第3節 富山×G大阪U-23 富山・三浦泰年監督の会見コメント
- 2016/04/03
- 19:57
●富山・三浦泰年監督
3節目にして勝点3を取れたので、少し選手の硬さのようなものも取れてくればよいなと思っている。
G大阪U-23がどの選手が出場するにしても一人ひとりがしっかりした力を持っているのは分かっていた。来週にACLがあることで、(過去2戦より)若い選手が中心になったとしても、オーバーエイジ枠の選手がしっかりプレーし、若い選手の力を引き出してくるであろうと考えていた。前半は自分たちが少し主導権を握りながら、五分五分という展開だったと思うが点が取れたので、後半もうまくコントロールできればと思っていた。同点に追い付かれて、少しバタバタ感があったのは否めないが、うまく修正し、勝点3を取るための決定機をしっかり決めたのが良かった点だと思う。
サッカーとはこういうものかなと思う。簡単なシュートを決めていたらもっと勝点は取れていただろうが、そういうのが入らず、今回のようなスーパーな難しいシュートが入って勝つ。これがサッカーの難しさであり、魅力でもある。
サポーター、ファン、市民のみなさんには初勝利が3節目になったことを申し訳なく思う。やっとスタートが切れた。(これからも)ともに戦っていただき、あまり喜び過ぎず、お互いに次の試合に向けて準備をしていく必要があるのかなと思う。次もFC東京のU-23というJ1クラブの下部チームと対戦する。個の力をしっかり持ったチームなので、しっかりグループで、根性もってやっていけたらと思う。
メディアのみなさんも待たせてしまった。目指すサッカー、こだわっているものに対して評価していただける人が多かったが、結果で示さなければいけなかった。内容などは過去2戦よりも半減したとは思うが、これからも良い時間を費やしていけたらと思う。
Q:初勝利が決まった瞬間の気持ちは。
良い内容ではなかったなと。しかし、あまり暗い顔もできないのでどうしようかと思った(笑い)。
Q:2得点を挙げたが攻撃をどう評価しているか。
まだまだ。攻撃は硬いなと。この勝利でリラックスしてくれたらと思うほど。ボールの動かし方などを見ていても流れるところまではいかなかった。ただし、抜け出すところなど前線2人のスピードは生かせていたかなと思う。苔口と中西がスピードをもって前を向ける攻撃が、特に前半は何回かあった。これは評価できる部分かなと思う。ビルドアップのところのプレースピードはあまり速くなく、危なっかしいと感じていた。
Q:この3戦とも後半になると前半ほど好機がつくれていないのではないか。
過去2戦は点を取りたい時に取れないのが原因だった。きょうは取れたが乗れなかった。ガンバに試合巧者の二川がいたのもあるだろう。苦しい状況でどんな働きができるかが大事になる。もっと個が成長しなければいけない。グループで克服しなければいけない部分もある。次の試合はパフォーマンスを上げられるようにしたい。ネガティブに捉える必要はなく、ポジティブに準備していけばよいと考えている。
Q:同点になってバタバタしたというのはどういう点を指しているのか。
どうしても焦るから食いついてしまうところがあった。相手の方が追い付いて気持ちが高まり、プレーの精度も前半より上がっているのに、むやみにボールを奪いにいってしまったところをバタバタしたと表現した。それを修正して、自分たちのチャンスを待つ状況に切り替えるという点で彼らはよく順応してくれたと思う。
1-0でリードして良いテンションでロッカールームを出ていった。出鼻をくじかれたような失点だったから焦る気持ちはでるだろう。そこで点を取り返すという気持ちがガンバの精度を上回るぐらいならよいのだろうが、(逆に)後手にまわってしまった。冷静に進めなければいけなかった。うまく修正でき、カウンターからファールをもらい、それが勝ち越し点につながった。この試合はうまく切り抜けられた。次はどうなるか分からない。
Q:前半はベンチに座って冷静に試合展開を見ているようだったが。
G大阪には哲学があり、選手は若手が中心であっても(自分たちのサッカースタイルに)こだわってくると考えていた。前半は想定内だったから慌てる必要がなかった。過去2試合の対戦相手は想定できないところがあって、ぎりぎりのところで選手にプラスを与えたいと思ってベンチ前から指示を送っていた。ベンチで観察し、動くべきところで前に出ていこうと考えていた。
Q:サポーターに向けてメッセージを。
お互いにやっとスタートが切れた。感謝の気持ちでいっぱい。こういう勝てていない状況でも前向きに支えてくれたのがサポーター、ファンだと思う。一緒に喜びたい。チームを預かる者として、我々の目標はかなり高いので、この1勝で満足してはいけないという気持ちがより強い。この状況は(サポーターとも)お互いに共有していかなければいけないと思うが、きょうのところはみなさんに喜んでいただいて、この勝利に酔って、おいしいごはんを食べていただけたらと思う。
次への準備が非常に大事。選手はハードワークしたのでまずはコンディションを整えてほしい。コレクティブにという表現が適していると思うが、より戦術的に、よりスピーディーに、よりテクニカルに戦えるよう、次の試合まで短時間ではあるがトレーニングの中から生み出せるようにやっていきたい。これで満足してはいけないということは、ここに来る前に選手に伝えている。しっかり準備してくれると思う。
Q:北井選手をサイドバックに起用した狙いと、その効果はどうだったか。
サイドの位置から(彼に)仕事をされたら相手は嫌だろう。ガンバはユース時代にFWや攻撃の起点であったような選手がサイドバックを務めている。(その攻撃力を)受け止めるのではなく、逆に攻め込むという意識で北井をサイドに置いた。状況によってはツーバックになるぐらいの大胆さをもってやりたかった。パフォーマンスとすれば彼のもっている力の半分もでていないと思うが、トライしたことをみなさんにも評価していただけたらと思う。どういうかたちがベストポジションでベストイレブンなのか(探っているが)、まだ潜在しているところが大きいかなと思う。「(点を取るために)リスクをかけるぞ」という言葉ではなく、彼をそこに置くことで選手に発信できたらなという考えはあった。
3節目にして勝点3を取れたので、少し選手の硬さのようなものも取れてくればよいなと思っている。
G大阪U-23がどの選手が出場するにしても一人ひとりがしっかりした力を持っているのは分かっていた。来週にACLがあることで、(過去2戦より)若い選手が中心になったとしても、オーバーエイジ枠の選手がしっかりプレーし、若い選手の力を引き出してくるであろうと考えていた。前半は自分たちが少し主導権を握りながら、五分五分という展開だったと思うが点が取れたので、後半もうまくコントロールできればと思っていた。同点に追い付かれて、少しバタバタ感があったのは否めないが、うまく修正し、勝点3を取るための決定機をしっかり決めたのが良かった点だと思う。
サッカーとはこういうものかなと思う。簡単なシュートを決めていたらもっと勝点は取れていただろうが、そういうのが入らず、今回のようなスーパーな難しいシュートが入って勝つ。これがサッカーの難しさであり、魅力でもある。
サポーター、ファン、市民のみなさんには初勝利が3節目になったことを申し訳なく思う。やっとスタートが切れた。(これからも)ともに戦っていただき、あまり喜び過ぎず、お互いに次の試合に向けて準備をしていく必要があるのかなと思う。次もFC東京のU-23というJ1クラブの下部チームと対戦する。個の力をしっかり持ったチームなので、しっかりグループで、根性もってやっていけたらと思う。
メディアのみなさんも待たせてしまった。目指すサッカー、こだわっているものに対して評価していただける人が多かったが、結果で示さなければいけなかった。内容などは過去2戦よりも半減したとは思うが、これからも良い時間を費やしていけたらと思う。
Q:初勝利が決まった瞬間の気持ちは。
良い内容ではなかったなと。しかし、あまり暗い顔もできないのでどうしようかと思った(笑い)。
Q:2得点を挙げたが攻撃をどう評価しているか。
まだまだ。攻撃は硬いなと。この勝利でリラックスしてくれたらと思うほど。ボールの動かし方などを見ていても流れるところまではいかなかった。ただし、抜け出すところなど前線2人のスピードは生かせていたかなと思う。苔口と中西がスピードをもって前を向ける攻撃が、特に前半は何回かあった。これは評価できる部分かなと思う。ビルドアップのところのプレースピードはあまり速くなく、危なっかしいと感じていた。
Q:この3戦とも後半になると前半ほど好機がつくれていないのではないか。
過去2戦は点を取りたい時に取れないのが原因だった。きょうは取れたが乗れなかった。ガンバに試合巧者の二川がいたのもあるだろう。苦しい状況でどんな働きができるかが大事になる。もっと個が成長しなければいけない。グループで克服しなければいけない部分もある。次の試合はパフォーマンスを上げられるようにしたい。ネガティブに捉える必要はなく、ポジティブに準備していけばよいと考えている。
Q:同点になってバタバタしたというのはどういう点を指しているのか。
どうしても焦るから食いついてしまうところがあった。相手の方が追い付いて気持ちが高まり、プレーの精度も前半より上がっているのに、むやみにボールを奪いにいってしまったところをバタバタしたと表現した。それを修正して、自分たちのチャンスを待つ状況に切り替えるという点で彼らはよく順応してくれたと思う。
1-0でリードして良いテンションでロッカールームを出ていった。出鼻をくじかれたような失点だったから焦る気持ちはでるだろう。そこで点を取り返すという気持ちがガンバの精度を上回るぐらいならよいのだろうが、(逆に)後手にまわってしまった。冷静に進めなければいけなかった。うまく修正でき、カウンターからファールをもらい、それが勝ち越し点につながった。この試合はうまく切り抜けられた。次はどうなるか分からない。
Q:前半はベンチに座って冷静に試合展開を見ているようだったが。
G大阪には哲学があり、選手は若手が中心であっても(自分たちのサッカースタイルに)こだわってくると考えていた。前半は想定内だったから慌てる必要がなかった。過去2試合の対戦相手は想定できないところがあって、ぎりぎりのところで選手にプラスを与えたいと思ってベンチ前から指示を送っていた。ベンチで観察し、動くべきところで前に出ていこうと考えていた。
Q:サポーターに向けてメッセージを。
お互いにやっとスタートが切れた。感謝の気持ちでいっぱい。こういう勝てていない状況でも前向きに支えてくれたのがサポーター、ファンだと思う。一緒に喜びたい。チームを預かる者として、我々の目標はかなり高いので、この1勝で満足してはいけないという気持ちがより強い。この状況は(サポーターとも)お互いに共有していかなければいけないと思うが、きょうのところはみなさんに喜んでいただいて、この勝利に酔って、おいしいごはんを食べていただけたらと思う。
次への準備が非常に大事。選手はハードワークしたのでまずはコンディションを整えてほしい。コレクティブにという表現が適していると思うが、より戦術的に、よりスピーディーに、よりテクニカルに戦えるよう、次の試合まで短時間ではあるがトレーニングの中から生み出せるようにやっていきたい。これで満足してはいけないということは、ここに来る前に選手に伝えている。しっかり準備してくれると思う。
Q:北井選手をサイドバックに起用した狙いと、その効果はどうだったか。
サイドの位置から(彼に)仕事をされたら相手は嫌だろう。ガンバはユース時代にFWや攻撃の起点であったような選手がサイドバックを務めている。(その攻撃力を)受け止めるのではなく、逆に攻め込むという意識で北井をサイドに置いた。状況によってはツーバックになるぐらいの大胆さをもってやりたかった。パフォーマンスとすれば彼のもっている力の半分もでていないと思うが、トライしたことをみなさんにも評価していただけたらと思う。どういうかたちがベストポジションでベストイレブンなのか(探っているが)、まだ潜在しているところが大きいかなと思う。「(点を取るために)リスクをかけるぞ」という言葉ではなく、彼をそこに置くことで選手に発信できたらなという考えはあった。
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