【第1節vs鹿児島プレビュー】勝利のために内容にこだわる
- 2016/03/11
- 21:59
カターレのJリーグ8季目が開幕する。J3では2季目となり、新任の三浦泰年監督のもとJ2復帰に再チャレンジする。アウェイで迎える初戦は目指していく“攻撃的なパスサッカー”を初披露する舞台だ。内容を伴う勝利で好スタートを切りたい。
クラブはスローガンに「覚悟」を掲げた。結果が求められるシーズンだ。だからこそサッカーの内容にこだわらなければならない、というのが三浦監督の信念。「何をもって良いサッカーと呼ぶか。そこには勝つという要素も含まれる。わたしが考える良いサッカーとは、サッカーの魅力を発信できるようなサッカー。そんな内容のあるサッカーが最終的には勝つ」と語る。一朝一夕で実現できるものではない。時間と労力をかけ、困難に屈せず、みんなで築き上げなければならない。これが三浦監督とスタッフ、選手たちの覚悟だ。
初練習の1月18日から8週間かけて戦い方のベースをつくってきた。マイボールを自陣からしっかりつないでいく攻め、相手ボールをアグレッシブに奪いにいく守りが軸。戦術の共有を図りながら、状況を判断する力やプレー精度の向上に努めてきた。「始動時からずっとやり続けて、チームとしてできる部分が増え、精度も上がってきた」(MF北井佑季)と選手は手ごたえを感じている。MF衛藤裕は「練習試合では(偶然ではなく)攻め方を整理したうえでチャンスをつくれている。開幕戦で自分たちが今季どういうサッカーをやっていくのかを示し、勝点3を取りたい」と話した。
対戦する鹿児島ユナイティドFCは浅野哲也監督のもと昨季JFL4位でJ3昇格を果たした新顔。カターレは貫録をみせたいところだが勝負は予断を許さない。鹿児島にはJ2経験のある選手が多い。主力のほとんどが昨季から在籍しており組織の完成度も高い。2月3-10日に地元で行われたスカパー・ニューイヤーカップでも清水、北九州、磐田を相手に見せ場をつくっていた。J3で十分に通用する力があるとみられる。
試合映像を見た衛藤は「(鹿児島は)前から奪いにくるし、連動した攻撃で好機もつくっていた。チームとしてのかたちを持っている」と感じたという。三浦監督は「昇格した勢いがあり、開幕戦は彼らにとって歴史的な日でもある。モチベーション高く、アグレッシブに向かってくるだろう」と警戒している。11日はセットプレーなどの確認をしたが、鹿児島の選手を想定しやすいように、テーピングを貼って背番号を入れたビブスも用意して念入りに行った。「昨年にJ3で勝つことの難しさを経験しており、甘く考えてはいない」とDF國吉貴博。油断なく備えて敵地に乗り込む。
鹿児島はヴォルカ鹿児島(1959年に鹿児島サッカー教員団として発足)とFC鹿児島(94年に鹿屋体育大クラブとして発足)を統合して2014年シーズンにJFLに参入。同年に昨季J3優勝の山口(4位)を上回る3位に入り、翌15年に同4位でJ3入りを決めた。サッカーどころだけに県内出身選手が11人にのぼる。昨季のJFL最終戦には8,656人の観客が来場しており、今回のJ3開幕戦にも多数の来場が予想される。
※Jリーグ公式見どころ
鹿児島、新たな冒険の幕開け
クラブはスローガンに「覚悟」を掲げた。結果が求められるシーズンだ。だからこそサッカーの内容にこだわらなければならない、というのが三浦監督の信念。「何をもって良いサッカーと呼ぶか。そこには勝つという要素も含まれる。わたしが考える良いサッカーとは、サッカーの魅力を発信できるようなサッカー。そんな内容のあるサッカーが最終的には勝つ」と語る。一朝一夕で実現できるものではない。時間と労力をかけ、困難に屈せず、みんなで築き上げなければならない。これが三浦監督とスタッフ、選手たちの覚悟だ。
初練習の1月18日から8週間かけて戦い方のベースをつくってきた。マイボールを自陣からしっかりつないでいく攻め、相手ボールをアグレッシブに奪いにいく守りが軸。戦術の共有を図りながら、状況を判断する力やプレー精度の向上に努めてきた。「始動時からずっとやり続けて、チームとしてできる部分が増え、精度も上がってきた」(MF北井佑季)と選手は手ごたえを感じている。MF衛藤裕は「練習試合では(偶然ではなく)攻め方を整理したうえでチャンスをつくれている。開幕戦で自分たちが今季どういうサッカーをやっていくのかを示し、勝点3を取りたい」と話した。
対戦する鹿児島ユナイティドFCは浅野哲也監督のもと昨季JFL4位でJ3昇格を果たした新顔。カターレは貫録をみせたいところだが勝負は予断を許さない。鹿児島にはJ2経験のある選手が多い。主力のほとんどが昨季から在籍しており組織の完成度も高い。2月3-10日に地元で行われたスカパー・ニューイヤーカップでも清水、北九州、磐田を相手に見せ場をつくっていた。J3で十分に通用する力があるとみられる。
試合映像を見た衛藤は「(鹿児島は)前から奪いにくるし、連動した攻撃で好機もつくっていた。チームとしてのかたちを持っている」と感じたという。三浦監督は「昇格した勢いがあり、開幕戦は彼らにとって歴史的な日でもある。モチベーション高く、アグレッシブに向かってくるだろう」と警戒している。11日はセットプレーなどの確認をしたが、鹿児島の選手を想定しやすいように、テーピングを貼って背番号を入れたビブスも用意して念入りに行った。「昨年にJ3で勝つことの難しさを経験しており、甘く考えてはいない」とDF國吉貴博。油断なく備えて敵地に乗り込む。
鹿児島はヴォルカ鹿児島(1959年に鹿児島サッカー教員団として発足)とFC鹿児島(94年に鹿屋体育大クラブとして発足)を統合して2014年シーズンにJFLに参入。同年に昨季J3優勝の山口(4位)を上回る3位に入り、翌15年に同4位でJ3入りを決めた。サッカーどころだけに県内出身選手が11人にのぼる。昨季のJFL最終戦には8,656人の観客が来場しており、今回のJ3開幕戦にも多数の来場が予想される。
※Jリーグ公式見どころ
鹿児島、新たな冒険の幕開け
- 関連記事
-
- 第1節 鹿児島0-0富山 試合後の談話が掲載されました
- Tスポとやまフェイスブックに記事を掲載しました
- 【第1節vs鹿児島プレビュー】勝利のために内容にこだわる
- 今季も宜しくお願いいたします
- 開幕まであと1週。格上との実戦で試運転