【第3節vs盛岡プレビュー】堅守を打ち破れ。負け癖払拭へ必勝期す
- 2015/03/27
- 19:29
カターレ富山は前節の鳥取戦で早くも黒星を喫した。今季の戦いを軌道に乗せるために今節は勝利が必要だ。しかし、初対戦となるグルージャ盛岡は守りが固く、昨季は飛び級でJ3に参戦したにもかかわらず5位に健闘している。勝ち切るためにはゴールをこじ開けるだけのパワーやスピード、アイデアが求められるだろう。
今週は前節の2失点を反省し、クロスへの対応を重点的にトレーニングした。岸野靖之監督は「繰り返し揺さぶられた時にもマークがあいまいにならないようにしなければいけない」と話した。DF内田錬平が出場停止のため最終ラインの顔ぶれは変わる。吉川拓也や池端陽介らを中心に声を掛け合いながら連係の確認に努めていた。
守備だけでなくアタッカー陣の練習も兼ねていた。盛岡のフォーメーションは [3-4-2-1]だが、守備時には [5-4-1]でゴール前を固めてくると想定。ピッチの横幅を広く使って崩し、最後はクロスに合わせる得点パターンを考えているようだ。FW苔口卓也は「クロスへ飛び込むのは得意とするところ。守備的なチームから得点を奪うにはアイデアが必要になる。自分たち前線の選手が負う責任は大きい」と話した。
苔口はけがのため1月から別メニュー調整が続き、前節の途中出場で復帰を果たした。「(開幕前は)厳しい練習に取り組んでいるみんながうらやましかった。これまでの分を取り戻したい」とJ3での初ゴールに意欲をみせている。
昨季の負け癖を払拭するためにもここは重要な一戦になる。「前節は昨季のように失点後にすぐ2点目を失ってしまった。どうしても昨年のことを引きずってしまうところがあるのかもしれない。今節に向けてはメンタル面が大事になる」とMF大山俊輔。MF田中寛己は「連敗したら昨季と同じ。今季は違うということをサポーターに分かりやすく示すためにも勝つ」と語った。
盛岡は今季初戦だった前節、0―1で福島に敗れた。地元紙・岩手日報の記事によるとプレー内容ももうひとつだったようだ。ホーム開幕戦の今節に向けて立て直してくるだろう。
2013年に東北社会人リーグ覇者として出場した地域リーグ決勝大会で優勝し、JFLを経ずにJ3に参入した。昨季は他にも仕事をしながらプレーする選手ばかりだったが、ひた向きな戦いで5位に食い込んだ。今季は約半数の選手を入れ替えて次のステップに進むべくチームづくりを進めている。昨季は上位4クラブに対して5分7敗で未勝利だった。この壁を破ろうとカターレに挑んでくるはずだ。
カターレに昨季まで3年在籍してリーグ戦95試合に出場した木村勝太が3バックの一角として前節は先発出場した。クレバーで勝負強い選手であることはご存知の通りで、古巣の前に立ちはだかる。以前に鳥取でプレーしたMF森英次郎、MF小井手翔太、FW住田貴彦らも警戒が必要な新戦力だ。昨季12得点の身長190㎝のFW土井良太は長野に移籍。前節先発したGK土井康平が25日付けで京都へ期限付き移籍している。
Jリーグ参入を目指し地元クラブを改組して2003年に発足。名称の「グルージャ」は鶴を意味するスペイン語で、盛岡藩・南部家の家紋である向かい合う鶴や地元名物のじゃじゃ麺、方言の「じゃ」の響きにちなんでいるという。
今週は前節の2失点を反省し、クロスへの対応を重点的にトレーニングした。岸野靖之監督は「繰り返し揺さぶられた時にもマークがあいまいにならないようにしなければいけない」と話した。DF内田錬平が出場停止のため最終ラインの顔ぶれは変わる。吉川拓也や池端陽介らを中心に声を掛け合いながら連係の確認に努めていた。
守備だけでなくアタッカー陣の練習も兼ねていた。盛岡のフォーメーションは [3-4-2-1]だが、守備時には [5-4-1]でゴール前を固めてくると想定。ピッチの横幅を広く使って崩し、最後はクロスに合わせる得点パターンを考えているようだ。FW苔口卓也は「クロスへ飛び込むのは得意とするところ。守備的なチームから得点を奪うにはアイデアが必要になる。自分たち前線の選手が負う責任は大きい」と話した。
苔口はけがのため1月から別メニュー調整が続き、前節の途中出場で復帰を果たした。「(開幕前は)厳しい練習に取り組んでいるみんながうらやましかった。これまでの分を取り戻したい」とJ3での初ゴールに意欲をみせている。
昨季の負け癖を払拭するためにもここは重要な一戦になる。「前節は昨季のように失点後にすぐ2点目を失ってしまった。どうしても昨年のことを引きずってしまうところがあるのかもしれない。今節に向けてはメンタル面が大事になる」とMF大山俊輔。MF田中寛己は「連敗したら昨季と同じ。今季は違うということをサポーターに分かりやすく示すためにも勝つ」と語った。
盛岡は今季初戦だった前節、0―1で福島に敗れた。地元紙・岩手日報の記事によるとプレー内容ももうひとつだったようだ。ホーム開幕戦の今節に向けて立て直してくるだろう。
2013年に東北社会人リーグ覇者として出場した地域リーグ決勝大会で優勝し、JFLを経ずにJ3に参入した。昨季は他にも仕事をしながらプレーする選手ばかりだったが、ひた向きな戦いで5位に食い込んだ。今季は約半数の選手を入れ替えて次のステップに進むべくチームづくりを進めている。昨季は上位4クラブに対して5分7敗で未勝利だった。この壁を破ろうとカターレに挑んでくるはずだ。
カターレに昨季まで3年在籍してリーグ戦95試合に出場した木村勝太が3バックの一角として前節は先発出場した。クレバーで勝負強い選手であることはご存知の通りで、古巣の前に立ちはだかる。以前に鳥取でプレーしたMF森英次郎、MF小井手翔太、FW住田貴彦らも警戒が必要な新戦力だ。昨季12得点の身長190㎝のFW土井良太は長野に移籍。前節先発したGK土井康平が25日付けで京都へ期限付き移籍している。
Jリーグ参入を目指し地元クラブを改組して2003年に発足。名称の「グルージャ」は鶴を意味するスペイン語で、盛岡藩・南部家の家紋である向かい合う鶴や地元名物のじゃじゃ麺、方言の「じゃ」の響きにちなんでいるという。
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- テーマ:富山県
- ジャンル:地域情報
- カテゴリ:第3節△0-0盛岡