第18節 富山×琉球 富山・小田切道治監督の会見コメント
- 2023/07/15
- 23:30
【第18節 富山1―0琉球 ▽得点者:前半35分・坪川(富)】
●富山・小田切道治監督
今日も多くの方に来ていただき声援のおかげで勝つことができた。
連戦の中、メンバーを選ぶ際には、(3日前の)天皇杯・新潟戦の良い流れ、内容の良さを継続しながら、フレッシュな選手をどう加えるかを考えた。選手たちが3連戦の3試合目というタフな条件の中でもしっかり戦ってくれて前半は自分たちのペースで進められたと思っている。
ミスもあって相手にボールを持たれたり、カウンターを受けたりするシーンはあったが、おおむね自分たちのやりたいように進められた。平井GKコーチの用意してくれたセットプレーで得点を挙げることができた。
選手のコンディションや、足をつった場合に誰を入れるかといったことばかり考えていた。相手の左サイドから押し込まれてしまい、それに対応するために5バックにいつ移行すべきかいう自分自身の決断力のなさを反省しなければいけない。不甲斐ない気持ちだが、選手が本当によく耐えて虎の子の1点を守ってくれた。選手に感謝している。
Q:特別指定選手の高橋馨希選手を先発に抜てきした。その意図と彼のパフォーマンスについて。
相手のボランチの脇で起点をつくる、あるいは起点ができなくても柳下選手がフリーになるという左サイドの関係が構築できるんじゃないかと期待して起用した。彼は練習で見ていてもタフに戦える選手なので、ゴール前に入っていくパワーなどを期待した。アシストをして、デビュー戦にもかかわらず、ものおじせずに良いパフォーマンスをしてくれた。
Q:得点を決めたCKの狙いは。
セットプレーは平井コーチに任せているので尋ねてみてください。きのうの練習であのかたちから得点が決まっていた。右CKが続いていたので、早く左CKにならないかなと思っていた。高橋馨希のボールが本当に良かった。彼は春のキャンプにも参加しているので特長は把握している。ポテンシャルが高く、攻撃のリズムを変えられる選手なので、アシストやゴールといった数字を残せるようになってほしい。守備のところは課題があると思うので、体をつくったり、理解力を高めたりしてさらにチームの戦力になってもらいたい。
Q:攻撃、守備ともにメンバー構成は変わっても先の天皇杯・新潟戦の良い流れを引き継いでプレーできていたのではないか。
琉球の立ち位置が想定とは違っていたため、当初はFWの2人のところでいつ守備のスイッチを入れるのか戸惑いはあったと思う。スピードの変化をつけるように伝えてからはスムーズだったと思う。
攻撃では、背後を突くところと、動かしてボールを入れるのとバランスは良かったと思う。ただ、もっと支配できたんじゃないかとは感じている。クオリティーは一人ひとりがもっと高める必要がある。今日のような気温と湿度が高い中だと守備だけだとしんどくなる。良い守備から入って攻撃につなげるのがコンセプトではあるが、奪って速攻ができなかった時に何ができたかといえば、やはりボールを相手に渡してしまう場面がまだまだあった。今後、大事になっていく部分なので、もっとできるようにやっていきたい。
Q:アウェイでの次節・奈良戦でリーグ前半を終える。これまでの戦いをどう評価しているのか。
チームに浮き沈みは付き物だと思っているが、その波を小さくできている。J3は混戦状態だが、今の順位がそれを表していると思う。内容的にも守備、攻撃、切り替えの局面でそれぞれ少しずつ成長している。この成長を止めずに、継続、加速できるようにやっていきたい。これからもやることは変わらない。目の前の対戦相手に集中し、勝つことだけを考えて、良い守備から良い攻撃というクオリティーの部分を突き詰めていって最終的に、みなさんと笑顔をともにできるように頑張っていきたい。
Q:印象に残っている試合を挙げるとすれば。
多くある。ただ、今日のゲームは自分自身も覚悟を決めて選手起用を考えた。選手がよく戦ってくれた。
Q:覚悟とは高橋馨希選手を起用するにあたってのものか。
先週の愛媛戦で先発した選手を外したわけで、うまくいかなければ自分の責任。外される選手の気持ちを考えると、相当に苦しいと思う。悔しい思いもしている。だが、決断するのが自分の仕事。そういう意味の覚悟です。
●富山・小田切道治監督
今日も多くの方に来ていただき声援のおかげで勝つことができた。
連戦の中、メンバーを選ぶ際には、(3日前の)天皇杯・新潟戦の良い流れ、内容の良さを継続しながら、フレッシュな選手をどう加えるかを考えた。選手たちが3連戦の3試合目というタフな条件の中でもしっかり戦ってくれて前半は自分たちのペースで進められたと思っている。
ミスもあって相手にボールを持たれたり、カウンターを受けたりするシーンはあったが、おおむね自分たちのやりたいように進められた。平井GKコーチの用意してくれたセットプレーで得点を挙げることができた。
選手のコンディションや、足をつった場合に誰を入れるかといったことばかり考えていた。相手の左サイドから押し込まれてしまい、それに対応するために5バックにいつ移行すべきかいう自分自身の決断力のなさを反省しなければいけない。不甲斐ない気持ちだが、選手が本当によく耐えて虎の子の1点を守ってくれた。選手に感謝している。
Q:特別指定選手の高橋馨希選手を先発に抜てきした。その意図と彼のパフォーマンスについて。
相手のボランチの脇で起点をつくる、あるいは起点ができなくても柳下選手がフリーになるという左サイドの関係が構築できるんじゃないかと期待して起用した。彼は練習で見ていてもタフに戦える選手なので、ゴール前に入っていくパワーなどを期待した。アシストをして、デビュー戦にもかかわらず、ものおじせずに良いパフォーマンスをしてくれた。
Q:得点を決めたCKの狙いは。
セットプレーは平井コーチに任せているので尋ねてみてください。きのうの練習であのかたちから得点が決まっていた。右CKが続いていたので、早く左CKにならないかなと思っていた。高橋馨希のボールが本当に良かった。彼は春のキャンプにも参加しているので特長は把握している。ポテンシャルが高く、攻撃のリズムを変えられる選手なので、アシストやゴールといった数字を残せるようになってほしい。守備のところは課題があると思うので、体をつくったり、理解力を高めたりしてさらにチームの戦力になってもらいたい。
Q:攻撃、守備ともにメンバー構成は変わっても先の天皇杯・新潟戦の良い流れを引き継いでプレーできていたのではないか。
琉球の立ち位置が想定とは違っていたため、当初はFWの2人のところでいつ守備のスイッチを入れるのか戸惑いはあったと思う。スピードの変化をつけるように伝えてからはスムーズだったと思う。
攻撃では、背後を突くところと、動かしてボールを入れるのとバランスは良かったと思う。ただ、もっと支配できたんじゃないかとは感じている。クオリティーは一人ひとりがもっと高める必要がある。今日のような気温と湿度が高い中だと守備だけだとしんどくなる。良い守備から入って攻撃につなげるのがコンセプトではあるが、奪って速攻ができなかった時に何ができたかといえば、やはりボールを相手に渡してしまう場面がまだまだあった。今後、大事になっていく部分なので、もっとできるようにやっていきたい。
Q:アウェイでの次節・奈良戦でリーグ前半を終える。これまでの戦いをどう評価しているのか。
チームに浮き沈みは付き物だと思っているが、その波を小さくできている。J3は混戦状態だが、今の順位がそれを表していると思う。内容的にも守備、攻撃、切り替えの局面でそれぞれ少しずつ成長している。この成長を止めずに、継続、加速できるようにやっていきたい。これからもやることは変わらない。目の前の対戦相手に集中し、勝つことだけを考えて、良い守備から良い攻撃というクオリティーの部分を突き詰めていって最終的に、みなさんと笑顔をともにできるように頑張っていきたい。
Q:印象に残っている試合を挙げるとすれば。
多くある。ただ、今日のゲームは自分自身も覚悟を決めて選手起用を考えた。選手がよく戦ってくれた。
Q:覚悟とは高橋馨希選手を起用するにあたってのものか。
先週の愛媛戦で先発した選手を外したわけで、うまくいかなければ自分の責任。外される選手の気持ちを考えると、相当に苦しいと思う。悔しい思いもしている。だが、決断するのが自分の仕事。そういう意味の覚悟です。
- 関連記事
-
- 第18節 富山×琉球 マッチレポート■〝快勝〟で連敗ストップ
- 第18節 富山×琉球 琉球・喜名哲裕監督の会見コメント
- 第18節 富山×琉球 富山・小田切道治監督の会見コメント
- 第19節 富山×琉球 試合後の選手コメント
- 【第18節vs琉球プレビュー】総力戦で勝利をつかめ