【第23節vs福島プレビュー】アウェイ連勝狙う
- 2023/08/18
- 13:29
アウェイで17位の福島とぶつかる。前節の松本戦をモノにした勢いで連勝を狙う。
福島は第17節後の7月12日に服部年宏監督が成績不振を理由に退任し、依田光正ヘッドコーチが後任に就いた。その後、5戦負けなし(2勝3分)と勝点を積みながら調子を上げている。その間の2勝も松本と沼津から挙げているようにカターレが勝点を計算できる相手ではない。現に5月14日の第10節で対戦した際はDF柳下大樹がFKから決めた先取点を守り切って勝ちはしたが、大半の時間で主導権を握られ、GK平尾駿輝の好セーブがなければ危うかった。今回も僅差の勝負になるだろう。
昇格圏内をキープしているカターレに対し、相手チームは並々ならぬ闘志をもって挑んでくる。毎試合のように苦しい戦いをしいられている理由の1つだ。だが、これらを乗り越えながら、粘り強さやタフさ、しぶとさ、したたかさは増している。松本戦の奮闘は象徴的だった。
しかし一方で、松本が前半の決定機を外して助けられたのも事実。意図的にチャンスをつくり出したシーンもショートカウンター以外は乏しかった。昇格への道のりはまだ遠く、チーム力アップを目指して、ゲーム内容は問い続けなければならない。
昨年、一昨年は後半戦の成績が伸び悩んだ。いずれも攻撃面が課題だった。過去を払拭して目標を達成するには今季も攻撃力の向上がカギになる。得点数は松本を上回ってリーグ1位の36点も、シュート数は同17位の167本。シュート決定率の高さは誇れるが、シュートに至るチャンスの数は増やしたい。「ボールを奪って攻撃に転じる際のクオリティーをもっと上げなければならない」(小田切道治監督)。継続的にトレーニングしている成果を示してほしい。福島は[3-4-3]あるいは[3-1-4-2]のフォーメーションを採用し、守備時は[5-4-1]の堅固なブロックをつくる。これを破っていくだけの攻めを繰り出せるか注目だ。
福島はクラブの意思としてポゼッションスタイルを継続してきた素地があり、攻撃を組み立てる能力が高く、状況に応じて戦い方を選択する柔軟性も持っている。アグレッシブさ、シュートへの積極性が光るFW森晃太やFW長野星輝、前節・YS横浜戦の終了間際にJ3通算51点目となる同点ゴールを決めた31歳のFW樋口寛規らアタッカー陣に役者がそろっており、カターレは隙なく対応したい。

酷暑と少雨により街中でも枯れた樹木が目に付き始めました。
草島グラウンドのピッチはスタッフの散水作業によって緑を保っています。
福島は第17節後の7月12日に服部年宏監督が成績不振を理由に退任し、依田光正ヘッドコーチが後任に就いた。その後、5戦負けなし(2勝3分)と勝点を積みながら調子を上げている。その間の2勝も松本と沼津から挙げているようにカターレが勝点を計算できる相手ではない。現に5月14日の第10節で対戦した際はDF柳下大樹がFKから決めた先取点を守り切って勝ちはしたが、大半の時間で主導権を握られ、GK平尾駿輝の好セーブがなければ危うかった。今回も僅差の勝負になるだろう。
昇格圏内をキープしているカターレに対し、相手チームは並々ならぬ闘志をもって挑んでくる。毎試合のように苦しい戦いをしいられている理由の1つだ。だが、これらを乗り越えながら、粘り強さやタフさ、しぶとさ、したたかさは増している。松本戦の奮闘は象徴的だった。
しかし一方で、松本が前半の決定機を外して助けられたのも事実。意図的にチャンスをつくり出したシーンもショートカウンター以外は乏しかった。昇格への道のりはまだ遠く、チーム力アップを目指して、ゲーム内容は問い続けなければならない。
昨年、一昨年は後半戦の成績が伸び悩んだ。いずれも攻撃面が課題だった。過去を払拭して目標を達成するには今季も攻撃力の向上がカギになる。得点数は松本を上回ってリーグ1位の36点も、シュート数は同17位の167本。シュート決定率の高さは誇れるが、シュートに至るチャンスの数は増やしたい。「ボールを奪って攻撃に転じる際のクオリティーをもっと上げなければならない」(小田切道治監督)。継続的にトレーニングしている成果を示してほしい。福島は[3-4-3]あるいは[3-1-4-2]のフォーメーションを採用し、守備時は[5-4-1]の堅固なブロックをつくる。これを破っていくだけの攻めを繰り出せるか注目だ。
福島はクラブの意思としてポゼッションスタイルを継続してきた素地があり、攻撃を組み立てる能力が高く、状況に応じて戦い方を選択する柔軟性も持っている。アグレッシブさ、シュートへの積極性が光るFW森晃太やFW長野星輝、前節・YS横浜戦の終了間際にJ3通算51点目となる同点ゴールを決めた31歳のFW樋口寛規らアタッカー陣に役者がそろっており、カターレは隙なく対応したい。

酷暑と少雨により街中でも枯れた樹木が目に付き始めました。
草島グラウンドのピッチはスタッフの散水作業によって緑を保っています。
- 関連記事
-
- 第23節 福島×富山 試合後の選手コメント
- ■福島で連勝狙う
- 【第23節vs福島プレビュー】アウェイ連勝狙う
- 第22節 松本×富山 マッチレポート■夏の夜アルウィンの歓喜
- 第22節 松本×富山 松本・霜田正浩監督の会見コメント