【第30節vs藤枝プレビュー】桃山で凱歌を
- 2015/09/22
- 22:35
中2日で再び魚津桃山へ。当地での試合は今季2戦2分で、最終となる今回は白星で締めくくりたい。ピッチをまじかに感じられるスタジアムでの勝利のダンスをサポーターは楽しみにしている。
9位の藤枝からは今季2勝。きっちり3勝目を挙げて地力をみせてほしいが、相手にも意地がある。彼らは天皇杯で3回戦に進むなど調子も上がっているようだ。勝負の行方は予断を許さない。
課題である得点力アップのために、澤入重雄監督のもとで攻撃への意識はより高まっている。FW苔口卓也のスピードなどチームの武器を生かすために常に裏を狙う、攻撃のために前を向いてボールを奪う、というのが2つの柱。現有の戦力の中で、いかに効率的に、決定的なチャンスをつくるか、と考えての判断だ。
MF森泰次郎が「やみくもに裏に蹴っているのではなく、動き出した前線の選手をしっかり狙って『合わせる』『パスする』という狙いをもってやっている」と話す。成功した時にはビッグチャンスになる。前々節・山口戦はシュート2本で2点、前節・福島戦は同5本で1点を挙げたように、シュート数が少なくても得点を奪えるわけだ。あとはパスワークとボール奪取などによって、この攻めを繰り出す状況をつくること、精度を上げることが必要になる。
ただし、運動量の落ちる終盤、攻め急いで好機をつくれず押し込まれてしまう試合が続いているのは気掛かりだ。福島戦の前半は速攻だけでなく、前方をうかがいつつボールを保持してリズムをつくることもできていた。速攻と遅攻を使い分けながら、相手陣で厚みのある攻めを展開する時間もつくれるようになると試合運びは安定するだろう。
前回の藤枝戦は山口に完敗後の7月5日の第19節。MF馬渡隼暉の初得点を含む2ゴールが生まれ4-1で勝利を収めた。しかし、試合内容は苦しいものだった。当時の会見で岸野靖之監督も「冷静にみてどっちが勝ってもおかしくない試合だった」と振り返っている。
藤枝は今月9日の天皇杯2回戦でJ1清水を4-2で下した。FW大石治寿とMF枝本雄一郎が2点ずつ決めて、0-2からひっくり返している。その後のリーグ戦は相模原、長野に敗れているが爆発力は侮れない。カターレとの前回対戦を欠場した大石はその翌節に復帰して前節までの10試合で6得点。昨年、リーグ2位の17点を奪った力を発揮しており、警戒が必要だ。カターレは前回以上の苦戦を覚悟して臨んだほうがよいだろう。
カターレは負けなしが今季最長の5試合になったが、最近2試合は先制点を許している。藤枝は総失点44がJ-22に次いで多い。先制点を奪って今回は勝ち切りたい。
9位の藤枝からは今季2勝。きっちり3勝目を挙げて地力をみせてほしいが、相手にも意地がある。彼らは天皇杯で3回戦に進むなど調子も上がっているようだ。勝負の行方は予断を許さない。
課題である得点力アップのために、澤入重雄監督のもとで攻撃への意識はより高まっている。FW苔口卓也のスピードなどチームの武器を生かすために常に裏を狙う、攻撃のために前を向いてボールを奪う、というのが2つの柱。現有の戦力の中で、いかに効率的に、決定的なチャンスをつくるか、と考えての判断だ。
MF森泰次郎が「やみくもに裏に蹴っているのではなく、動き出した前線の選手をしっかり狙って『合わせる』『パスする』という狙いをもってやっている」と話す。成功した時にはビッグチャンスになる。前々節・山口戦はシュート2本で2点、前節・福島戦は同5本で1点を挙げたように、シュート数が少なくても得点を奪えるわけだ。あとはパスワークとボール奪取などによって、この攻めを繰り出す状況をつくること、精度を上げることが必要になる。
ただし、運動量の落ちる終盤、攻め急いで好機をつくれず押し込まれてしまう試合が続いているのは気掛かりだ。福島戦の前半は速攻だけでなく、前方をうかがいつつボールを保持してリズムをつくることもできていた。速攻と遅攻を使い分けながら、相手陣で厚みのある攻めを展開する時間もつくれるようになると試合運びは安定するだろう。
前回の藤枝戦は山口に完敗後の7月5日の第19節。MF馬渡隼暉の初得点を含む2ゴールが生まれ4-1で勝利を収めた。しかし、試合内容は苦しいものだった。当時の会見で岸野靖之監督も「冷静にみてどっちが勝ってもおかしくない試合だった」と振り返っている。
藤枝は今月9日の天皇杯2回戦でJ1清水を4-2で下した。FW大石治寿とMF枝本雄一郎が2点ずつ決めて、0-2からひっくり返している。その後のリーグ戦は相模原、長野に敗れているが爆発力は侮れない。カターレとの前回対戦を欠場した大石はその翌節に復帰して前節までの10試合で6得点。昨年、リーグ2位の17点を奪った力を発揮しており、警戒が必要だ。カターレは前回以上の苦戦を覚悟して臨んだほうがよいだろう。
カターレは負けなしが今季最長の5試合になったが、最近2試合は先制点を許している。藤枝は総失点44がJ-22に次いで多い。先制点を奪って今回は勝ち切りたい。
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