内容に収穫も課題はっきり■TM岡山戦
- 2016/02/11
- 20:48
高知キャンプ中のカターレは11日、岡山市政田サッカー場でJ2岡山と練習試合を行い、1-3(前半1-1)で敗れた。
メンバーは前日の愛媛戦に出場しなかった、あるいは出場時間が短かった選手が中心になった。主力選手が出場した岡山に対し、前半はしっかりボールを保持する時間もつくって互角の戦いをみせた。右サイドバック進藤誠司の裏への走り込みにロングパスを合わせるかたちで何度かチャンスがあった。そして40分、ルーキー2人の連係から先制点が生まれる。ワンボランチ脇本晃成の自陣からのパスで裏に抜けた左ウイング萱沼優聖がGKの頭上を越す技ありのシュートを決めた。しかし、直後に自陣ゴール前でボールを失ったのをきっかけに同点弾を許した。
7人を入れ替えた後半は相手に押し込まれる展開となったが粘り強く守って35分まで無失点で進めた。しかし36分、またしても自陣でのつなぎでボールを失って得点を許す。39分に3点目を献上した。今季目指すパスサッカーでは、リスクの高い自陣ゴール近くでもクリアを選択せず、パスをつないで攻撃を組み立てようとする。前日、今回と相手の高い位置からのプレッシャーに負けてボールを失いピンチを招いた場面が多数あり、後方でのつなぎが課題であることが改めて浮き彫りになった。
しかし、三浦泰年監督は「相手にアシストしていては勝てる試合も勝てない」と苦笑しながら切り出し、「(自分たちの目指すサッカーを)やろうとするからミスが起こって失点する。やらずに失点しないよりはよい」と話した。高知キャンプは14日まで。15日に大阪・堺市で韓国の仁川と練習試合を行う。チーム始動から3月13日の開幕戦までは8週あり、まだ4週目。「チームは成長過程にあって今の時点で悲観することはない。今後も信じて一歩一歩進む。きょうもその一歩」と今後に期待を寄せている。
【選手ひと言】
●MF萱沼優聖
チームとして昨日の試合では点が取れなかったので得点を奪うことは強く意識していた。(得点の場面は左サイドから斜めに裏へ走り込む)動きを見ていてくれるように脇本には試合前から伝えていた。(ゴール左45度あたりの)あの位置からのシュートは得意なので思い通りに決めることができた。やり慣れていないポジションでもあり、まだやらなければいけないことが多い。試合に出られるように、得点を取ることでアピールしていきたい。パスサッカーは口で言うのは簡単だが、難しいし、深く理解しなければいけないと思う。
●MF馬渡隼暉
うしろからつないで奪われることもあったが、(プレスを交わして)相手が奪いにこられない時間もつくれた。もう少し前でボールを触るプレーを増やしていきたい。
●MF脇本晃成
センターバックと連係して相手に(ゴール前に)ボールを入れさせないように心掛けた。手前で回すだけではなく裏も狙っていかなければ相手の守りは緩まないのでもっとボールを出していけるようにしたい。
●GK永井堅梧
1-0からの失点の仕方が悪かった。(持ち味である足もとの技術を生かし)ビルドアップの精度、リズムを出していけるように、グループを意識しながらやっている。監督の思い描くサッカー、それは僕らが思い描くサッカーにもなるのだがトライしていきたい。
メンバーは前日の愛媛戦に出場しなかった、あるいは出場時間が短かった選手が中心になった。主力選手が出場した岡山に対し、前半はしっかりボールを保持する時間もつくって互角の戦いをみせた。右サイドバック進藤誠司の裏への走り込みにロングパスを合わせるかたちで何度かチャンスがあった。そして40分、ルーキー2人の連係から先制点が生まれる。ワンボランチ脇本晃成の自陣からのパスで裏に抜けた左ウイング萱沼優聖がGKの頭上を越す技ありのシュートを決めた。しかし、直後に自陣ゴール前でボールを失ったのをきっかけに同点弾を許した。
7人を入れ替えた後半は相手に押し込まれる展開となったが粘り強く守って35分まで無失点で進めた。しかし36分、またしても自陣でのつなぎでボールを失って得点を許す。39分に3点目を献上した。今季目指すパスサッカーでは、リスクの高い自陣ゴール近くでもクリアを選択せず、パスをつないで攻撃を組み立てようとする。前日、今回と相手の高い位置からのプレッシャーに負けてボールを失いピンチを招いた場面が多数あり、後方でのつなぎが課題であることが改めて浮き彫りになった。
しかし、三浦泰年監督は「相手にアシストしていては勝てる試合も勝てない」と苦笑しながら切り出し、「(自分たちの目指すサッカーを)やろうとするからミスが起こって失点する。やらずに失点しないよりはよい」と話した。高知キャンプは14日まで。15日に大阪・堺市で韓国の仁川と練習試合を行う。チーム始動から3月13日の開幕戦までは8週あり、まだ4週目。「チームは成長過程にあって今の時点で悲観することはない。今後も信じて一歩一歩進む。きょうもその一歩」と今後に期待を寄せている。
【選手ひと言】
●MF萱沼優聖
チームとして昨日の試合では点が取れなかったので得点を奪うことは強く意識していた。(得点の場面は左サイドから斜めに裏へ走り込む)動きを見ていてくれるように脇本には試合前から伝えていた。(ゴール左45度あたりの)あの位置からのシュートは得意なので思い通りに決めることができた。やり慣れていないポジションでもあり、まだやらなければいけないことが多い。試合に出られるように、得点を取ることでアピールしていきたい。パスサッカーは口で言うのは簡単だが、難しいし、深く理解しなければいけないと思う。
●MF馬渡隼暉
うしろからつないで奪われることもあったが、(プレスを交わして)相手が奪いにこられない時間もつくれた。もう少し前でボールを触るプレーを増やしていきたい。
●MF脇本晃成
センターバックと連係して相手に(ゴール前に)ボールを入れさせないように心掛けた。手前で回すだけではなく裏も狙っていかなければ相手の守りは緩まないのでもっとボールを出していけるようにしたい。
●GK永井堅梧
1-0からの失点の仕方が悪かった。(持ち味である足もとの技術を生かし)ビルドアップの精度、リズムを出していけるように、グループを意識しながらやっている。監督の思い描くサッカー、それは僕らが思い描くサッカーにもなるのだがトライしていきたい。
- 関連記事
-
- 開幕まであと1週。格上との実戦で試運転
- カターレ特集号が発行されました
- 内容に収穫も課題はっきり■TM岡山戦
- 初のJ2戦で手ごたえ■高知キャンプレポート
- 新体制・新加入選手の会見詳報