【第2節vs福島プレビュー】地元初戦、難敵相手に今後を占う
- 2016/03/18
- 19:31
初勝利を目指してホーム初戦に臨む。迎える福島との対戦成績は昨季1勝1分1敗だった。しっかり勝ち切って実力上位を示せるか、試金石となるゲームだ。
開幕の鹿児島戦は0-0で引き分けた。無得点ではあったが、ボール支配率で上回って押し気味に進め、決定機を3度ほどつくった。一方で自陣でのボールロストや相手のカウンターから失点のピンチもあり、収穫と課題が相半ばする内容だった。ホームでの今節は勝利につながるよう一層のパフォーマンス向上が求められる。
今週の練習開始に当たり三浦泰年監督は「(前節は)結果を勝ち取ることはできなかったが、(これまでと同様に)トレーニングを通じてプレー内容の向上を目指していこう」と選手に呼び掛けた。“結果を出すために内容にこだわる”“常に内容の伴う勝利を目指す”という方法性を改めて確かめ合ったかたちだ。
18日はシュートに至るアタッキングサードの崩しを中心にトレーニングした後、短時間ながら主力組とサブ組に分かれて紅白戦を実施。三浦監督は「崩してやる、そうはさせない、という気持ちが双方から見てとれた。(20日の)本番でやってくれると信じている」と言う。MF北井佑季は「ホーム開幕戦で内容と結果のどちらも勝利を収めたい。波に乗り、自信を深める試合にできたらよい」と話した。
開幕戦のスタメンにはGK永井堅梧、MF進藤誠司、ルーキーのMF脇本晃成といった若手が食い込み11人の平均年齢は25.27歳(昨季25.45歳)だった。今季は彼らをはじめとするホープの成長も見どころのひとつだ。
永井は「開幕戦は自分たちのやってきたことの半分も出せなかった。無失点で抑えられたのは良かったが、効果的なビルドアップをGKとしても考えていきたい」。
進藤は「チャンスで得点を決めていれば自分自身も、チームも波に乗れたと思うので悔しい。みんなでゴールをこじ開けるのが自分たちのサッカーであり、得点は誰が挙げてもよいが、前線でやらせてもらっているからには決めなくちゃいけない。練習からこだわってやっていく」。
脇本は「開幕戦でプレーできて幸せだったし、楽しかった。つなぐ意識が強すぎて前の選手を使えなかった場面があったのが反省点。今度は勝利を味わいたい」。以上のようにそれぞれが実戦で感じ取ったものを今回のホーム初戦に生かしてくれるだろう。
対する福島は栗原圭介監督が3年目で昨季の主力選手の大半が残っている。開幕戦の先発メンバーの平均年齢が29.55歳。新加入で地元出身のMF渡辺匠、パスワークの中心となるMF石堂和人、守りの要であるDF戸川健太をはじめ経験値の高いベテランが多い。チームのまとまりは現時点でJ3屈指とみてよい。
開幕戦は秋田と1-1で引き分け。後半44分に先制点を許したが、約3分後のアディショナルタイムに同点に。MF村岡拓哉のロングスローを身長183㎝DF岡田亮太がヘディングで競ってゴール前で混戦をつくりDF茂木弘人が押し込んだ。Jリーグ公式サイトによると、栗原監督は「あきらめずに追い付き、次につながる良いゲームだった」と前向きに捉えており、勢いをアウェイに持ち込むつもりだろう。
昨季は7位だったが、5位のカターレとの勝点差はわずかに3。カターレはホームでの第13節に1-2で敗れ、アウェイでの第22節は3-0で快勝したが、魚津桃山で開催された第29節では再び苦戦して21本ものシュートを浴び1-1で引き分けるのがやっとだった。今回も楽な展開は予想しづらい。
開幕の鹿児島戦は0-0で引き分けた。無得点ではあったが、ボール支配率で上回って押し気味に進め、決定機を3度ほどつくった。一方で自陣でのボールロストや相手のカウンターから失点のピンチもあり、収穫と課題が相半ばする内容だった。ホームでの今節は勝利につながるよう一層のパフォーマンス向上が求められる。
今週の練習開始に当たり三浦泰年監督は「(前節は)結果を勝ち取ることはできなかったが、(これまでと同様に)トレーニングを通じてプレー内容の向上を目指していこう」と選手に呼び掛けた。“結果を出すために内容にこだわる”“常に内容の伴う勝利を目指す”という方法性を改めて確かめ合ったかたちだ。
18日はシュートに至るアタッキングサードの崩しを中心にトレーニングした後、短時間ながら主力組とサブ組に分かれて紅白戦を実施。三浦監督は「崩してやる、そうはさせない、という気持ちが双方から見てとれた。(20日の)本番でやってくれると信じている」と言う。MF北井佑季は「ホーム開幕戦で内容と結果のどちらも勝利を収めたい。波に乗り、自信を深める試合にできたらよい」と話した。
開幕戦のスタメンにはGK永井堅梧、MF進藤誠司、ルーキーのMF脇本晃成といった若手が食い込み11人の平均年齢は25.27歳(昨季25.45歳)だった。今季は彼らをはじめとするホープの成長も見どころのひとつだ。
永井は「開幕戦は自分たちのやってきたことの半分も出せなかった。無失点で抑えられたのは良かったが、効果的なビルドアップをGKとしても考えていきたい」。
進藤は「チャンスで得点を決めていれば自分自身も、チームも波に乗れたと思うので悔しい。みんなでゴールをこじ開けるのが自分たちのサッカーであり、得点は誰が挙げてもよいが、前線でやらせてもらっているからには決めなくちゃいけない。練習からこだわってやっていく」。
脇本は「開幕戦でプレーできて幸せだったし、楽しかった。つなぐ意識が強すぎて前の選手を使えなかった場面があったのが反省点。今度は勝利を味わいたい」。以上のようにそれぞれが実戦で感じ取ったものを今回のホーム初戦に生かしてくれるだろう。
対する福島は栗原圭介監督が3年目で昨季の主力選手の大半が残っている。開幕戦の先発メンバーの平均年齢が29.55歳。新加入で地元出身のMF渡辺匠、パスワークの中心となるMF石堂和人、守りの要であるDF戸川健太をはじめ経験値の高いベテランが多い。チームのまとまりは現時点でJ3屈指とみてよい。
開幕戦は秋田と1-1で引き分け。後半44分に先制点を許したが、約3分後のアディショナルタイムに同点に。MF村岡拓哉のロングスローを身長183㎝DF岡田亮太がヘディングで競ってゴール前で混戦をつくりDF茂木弘人が押し込んだ。Jリーグ公式サイトによると、栗原監督は「あきらめずに追い付き、次につながる良いゲームだった」と前向きに捉えており、勢いをアウェイに持ち込むつもりだろう。
昨季は7位だったが、5位のカターレとの勝点差はわずかに3。カターレはホームでの第13節に1-2で敗れ、アウェイでの第22節は3-0で快勝したが、魚津桃山で開催された第29節では再び苦戦して21本ものシュートを浴び1-1で引き分けるのがやっとだった。今回も楽な展開は予想しづらい。
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