初のJ2戦で手ごたえ■高知キャンプレポート
- 2016/02/10
- 17:22
カターレは10日、松山市のレインボーハイランドでJ2の愛媛と練習試合を行った。今季の始動から4週目で初のJクラブとの手合わせだ。三浦泰年監督は「徹底してボールをつなぐ」とテーマ設定。目指しているパスサッカーが格上にどれだけ通用するかを試し、課題を洗い出すことを目指した。
立ち上がりは出足の鋭い愛媛に自陣でのパス回しを狙われ、ボールを奪われてあわや失点という際どいシュートを何本も浴びた。しかし開始10分を過ぎると落ち着いてプレスを交わせるようになり、カウンターアタックから好機をつくり始めた。
三浦監督はミスを恐れずにパス回しにトライしてほしいという気持ちを込め、ベンチから「大丈夫。大丈夫」との大きな声を掛ける。自陣ではあるがボールを保持する時間がつくれるようになり、そこから仕掛けのパスを送るか、それとも下げて組み立て直すかの判断についても意識しながら試合を進めた。
前半20分に愛媛の練習生にFKを直接決められて先に失点はしたものの、[4-1-4-1]のフォーメーションから中盤の大山俊輔や衛藤裕からのパスで裏を狙ったり、FW陣のプレスから高い位置でボールを奪ったりしてゴールに迫るシーンが再三あった。
後半はカターレが3人を入れ替え、愛媛が大きくメンバーを変えてスタート。カターレの攻守が機能して終始にわたり優勢に進め、相手を上回る数のシュートを放った。インサイドハーフの衛藤がファーストディフェンダーとして高い位置まで何度も飛び出し、パスの出し手としても視野広く効果的なボールを配球して存在感を示した。20分過ぎにMF北井佑季が左サイドからドリブルでゴールに迫る。38分にはサイドチェンジを合図にスピードアップして右のDF三上陽輔、MF進藤誠司でサイドを突破し、クロスにFW西川優大が飛び込み決定機をつくったが得点には至らなかった。
三浦監督は「選手たちは前向きなトライをしていた。結果は0-1だが、内容のウインはあったと思う。次につながる試合ができた」と前向きなコメント。衛藤は「愛媛はJ2でもアプローチの早いチームで良い対戦相手。後ろからつなぎ、相手のプレスに食われる場面もあったが課題が出たのも収穫といえる。サポートのスピードやパスのタイミングを向上させていきたい」と話していた。
あす11日は岡山市で岡山と練習試合を行う。
攻守にわたり精力的な動きが目立った衛藤選手
後半から起用され攻撃的なポジションでプレーした進藤選手
14年にカターレに在籍した愛媛の内田健太選手は前半に左サイドでプレー。
試合終了後に西川選手と握手。
平日にもかかわらず大勢の愛媛サポーターが観戦に訪れていました。
昨季J1昇格ぶれーオフに進出し、今季へ期待が大きいのでしょう。
内田健太選手は「ホームゲームへの来場者が増え、野球どころの愛媛にもサッカーを見る文化が少し広まり始めているのかもしれません」と話していました。
見学者が多かったのは以前に愛媛に在籍した大山選手、代選手がカターレにいるのもあったからかもしれません。
そばで見ていた女性のサポーターは「大山君は昔と走り方が変わってないね」などと友人と語り合っていました。
レインボーハイランドは松山市郊外にあり、
キャンプ場などもある野外活動施設で愛媛FCが以前より練習で使用しています。
昨年、クワブハウスが新設されたそうです。
立ち上がりは出足の鋭い愛媛に自陣でのパス回しを狙われ、ボールを奪われてあわや失点という際どいシュートを何本も浴びた。しかし開始10分を過ぎると落ち着いてプレスを交わせるようになり、カウンターアタックから好機をつくり始めた。
三浦監督はミスを恐れずにパス回しにトライしてほしいという気持ちを込め、ベンチから「大丈夫。大丈夫」との大きな声を掛ける。自陣ではあるがボールを保持する時間がつくれるようになり、そこから仕掛けのパスを送るか、それとも下げて組み立て直すかの判断についても意識しながら試合を進めた。
前半20分に愛媛の練習生にFKを直接決められて先に失点はしたものの、[4-1-4-1]のフォーメーションから中盤の大山俊輔や衛藤裕からのパスで裏を狙ったり、FW陣のプレスから高い位置でボールを奪ったりしてゴールに迫るシーンが再三あった。
後半はカターレが3人を入れ替え、愛媛が大きくメンバーを変えてスタート。カターレの攻守が機能して終始にわたり優勢に進め、相手を上回る数のシュートを放った。インサイドハーフの衛藤がファーストディフェンダーとして高い位置まで何度も飛び出し、パスの出し手としても視野広く効果的なボールを配球して存在感を示した。20分過ぎにMF北井佑季が左サイドからドリブルでゴールに迫る。38分にはサイドチェンジを合図にスピードアップして右のDF三上陽輔、MF進藤誠司でサイドを突破し、クロスにFW西川優大が飛び込み決定機をつくったが得点には至らなかった。
三浦監督は「選手たちは前向きなトライをしていた。結果は0-1だが、内容のウインはあったと思う。次につながる試合ができた」と前向きなコメント。衛藤は「愛媛はJ2でもアプローチの早いチームで良い対戦相手。後ろからつなぎ、相手のプレスに食われる場面もあったが課題が出たのも収穫といえる。サポートのスピードやパスのタイミングを向上させていきたい」と話していた。
あす11日は岡山市で岡山と練習試合を行う。
攻守にわたり精力的な動きが目立った衛藤選手
後半から起用され攻撃的なポジションでプレーした進藤選手
14年にカターレに在籍した愛媛の内田健太選手は前半に左サイドでプレー。
試合終了後に西川選手と握手。
平日にもかかわらず大勢の愛媛サポーターが観戦に訪れていました。
昨季J1昇格ぶれーオフに進出し、今季へ期待が大きいのでしょう。
内田健太選手は「ホームゲームへの来場者が増え、野球どころの愛媛にもサッカーを見る文化が少し広まり始めているのかもしれません」と話していました。
見学者が多かったのは以前に愛媛に在籍した大山選手、代選手がカターレにいるのもあったからかもしれません。
そばで見ていた女性のサポーターは「大山君は昔と走り方が変わってないね」などと友人と語り合っていました。
レインボーハイランドは松山市郊外にあり、
キャンプ場などもある野外活動施設で愛媛FCが以前より練習で使用しています。
昨年、クワブハウスが新設されたそうです。
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