第4節 F東京U-23×富山 F東京U-23・安間貴義監督の会見コメント
- 2016/04/10
- 18:12
★質疑内容を追加しました
●F東京U-23・安間貴義監督
前節の秋田戦を終えての次の課題は、深くまで押し込んだうえで、最後のクロスを上げる、シュートを打つといったところのクオリティーを上げることだった。逃げずにトライしていけという課題を攻めでは与えていた。それに対し、林のヘディングシュートがあり、タスク(平岡)はバックパスで逃げずにドリブルからのクロスを90分足がつるまでしっかりとやってくれた。そういう姿勢が多く出ていたのはすごく良かったと思う。
ただし、ゼロ(無得点)で終わっているので、それを突き抜けるクオリティーも欲しい。できているものはできている、できていないものはできていないと伝え、FC東京のためになるように(彼らに)寄り添っていきたい。
守りについて、(富山には)苔口というスピードのある選手がおり、マコ(岡崎)やノザ(野澤)が、(前節はオーバーエイジで出場していた)吉本が不在の今回に個の力を持った選手に対しなければいけなかった。こういう選手だぞと映像で見せていたが、出足のワンプレーで付いていけずにやられてしまった。だが、試合が進むにつれ、そのスピードに対応して体をぶつけられるようになっていったので得たものは大きいと思う。そういう部分が多かったので、個人(の育成)にクローズアップしているチームとしては良いのだが、惰性でやってほしくはない。4連敗していることについてはしっかりと受け止めろ、という話はした。1-0になった後に連続失点しなかったのはOK。FKで失点する77分まではサイドや中央でボールを保持し、仕掛け続けてゲームをコントロールでき。連続失点した第2節よりもうまく対応できるようになっていると思う。
Q:富山の三浦監督が後半は布陣を変更して対応してきた。
平岡は逃げることなく個の力で仕掛けて何度も突破し、空いたところに柳が入ってきていた。(富山の布陣変更は)彼らのスピードについていく狙いもあったのではないか。相手に脅威を与えている証しであり、もっと決定的な仕事をして数字に残していくのが課題ではあるが、消極的になるよりも積極的にトライしているのがよいと思う。
Q:以前に長く監督を務めた富山とこのような意外なかたちで対戦することになった。どんな感想を持ったか。
一緒にやっている(やってきた)選手が、躍動していた。國吉と平岡がバチバチとやり合っている姿などを見るのは純粋に良いなと思う。お互いに、相手の良さを消すとかではなく、フットボールを今日はやれたと思う。そんな中で、うちの選手も富山の選手もすごく集中して良い顔をしていたので、その光景がうれしかった。もちろん勝ちたかったですが。
Q:試合後には富山の選手に握手を求められていたが、そういうのもサッカーの良さなのでしょうか。
(わたし自身は)与えられた場所と時間で常に全力投球し、今なら若い選手の可能性をとことん信じて突き進んでいる。FC東京という大きなクラブにいるからではなく、富山でも5年間そういうスタンスでやってきたからこそだと思っている。3-0で負けたし、早く戻りたかったのだけど、みんなに(つかまって)散々おなかを触られてしまった(笑い)。サッカーというか人間同士なので。
Q:富山に対する印象は。
フットボールをやり、選手がいい顔をしてやっているのがなによりもうれしい。かかわったチームなので成功してほしいし、当時感じた痛みは忘れていない。いつも応援しています。選手から電話をもらうこともあるが、そこはわきまえていて今週はかかってこなかった。できた選手たちだと思う(笑い)。
●F東京U-23・安間貴義監督
前節の秋田戦を終えての次の課題は、深くまで押し込んだうえで、最後のクロスを上げる、シュートを打つといったところのクオリティーを上げることだった。逃げずにトライしていけという課題を攻めでは与えていた。それに対し、林のヘディングシュートがあり、タスク(平岡)はバックパスで逃げずにドリブルからのクロスを90分足がつるまでしっかりとやってくれた。そういう姿勢が多く出ていたのはすごく良かったと思う。
ただし、ゼロ(無得点)で終わっているので、それを突き抜けるクオリティーも欲しい。できているものはできている、できていないものはできていないと伝え、FC東京のためになるように(彼らに)寄り添っていきたい。
守りについて、(富山には)苔口というスピードのある選手がおり、マコ(岡崎)やノザ(野澤)が、(前節はオーバーエイジで出場していた)吉本が不在の今回に個の力を持った選手に対しなければいけなかった。こういう選手だぞと映像で見せていたが、出足のワンプレーで付いていけずにやられてしまった。だが、試合が進むにつれ、そのスピードに対応して体をぶつけられるようになっていったので得たものは大きいと思う。そういう部分が多かったので、個人(の育成)にクローズアップしているチームとしては良いのだが、惰性でやってほしくはない。4連敗していることについてはしっかりと受け止めろ、という話はした。1-0になった後に連続失点しなかったのはOK。FKで失点する77分まではサイドや中央でボールを保持し、仕掛け続けてゲームをコントロールでき。連続失点した第2節よりもうまく対応できるようになっていると思う。
Q:富山の三浦監督が後半は布陣を変更して対応してきた。
平岡は逃げることなく個の力で仕掛けて何度も突破し、空いたところに柳が入ってきていた。(富山の布陣変更は)彼らのスピードについていく狙いもあったのではないか。相手に脅威を与えている証しであり、もっと決定的な仕事をして数字に残していくのが課題ではあるが、消極的になるよりも積極的にトライしているのがよいと思う。
Q:以前に長く監督を務めた富山とこのような意外なかたちで対戦することになった。どんな感想を持ったか。
一緒にやっている(やってきた)選手が、躍動していた。國吉と平岡がバチバチとやり合っている姿などを見るのは純粋に良いなと思う。お互いに、相手の良さを消すとかではなく、フットボールを今日はやれたと思う。そんな中で、うちの選手も富山の選手もすごく集中して良い顔をしていたので、その光景がうれしかった。もちろん勝ちたかったですが。
Q:試合後には富山の選手に握手を求められていたが、そういうのもサッカーの良さなのでしょうか。
(わたし自身は)与えられた場所と時間で常に全力投球し、今なら若い選手の可能性をとことん信じて突き進んでいる。FC東京という大きなクラブにいるからではなく、富山でも5年間そういうスタンスでやってきたからこそだと思っている。3-0で負けたし、早く戻りたかったのだけど、みんなに(つかまって)散々おなかを触られてしまった(笑い)。サッカーというか人間同士なので。
Q:富山に対する印象は。
フットボールをやり、選手がいい顔をしてやっているのがなによりもうれしい。かかわったチームなので成功してほしいし、当時感じた痛みは忘れていない。いつも応援しています。選手から電話をもらうこともあるが、そこはわきまえていて今週はかかってこなかった。できた選手たちだと思う(笑い)。
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