【第39節vs琉球プレビュー】ラスト90分を走り抜け
- 2015/11/21
- 21:36
今季2度目の3連勝を目指す。シーズンを締めくくる勝利の知らせを沖縄から届けたい。
今週に入り19日にMF森泰次郎、21日にMF大西容平とDF池端陽介がクラブを去ることが発表された。長くカターレを支えてくれた3人だけに寂しさが募る。2015年のチームはこれが最後の試合だ。遠いアウェイでの最終戦だが有終の美を飾ってほしい。対する琉球も3季率いた薩川了洋監督が退任する節目の地元ラストゲームに燃えている。勝って5位で終えるにはセンチメンタルな気持ちは90分封印してしっかり戦い抜かなければならない。
4戦負けなしのカターレは引き続き、前線のスピードと長短のパスで揺さぶり主導権を握るゲーム運びを目指す。好調の立役者となっているFW木本敬介にはクラブタイ記録となる3試合連続ゴールがかかる。
今季は連勝「3」や負けなし「8」、1試合最多得点「4」などJリーグ入会後のクラブ記録更新を期待していたが、3連勝、1試合4得点などタイ記録止まりだった。しかし最終節で更新可能なものがある。3試合連続の複数得点だ。2試合連続して2得点以上を挙げたのは今季の3度をはじめ過去14回あるが、3試合連続がまだない。長年の得点力不足を物語る負のデータであり、今季いずれ達成した時に、実は…と控えめに紹介しようと思いながらここまできてしまった。森やMF大山俊輔を中心に数多くチャンスをつくり、今回こそ成し遂げてほしい。
気になるのは沖縄の気候。同じくアウェイ戦だった第12節は5月中旬にもかかわらず開始時の気温が31.4度だった。21日の最高気温は富山市が14.3度だったが、那覇市は27.4度。同市の最高気温は23日も27度と予想されており、富山との気温差が堪えないか心配だ。澤入重雄監督は「ゲームになれば常にいろいろなシチュエーションがでてくるもの。暑さもその要因のひとつ。イレギュラーなことがあっても、試合が始まってからどう運んで勝利まで持っていくのか対応力が問われる」と話す。最終戦ではあるが、難しい条件を克服できるかどうか力試しの一戦としても興味深い。
琉球は6戦勝ちなし(2分4敗)で、この間に16失点を喫している。対カターレ戦は第12節が0-0、第23節が1-0で1勝1分。ともにアグレッシブでしぶとい戦いをみせていただけに最近の不振は意外だが、最後は立て直してくるだろう。
DF國吉貴博は「沖縄まで来てくれるサポーターもいると思う。いろんなことがあったシーズンだが最後はしっかり勝って終わりたい」と話す。MF北井佑季はホーム最終戦の前節にPKを決めた後、泉堅吉トレーナーのところに一直線に走っていって抱き付いた。「表舞台に立つのは選手だが、いつも体をケアしてくれるトレーナーをはじめとするスタッフのおかげでチームは成り立っている。日々の感謝の気持ちを表したかった。泉さんはアウェイに帯同しないのでホームで決めたら行きますよと約束していた」と言う。「今の時点でチームができること、自分ができることを最大限に発揮して勝ちで終われるように頑張る」と話した。
※J’s GOALに担当ライター“一問一答”が掲載されました(22日)
今週に入り19日にMF森泰次郎、21日にMF大西容平とDF池端陽介がクラブを去ることが発表された。長くカターレを支えてくれた3人だけに寂しさが募る。2015年のチームはこれが最後の試合だ。遠いアウェイでの最終戦だが有終の美を飾ってほしい。対する琉球も3季率いた薩川了洋監督が退任する節目の地元ラストゲームに燃えている。勝って5位で終えるにはセンチメンタルな気持ちは90分封印してしっかり戦い抜かなければならない。
4戦負けなしのカターレは引き続き、前線のスピードと長短のパスで揺さぶり主導権を握るゲーム運びを目指す。好調の立役者となっているFW木本敬介にはクラブタイ記録となる3試合連続ゴールがかかる。
今季は連勝「3」や負けなし「8」、1試合最多得点「4」などJリーグ入会後のクラブ記録更新を期待していたが、3連勝、1試合4得点などタイ記録止まりだった。しかし最終節で更新可能なものがある。3試合連続の複数得点だ。2試合連続して2得点以上を挙げたのは今季の3度をはじめ過去14回あるが、3試合連続がまだない。長年の得点力不足を物語る負のデータであり、今季いずれ達成した時に、実は…と控えめに紹介しようと思いながらここまできてしまった。森やMF大山俊輔を中心に数多くチャンスをつくり、今回こそ成し遂げてほしい。
気になるのは沖縄の気候。同じくアウェイ戦だった第12節は5月中旬にもかかわらず開始時の気温が31.4度だった。21日の最高気温は富山市が14.3度だったが、那覇市は27.4度。同市の最高気温は23日も27度と予想されており、富山との気温差が堪えないか心配だ。澤入重雄監督は「ゲームになれば常にいろいろなシチュエーションがでてくるもの。暑さもその要因のひとつ。イレギュラーなことがあっても、試合が始まってからどう運んで勝利まで持っていくのか対応力が問われる」と話す。最終戦ではあるが、難しい条件を克服できるかどうか力試しの一戦としても興味深い。
琉球は6戦勝ちなし(2分4敗)で、この間に16失点を喫している。対カターレ戦は第12節が0-0、第23節が1-0で1勝1分。ともにアグレッシブでしぶとい戦いをみせていただけに最近の不振は意外だが、最後は立て直してくるだろう。
DF國吉貴博は「沖縄まで来てくれるサポーターもいると思う。いろんなことがあったシーズンだが最後はしっかり勝って終わりたい」と話す。MF北井佑季はホーム最終戦の前節にPKを決めた後、泉堅吉トレーナーのところに一直線に走っていって抱き付いた。「表舞台に立つのは選手だが、いつも体をケアしてくれるトレーナーをはじめとするスタッフのおかげでチームは成り立っている。日々の感謝の気持ちを表したかった。泉さんはアウェイに帯同しないのでホームで決めたら行きますよと約束していた」と言う。「今の時点でチームができること、自分ができることを最大限に発揮して勝ちで終われるように頑張る」と話した。
※J’s GOALに担当ライター“一問一答”が掲載されました(22日)
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第39節△1-1琉球