天皇杯3回戦 富山×新潟試合経過(延長前半終了時で中止。19日再開)
- 2023/07/13
- 01:09
強い雨がちょうど上がっていた午後7時にキックオフ。リーグ前節から富山はスタメンを9人、新潟は同じく10人を入れ替えて臨んだ。
低い位置から攻撃を組み立てようとする新潟に対し、富山はJ3の時のようなハイプレスを控えて高めにブロックを敷いて対峙した。
新潟はボールを保持しながら前進の機会をうかがう。焦れずにボールを動かし続け、食い付いてきた富山のプレスを外すと守備陣形の乱れを見逃さずに一気にスピードアップしてゴールに迫った。最初の決定機は8分、この日は右SHに入った長谷川巧がクロスを入れ、FWグスタボ・ネスカウがヘディングシュートを放った。14分にはペナルティーエリア右からMF島田譲が狙う。そして20分、FW谷口海斗のシュートを富山のGK田川知樹がセーブしたこぼれ球を長谷川が右から勢いよく蹴り込んで先取点を奪取。序盤から圧倒的な力量をみせつけて難なく富山ゴールをこじ開けてみせた。
リードを許したことで、少しよそ行きだった富山の動きが活性化。23分に左サイド深くに進入してマイナスのボールに走り込んだMF柴田壮介のミドルシュートが際どくゴール上を襲う。マイボールを丁寧につないで攻撃の時間をつくるようになり、相手陣でのボールの奪い返しやセカンドボール回収など泥臭く体を張る富山らしいプレーで押し込む場面もあった。ボランチの柴田が中央へ縦パスを通したり、ルーキーの左SH伊藤拓巳の斜めの走り込みに逆サイドのMF松岡大智がスルーパスを合わせたりといったリーグ戦でもあまり見られない積極的なチャレンジも目を引いた。前半終了間際には松岡が持ち味のカットインからミドルシュートを放って見せ場をつくった。
雷雲の接近により後半は約35分遅れでスタート。新潟は唯一リーグ前節に続いて先発出場した谷口に代わってMF三戸舜介をつぎ込んだ。
ピッチが白く煙るほど強い雨が降りしきる中、運動量を上げて攻勢をかけたのは富山だった。縦へ縦へと仕掛けてシュートを放ち、ボールを失っても必死に追い掛けて奪い返すシーンが続く。同13分、松岡が相手陣中央からグラウンダーのミドルシュートを左隅に突き刺して同点に追い付いた。
同15分に再び雷で中断し、再開は午後9時10分。新潟が再びボールを回すようになってペースをつかみ、同21分に速攻からFW小見洋太が決定機をつくるも決め切れない。
同33分にカウンターから攻め込んだ富山がMF吉平翼のラストパスを松岡が右から決めて勝ち越しに成功。しかし、新潟も意地をみせ同37分にパスを回して崩し左でフリーになったMF太田修介が決めて追い付いた。その後も双方に決定的なチャンスがあったが決められず15分ハーフの延長戦へ。
延長前半5分に新潟が右からのグラウンダーのクロスから太田が勝ち越し点を挙げる。同10分に3度目、延長後半開始直前に4度目の中断に入り、午後10時35分過ぎに中止の判断が下された。
残る延長後半の15分間は1週間後の19日19時から同所で行う。
低い位置から攻撃を組み立てようとする新潟に対し、富山はJ3の時のようなハイプレスを控えて高めにブロックを敷いて対峙した。
新潟はボールを保持しながら前進の機会をうかがう。焦れずにボールを動かし続け、食い付いてきた富山のプレスを外すと守備陣形の乱れを見逃さずに一気にスピードアップしてゴールに迫った。最初の決定機は8分、この日は右SHに入った長谷川巧がクロスを入れ、FWグスタボ・ネスカウがヘディングシュートを放った。14分にはペナルティーエリア右からMF島田譲が狙う。そして20分、FW谷口海斗のシュートを富山のGK田川知樹がセーブしたこぼれ球を長谷川が右から勢いよく蹴り込んで先取点を奪取。序盤から圧倒的な力量をみせつけて難なく富山ゴールをこじ開けてみせた。
リードを許したことで、少しよそ行きだった富山の動きが活性化。23分に左サイド深くに進入してマイナスのボールに走り込んだMF柴田壮介のミドルシュートが際どくゴール上を襲う。マイボールを丁寧につないで攻撃の時間をつくるようになり、相手陣でのボールの奪い返しやセカンドボール回収など泥臭く体を張る富山らしいプレーで押し込む場面もあった。ボランチの柴田が中央へ縦パスを通したり、ルーキーの左SH伊藤拓巳の斜めの走り込みに逆サイドのMF松岡大智がスルーパスを合わせたりといったリーグ戦でもあまり見られない積極的なチャレンジも目を引いた。前半終了間際には松岡が持ち味のカットインからミドルシュートを放って見せ場をつくった。
雷雲の接近により後半は約35分遅れでスタート。新潟は唯一リーグ前節に続いて先発出場した谷口に代わってMF三戸舜介をつぎ込んだ。
ピッチが白く煙るほど強い雨が降りしきる中、運動量を上げて攻勢をかけたのは富山だった。縦へ縦へと仕掛けてシュートを放ち、ボールを失っても必死に追い掛けて奪い返すシーンが続く。同13分、松岡が相手陣中央からグラウンダーのミドルシュートを左隅に突き刺して同点に追い付いた。
同15分に再び雷で中断し、再開は午後9時10分。新潟が再びボールを回すようになってペースをつかみ、同21分に速攻からFW小見洋太が決定機をつくるも決め切れない。
同33分にカウンターから攻め込んだ富山がMF吉平翼のラストパスを松岡が右から決めて勝ち越しに成功。しかし、新潟も意地をみせ同37分にパスを回して崩し左でフリーになったMF太田修介が決めて追い付いた。その後も双方に決定的なチャンスがあったが決められず15分ハーフの延長戦へ。
延長前半5分に新潟が右からのグラウンダーのクロスから太田が勝ち越し点を挙げる。同10分に3度目、延長後半開始直前に4度目の中断に入り、午後10時35分過ぎに中止の判断が下された。
残る延長後半の15分間は1週間後の19日19時から同所で行う。
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