【第31節vs相模原プレビュー】上位追撃へ直接対決
- 2015/09/25
- 22:32
5位に浮上したカターレが勝点7差で追う4位の相模原と対戦する。今季1分1敗でまだ勝ったことのない相手でもある。譲れない一戦だ。
中2日、中3日で続く3連戦の最後の試合をアウェイで戦う。コンディション調整がかぎになるため、澤入重雄監督は25日に前節の先発組に休みを与えた。短時間のミーティングのみ行い、あとは自由。選手たちは控え組の練習に一部参加して軽く体を動かしたり、ランニングをしたり、各自の判断で心身のリフレッシュに時間をあてたようだ。カターレでは過去にあまり例のない調整法であり、監督のカラーがにじむ試みといえよう。
澤入監督が相模原戦に向けての修正点として挙げるのが、ボール奪取後のつなぎ。常に課題にのぼるところだが、前節をはじめ最近の試合では攻撃機会をつくれず押し込まれる時間が長く、懸念材料になっている。奪ってから1、2本目のパスで相手のプレッシャーを交わし、相手陣でプレーする時間を少しでも増やしたい。試合前日の練習に確認のためのメニューを盛り込む予定だ。
相模原は23日の前節・鳥取戦で2-6の大敗を喫した。中2日だった相模原に対し、鳥取は前々節に試合がなく、コンディションの面で不利だった。ホームに戻る今節は立て直してくるだろう。
総得点44はリーグ2位、総失点34は同7位。高原直泰、井上平、曽我部慶太ら前線に実力者がそろいリーグ上位の決定力を備える半面、やや失点は多い。7月12日の第20節から9月6日の第27節まで7戦勝ちなし(4分3敗)と苦しんだが、最近5試合は2勝2分1敗で持ち直している。
前節の先発メンバーをみると、高原と井上はベンチスタートでDF森勇介も欠場している。3試合連続して24歳のFW服部康平がスタメンに入るなどして11人の平均年齢は25.73歳、カターレと対戦した第8節(27.82歳)や第21節(27.00歳)よりも若返っている。
富山で行った過去2戦では、いずれもカターレのほうがアグレッシブに戦って優位に進めたが無得点に終わり、第8節ではワンチャンスをものにされて0-1で敗れ、第21節はスコアレスドローだった。今回と同じ連戦中の対戦だった第8節で相模原は省エネをきめ込み自陣に引いて好機をうかがう戦い方をした。ホームでの今節、どんな戦術を選択してくるか。双方の疲労度やメンバー構成など不確定要素が多く、今回は展開が読みづらい。
カターレは今季11勝。その都度、次の試合で連勝を目指したが成功はまだ3度。11度目の挑戦となる今節をものにして成長の証しにしてほしい。
Jリーグのデータサイトを確認したところ興味深い記録があった。今季J3の「状況別勝敗表」によると、カターレが先取点を奪ったのは10試合で、その勝敗は9勝1敗で勝率.900はリーグ1位だった。“先制すればほぼ勝てる”というのは誇るべきだが、半面で先取点を奪った試合数「10」は少ない。リーグ8位タイで福島、藤枝と並び、下は盛岡とJ-22、YS横浜。守備は固くなったが得点力を欠くチームの姿が映し出されていた。当初の課題だった守りの再建は成されつつある。負けなしが6試合続き、追加点を欲張りたくなったが、まずは先制点を奪わなければはじまらない。
※カターレは現在11勝8分9敗。引き分け8試合の内訳は0-0が5試合で、追い付いて1-1が3試合だった。よって先取点を許した試合は13でその勝敗は2勝3分8敗。
中2日、中3日で続く3連戦の最後の試合をアウェイで戦う。コンディション調整がかぎになるため、澤入重雄監督は25日に前節の先発組に休みを与えた。短時間のミーティングのみ行い、あとは自由。選手たちは控え組の練習に一部参加して軽く体を動かしたり、ランニングをしたり、各自の判断で心身のリフレッシュに時間をあてたようだ。カターレでは過去にあまり例のない調整法であり、監督のカラーがにじむ試みといえよう。
澤入監督が相模原戦に向けての修正点として挙げるのが、ボール奪取後のつなぎ。常に課題にのぼるところだが、前節をはじめ最近の試合では攻撃機会をつくれず押し込まれる時間が長く、懸念材料になっている。奪ってから1、2本目のパスで相手のプレッシャーを交わし、相手陣でプレーする時間を少しでも増やしたい。試合前日の練習に確認のためのメニューを盛り込む予定だ。
相模原は23日の前節・鳥取戦で2-6の大敗を喫した。中2日だった相模原に対し、鳥取は前々節に試合がなく、コンディションの面で不利だった。ホームに戻る今節は立て直してくるだろう。
総得点44はリーグ2位、総失点34は同7位。高原直泰、井上平、曽我部慶太ら前線に実力者がそろいリーグ上位の決定力を備える半面、やや失点は多い。7月12日の第20節から9月6日の第27節まで7戦勝ちなし(4分3敗)と苦しんだが、最近5試合は2勝2分1敗で持ち直している。
前節の先発メンバーをみると、高原と井上はベンチスタートでDF森勇介も欠場している。3試合連続して24歳のFW服部康平がスタメンに入るなどして11人の平均年齢は25.73歳、カターレと対戦した第8節(27.82歳)や第21節(27.00歳)よりも若返っている。
富山で行った過去2戦では、いずれもカターレのほうがアグレッシブに戦って優位に進めたが無得点に終わり、第8節ではワンチャンスをものにされて0-1で敗れ、第21節はスコアレスドローだった。今回と同じ連戦中の対戦だった第8節で相模原は省エネをきめ込み自陣に引いて好機をうかがう戦い方をした。ホームでの今節、どんな戦術を選択してくるか。双方の疲労度やメンバー構成など不確定要素が多く、今回は展開が読みづらい。
カターレは今季11勝。その都度、次の試合で連勝を目指したが成功はまだ3度。11度目の挑戦となる今節をものにして成長の証しにしてほしい。
Jリーグのデータサイトを確認したところ興味深い記録があった。今季J3の「状況別勝敗表」によると、カターレが先取点を奪ったのは10試合で、その勝敗は9勝1敗で勝率.900はリーグ1位だった。“先制すればほぼ勝てる”というのは誇るべきだが、半面で先取点を奪った試合数「10」は少ない。リーグ8位タイで福島、藤枝と並び、下は盛岡とJ-22、YS横浜。守備は固くなったが得点力を欠くチームの姿が映し出されていた。当初の課題だった守りの再建は成されつつある。負けなしが6試合続き、追加点を欲張りたくなったが、まずは先制点を奪わなければはじまらない。
※カターレは現在11勝8分9敗。引き分け8試合の内訳は0-0が5試合で、追い付いて1-1が3試合だった。よって先取点を許した試合は13でその勝敗は2勝3分8敗。
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第31節●1-5相模原