【第2節vs鳥取プレビュー】連勝で勢いに乗れ。ホームで初勝利を狙う鳥取は難敵
- 2015/03/20
- 18:23
昨季4位・鳥取とのアウェイ戦で開幕2連勝を目指す。一昨年はともにJ2で戦い、今季も昇格を争うであろうライバルとの初戦だ。また、カターレは昨季、連勝がなかった。この関門を勝利で通過できれば一気に勢いに乗れる。
先週の開幕戦には4,542人が来場し、昨季の平均4,266人を上回った。J3に陥落して観客数や会場の雰囲気の変化を心配していたサポーターもひとまず安堵したことだろう。「あの日誓った約束の場所へ1年で戻ろう」との横断幕を掲げてゴール裏から声が上がる。これまでと変わらない春の到来を感じさせた。そして、選手たちも「絶対に勝つ」と自らに課した重責を果たした。Jリーグ7年目は好スタートを切った。
オフ明け18日のミーティングで岸野靖之監督は「スピードを上げた時にミスがでる。もっとプレーの質を上げてチャンスを増やしていこうや」と伝えたそうだ。勝ったものの試合内容には不満が残った、というのがチームとしての総括。DF吉川拓也は「あの内容だと上位には食い込んでいけない。(DFとして)まず前の選手にプレッシャーに行かせるのが基本だが、前回は止めてしまうことが多かった」と反省する。FW北井佑季は「攻めのコンビネーション、プレッシングの連動ともまだ合っていない。これから積み上げていきたい」と話した。
「結果を残しながら課題を修正し、チーム力を上げていきたい」と選手みなが口にする。これまでのカターレはこの好循環をなかなかつくりだせなかった。ゲーム内容を改善したうえで今節も勝利をつかみ手始めとしたい。
鳥取は前節、JFLから昇格した山口に1-2で敗れた。ホーム開幕戦となる今節での巻き返しを期している。
前G大阪監督の松波正信監督が就任2年目。MF倉貫一毅、GK小針清允らが引退してチームは大きく若返っている。開幕のスタメンをみると、G大阪などで活躍しJ1通算47得点のMFフェルナンジーニョ(34)、北九州などでプレーした川鍋良祐(29)以外はすべて25歳以下だった。2月28日の練習試合では岐阜に1-0で勝っている。前節の得点は、後半アディショナルタイムにMF畑田真輝がFKから無回転の落ちるボールで直接決めている。
岸野監督は「鳥取はどんどんプレッシャーをかけてきて頑張るチームとの印象をもった。山口戦は相手をのびのびプレーさせてしまった感があり、今節に向けていろいろと考えて備えているはずだ」と話す。若い選手のがむしゃらなプレーに対して受け身に回るとカターレは厳しい戦いをしいられるだろう。一方で開幕戦の時のようなプレッシャーからは解放される。今回のゲームでもう一度、現時点での実力を測りたい。
◇参考データ:第1節 先発11人の平均年齢
山口23.18歳
鳥取24.82歳
YS横浜24.82歳
藤枝25.27歳
富山25.45歳
琉球25.82歳
秋田26.09歳
長野26.09歳
町田27.00歳
福島27.09歳
相模原27.55歳
J-22 19.73歳
先週の開幕戦には4,542人が来場し、昨季の平均4,266人を上回った。J3に陥落して観客数や会場の雰囲気の変化を心配していたサポーターもひとまず安堵したことだろう。「あの日誓った約束の場所へ1年で戻ろう」との横断幕を掲げてゴール裏から声が上がる。これまでと変わらない春の到来を感じさせた。そして、選手たちも「絶対に勝つ」と自らに課した重責を果たした。Jリーグ7年目は好スタートを切った。
オフ明け18日のミーティングで岸野靖之監督は「スピードを上げた時にミスがでる。もっとプレーの質を上げてチャンスを増やしていこうや」と伝えたそうだ。勝ったものの試合内容には不満が残った、というのがチームとしての総括。DF吉川拓也は「あの内容だと上位には食い込んでいけない。(DFとして)まず前の選手にプレッシャーに行かせるのが基本だが、前回は止めてしまうことが多かった」と反省する。FW北井佑季は「攻めのコンビネーション、プレッシングの連動ともまだ合っていない。これから積み上げていきたい」と話した。
「結果を残しながら課題を修正し、チーム力を上げていきたい」と選手みなが口にする。これまでのカターレはこの好循環をなかなかつくりだせなかった。ゲーム内容を改善したうえで今節も勝利をつかみ手始めとしたい。
鳥取は前節、JFLから昇格した山口に1-2で敗れた。ホーム開幕戦となる今節での巻き返しを期している。
前G大阪監督の松波正信監督が就任2年目。MF倉貫一毅、GK小針清允らが引退してチームは大きく若返っている。開幕のスタメンをみると、G大阪などで活躍しJ1通算47得点のMFフェルナンジーニョ(34)、北九州などでプレーした川鍋良祐(29)以外はすべて25歳以下だった。2月28日の練習試合では岐阜に1-0で勝っている。前節の得点は、後半アディショナルタイムにMF畑田真輝がFKから無回転の落ちるボールで直接決めている。
岸野監督は「鳥取はどんどんプレッシャーをかけてきて頑張るチームとの印象をもった。山口戦は相手をのびのびプレーさせてしまった感があり、今節に向けていろいろと考えて備えているはずだ」と話す。若い選手のがむしゃらなプレーに対して受け身に回るとカターレは厳しい戦いをしいられるだろう。一方で開幕戦の時のようなプレッシャーからは解放される。今回のゲームでもう一度、現時点での実力を測りたい。
◇参考データ:第1節 先発11人の平均年齢
山口23.18歳
鳥取24.82歳
YS横浜24.82歳
藤枝25.27歳
富山25.45歳
琉球25.82歳
秋田26.09歳
長野26.09歳
町田27.00歳
福島27.09歳
相模原27.55歳
J-22 19.73歳
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第2節●1-2鳥取