【第38節vs盛岡プレビュー】地元ラストゲームで凱歌を

2015年11月13日20:44  第38節○2-1盛岡 写真あり

 今週は好天が続いた。融雪装置のチェックや雪囲いの作業を目にするようになったが冬の気配はまだ。いつもより早く感じるシーズンの終わりだ。これまでは地元でリーグ最終戦を迎えてきた。今年は違う。23日のアウェイ琉球戦を残し、今回が最後のホームゲームになる。大半のサポーターはこれが今季の見納め。選手たちが躍動する好ゲームを望む。

 先週の第37節は試合がなかったが順位は5位で変わらなかった。4位の相模原が勝ったため勝点差は6。下は9位の琉球と勝点5差。カターレの最終順位は4-9位で残り2試合の結果でまだ大きく変動する。
 「最後は勝って終わりたい」という選手、サポーターの願いをかなえることは順位に直結する。“昨季はJ2だったカターレ”の意地を示すことにもなろう。今季はなかなか連勝ができなかった。「昇格するには勝つのが当たり前のチームにならなければいけない」(MF大山俊輔)。2連勝、3連勝で締めくくる意義はある。

 対戦相手の盛岡とは1勝1分だがいずれも苦しい試合だった。GK江角浩司の好セーブで勝点1を拾ったのが第3節(0-0)。第25節も互いに無得点のまま後半アディショナルタイムに突入し、DF内田錬平がCKから決勝点を挙げてなんとか勝った。盛岡の粘り強い守りには上位チームが手こずっており、町田が2分1敗で勝ちなしだった。ここにきて攻撃が上向いているカターレがどうやって切り崩すのか興味深い。

 カターレは前々節のYS横浜戦で、ボールを保持しながらタイミングを計って前線に入れる攻めで好機を量産した。最終ラインまで落ちて司令塔の役目を果たした大山によると、ボールを動かして相手を広げてアタッカー陣が走り込むスペースをつくるイメージ。DF裏を常に狙いつつ、「相手DFと1対1の状態さえつくれたら、うちの攻撃陣は推進力があるのでチャンスになる」と話す。
 ただし前節は相手のプレッシャーが緩かった。後方でのつなぎに対して盛岡がプレッシャーを強めてきた時にも慌てずに進められるかどうかがポイントになる。DF吉井直人は「(プレスにくる)相手を外せるように、自分たちがどれぐらいまでできるのか勇気をもってトライする必要がある」と考えている。

 澤入重雄監督は「盛岡との過去2試合はリスクも考えたうえで、ガチガチとつぶし合う展開になっていたように思う。今回はそれとは異なるスタイルで長短のパスを織り交ぜながらうまくチャンスをつくりたい」と話した。最近の3試合はすべて開始15分以内で先制点を奪っている。相手も立ち上がりを警戒しているだろう。それを上回る勢いと集中力で最初のチャンスをものにしたい。

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