第2節 富山×福島 マッチレポート■決め切れず初勝利お預け
- 2016/03/21
- 10:05
【第2節 富山1―1福島 ▽得点者:前半7分・樋口(福)、同19分・脇本(富)】
カターレはFW萱沼優聖が初先発。彼は練習試合で得点を挙げるなど意欲的なプレーをみせていた。ホームでよりアグレッシブに戦いたいという三浦泰年監督の狙いもうかがえる抜てき。萱沼はクロスに対して何度もゴール前に走り込んでシュートを放ち、前半にはMF脇本晃成の同点ゴールをアシストした。
一方の福島は開幕戦と同じメンバーが先発した。フォーメーションは[4-1-4-1]でカターレと同じ。ボールをつなぎながら攻め口を探すスタイルも同様で、栗原圭介監督は「うちとスタイルは似ているのかなと思いながら見ていた」と振り返っている。
カターレは前半7分にCKから失点。クリアボールをボレーで狙ったDF野田明弘のシュートが空いていたファーサイドに流れ、待ち構えていたFW樋口寛規に決められた。しかし、その後は焦らずに攻めて主導権を掌握。パスワークの精度や構成力で上回り、攻撃機会を確実に好機につなげた。今季チーム初得点となった同点弾は同19分。左サイドを突破してDF國吉貴博がクロス、ニアにFW苔口卓也が飛び込み、逆サイドから萱沼が折り返して中央から脇本が決めた。
勝ち越しを目指して一方的に攻める。今季の多彩な攻撃パターンを地元でお披露目するかのような時間が続いた。同28分、左サイドを3人のパス交換で打開してクロスに萱沼が飛び込む。同33分には萱沼のヒールパスで抜けたDF三上陽輔がクロスを配球。同38分にはMF衛藤裕の自陣からの決定的なスルーパスで苔口が好機を迎えてGKも交わしたが、シュートをDFにクリアされた。
後半もカターレペースで進んだ。しかし、パスミスや自陣でのボールロストからピンチを招く場面も増えた。福島は「前半と後半で少し守備のやり方を変えた。(前線からプレスに)いかない時は引く、いく時はいく、というメリハリをしっかり付けた」(栗原監督)という。同26分にMF星広太のミドルシュートが左ポストの外側にぶつかり、アディショナルタイムにはMF村岡拓哉がペナルティーエリア内でこぼれ球を拾って狙うがゴール上に外れてカターレは命拾いした。
カターレは同16分、同29分をはじめ相手ゴールライン際まで深く進入してクロスを送るが決め切れない。アディショナルタイムにはFW中西倫也がドリブルで数人を交わしてエリア内に切り込むがGKに阻まれた。終了の笛が鳴って福島は4人がピッチに座り込んだように敵をあと一歩のところまで追い詰めていただけに惜しまれる。
三浦監督は試合後の会見で、チャンスでの集中力など課題をいくつか挙げる一方、「見てもらった通り。あれぐらいはできている」と話した。ここまでのチームづくりに対する一定の手ごたえと、もっとできるはずいう期待がこめられている。”この程度じゃ満足しない。ほめるのはまだ先だよ”ということだ。
次節は4月3日午後1時からホームでG大阪U-23と対戦する。この2週間を有意義なものとし今季初勝利をつかみたい。
カターレはFW萱沼優聖が初先発。彼は練習試合で得点を挙げるなど意欲的なプレーをみせていた。ホームでよりアグレッシブに戦いたいという三浦泰年監督の狙いもうかがえる抜てき。萱沼はクロスに対して何度もゴール前に走り込んでシュートを放ち、前半にはMF脇本晃成の同点ゴールをアシストした。
一方の福島は開幕戦と同じメンバーが先発した。フォーメーションは[4-1-4-1]でカターレと同じ。ボールをつなぎながら攻め口を探すスタイルも同様で、栗原圭介監督は「うちとスタイルは似ているのかなと思いながら見ていた」と振り返っている。
カターレは前半7分にCKから失点。クリアボールをボレーで狙ったDF野田明弘のシュートが空いていたファーサイドに流れ、待ち構えていたFW樋口寛規に決められた。しかし、その後は焦らずに攻めて主導権を掌握。パスワークの精度や構成力で上回り、攻撃機会を確実に好機につなげた。今季チーム初得点となった同点弾は同19分。左サイドを突破してDF國吉貴博がクロス、ニアにFW苔口卓也が飛び込み、逆サイドから萱沼が折り返して中央から脇本が決めた。
勝ち越しを目指して一方的に攻める。今季の多彩な攻撃パターンを地元でお披露目するかのような時間が続いた。同28分、左サイドを3人のパス交換で打開してクロスに萱沼が飛び込む。同33分には萱沼のヒールパスで抜けたDF三上陽輔がクロスを配球。同38分にはMF衛藤裕の自陣からの決定的なスルーパスで苔口が好機を迎えてGKも交わしたが、シュートをDFにクリアされた。
後半もカターレペースで進んだ。しかし、パスミスや自陣でのボールロストからピンチを招く場面も増えた。福島は「前半と後半で少し守備のやり方を変えた。(前線からプレスに)いかない時は引く、いく時はいく、というメリハリをしっかり付けた」(栗原監督)という。同26分にMF星広太のミドルシュートが左ポストの外側にぶつかり、アディショナルタイムにはMF村岡拓哉がペナルティーエリア内でこぼれ球を拾って狙うがゴール上に外れてカターレは命拾いした。
カターレは同16分、同29分をはじめ相手ゴールライン際まで深く進入してクロスを送るが決め切れない。アディショナルタイムにはFW中西倫也がドリブルで数人を交わしてエリア内に切り込むがGKに阻まれた。終了の笛が鳴って福島は4人がピッチに座り込んだように敵をあと一歩のところまで追い詰めていただけに惜しまれる。
三浦監督は試合後の会見で、チャンスでの集中力など課題をいくつか挙げる一方、「見てもらった通り。あれぐらいはできている」と話した。ここまでのチームづくりに対する一定の手ごたえと、もっとできるはずいう期待がこめられている。”この程度じゃ満足しない。ほめるのはまだ先だよ”ということだ。
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