では味方と敵のポジショニング、ボールの位置を想定しながら攻撃の選択肢を確認した。「基本の動きと正しいポジショニングによって相手は嫌がるし、プレスもはがせる」と監督は選手に伝えていた。鳥取の激しいプレスを交わし、逆にチャンスをつくるイメージを描いているようだ。
鳥取はシーズンオフの動きが目立ったクラブのひとつ。横浜FCのFW黒津勝とDF中島崇典、札幌のMF前田俊介らJ2クラブの主力級を補強し、監督に柱谷氏を迎えた。J2復帰への意欲が感じられる。開幕から2分けの後2連敗しているが、戦力は上位クラス。まずは初勝利を挙げ、浮上へのきっかけにしたい。
FWフェルナンジーニョや黒津といった決定力のあるアタッカーがおり、カターレは先制点を許すと勢いづかせてしまう恐れがある。黒津はカターレ戦と相性が良く、川崎F時代に09年の天皇杯で先制点を決め、13年J2第20節の横浜FC戦でも決勝点を挙げている。今回はしっかりと封じたい。
MF窪田良は「フェルナンジーニョをはじめ個人で点を取れる選手がいるので注意がいる。難しい試合になるだろうが、相手の出方に応じて戦えたらよい。奪いにきたとしても自信をもってボールを動かしていきたい」と話した。

試合会場にて熊本の震災に対する義援金募金が行われます。
写真は2014年8月24日 J2第28節・富山×熊本にくまモンが来場した様子
鳥取は前節、0-1で鹿児島に敗れた。ホームゲームだったにもかかわらず積極性を欠き、内容にも乏しかったようだ。スカパーの番組「J3ハイライト」は柱谷哲二監督が「戦わなければプロの世界は試合にならない。ここはアマチュアじゃない」と机を強く叩いて選手のふがいなさを悔しがる様子を伝えていた。そして、「まずは戦わなければいけない。見ていてください。絶対にやりますから」と話していた。再起を目指す今回の対戦相手が現在無敗のカターレであることは彼らのモチベーションをさらに高めるだろう。起死回生の1勝を狙っているはずだ。
三浦泰年監督は「彼らにもプライドがある。気持ちの強さが戦術を上回る良さを生む可能性はある。気持ちで負けないのは(勝つための)前提になる」と受けて立つ構えだ。柱谷監督は三浦監督の1つ年上で同じ7月15日生まれ。「先輩であり同志だ」と三浦監督。「(チームの再建を期待される)同じような状況で監督を引き受けた。いずれにせよ大事な一戦になる」と話した。
カターレ側の備えは、静かに、理詰めで進められた印象だ。15日、試合会場で行われたフルコートの練習では味方と敵のポジショニング、ボールの位置を想定しながら攻撃の選択肢を確認した。「基本の動きと正しいポジショニングによって相手は嫌がるし、プレスもはがせる」と監督は選手に伝えていた。鳥取の激しいプレスを交わし、逆にチャンスをつくるイメージを描いているようだ。
鳥取はシーズンオフの動きが目立ったクラブのひとつ。横浜FCのFW黒津勝とDF中島崇典、札幌のMF前田俊介らJ2クラブの主力級を補強し、監督に柱谷氏を迎えた。J2復帰への意欲が感じられる。開幕から2分けの後2連敗しているが、戦力は上位クラス。まずは初勝利を挙げ、浮上へのきっかけにしたい。
FWフェルナンジーニョや黒津といった決定力のあるアタッカーがおり、カターレは先制点を許すと勢いづかせてしまう恐れがある。黒津はカターレ戦と相性が良く、川崎F時代に09年の天皇杯で先制点を決め、13年J2第20節の横浜FC戦でも決勝点を挙げている。今回はしっかりと封じたい。
MF窪田良は「フェルナンジーニョをはじめ個人で点を取れる選手がいるので注意がいる。難しい試合になるだろうが、相手の出方に応じて戦えたらよい。奪いにきたとしても自信をもってボールを動かしていきたい」と話した。

試合会場にて熊本の震災に対する義援金募金が行われます。
写真は2014年8月24日 J2第28節・富山×熊本にくまモンが来場した様子
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