【第17節vs愛媛プレビュー】アウェイで首位攻防戦
- 2023/07/08
- 10:00
勝点1差の2位・愛媛との首位攻防戦だ。前節、カターレは鹿児島戦で5試合ぶりに敗れ、愛媛も松本に退場者が出た数的優位を生かせず引き分けたが、互いに順位は変わらず注目を集めるシチュエーションで今節を迎える。決戦にふさわしい好ファイトを期待したい。
カターレは前節、1点を追う後半37分にDF大畑隆也がこの試合2度目の警告を受けて退場となり、同42分に追加点を許して0-2で敗れた。しかし、Jリーグはその後の5日、大畑に対する1度目の警告が本来はDF脇本晃成に与えられるべきものであり人違いであったと発表した。この誤審が勝負に及ぼした影響は小さくないが、ルールに沿って公式記録の変更は行われない。ただし、大畑への警告は累積に加算されず当初想定された今節の出場停止は免れた。釈然としない思いは残るが、愛媛戦の勝利で吹っ切ってほしいところだ。
今節に向けて攻撃パターンの再確認し、守りでは愛媛が得点源としているクロスへの対応をトレーニングしている。
愛媛戦の後は中2日で12日に天皇杯3回戦の新潟戦があり、さらに中2日の15日に次節・琉球戦が待つ。天皇杯で京都を破った6月第2週の3連戦と同じように総力戦で勝利を重ねたい。DF柳下大樹は「アウェイゲームだが連敗はできない。首位にいても自分たちは何も手にしてはいない。チャレンジャー精神をもって持てる力を発揮したい」と話した。
J3降格2年目の愛媛は昨季よりも守備意識が高い。開幕戦で岩手に1-5の大敗を喫したことが薬となって第2節から9戦負けなし(5勝4分)をマークし、順当に上位争いに食い込んでいる。総得点はリーグ10位タイの20で、総失点も同9位タイの18だが、攻守がかみ合って接戦をモノにしている(カターレ:得点26/失点17)。開幕戦を除く16試合が勝っても負けても1点差。スコアレスドローが3試合もある。カターレに似た守備からリズムをつくるチームとみてよいだろう。
攻撃陣は能力の高い選手がそろっている。中でも[4-4-2]の左SHに入る茂木駿佑がアシスト数リーグ1位の6を記録しているチャンスメーカー。SB山口竜弥と構成する左サイドがチームの主要な攻撃ルートになっており、そこからのクロスに今季6得点のFW松田力、同5得点のオーストラリア籍の20歳の長身FWベン・ダンカンが合わせるのが得点パターンだ。今節は今季全試合に先発してきた松田が警告の累積で出場停止となるため、その穴埋めがポイント。カターレと対戦した昨季の開幕戦で先取点を決めているMF佐々木匠がトップ下に入る布陣も考えられる。
愛媛の降格により8年ぶりに対戦した昨季はカターレが2試合とも2-1で競り勝った。通算の対戦成績はカターレの8勝2分5敗となっている。昨季の対戦で古巣相手に奮闘したDF林堂眞のプレーが今回も楽しみだ。
※Jリーグ公式サイトにも今節の見どころが掲載されています。ぜひ御覧ください
https://www.jleague.jp/match/j3/2023/070915/preview/#preview
カターレは前節、1点を追う後半37分にDF大畑隆也がこの試合2度目の警告を受けて退場となり、同42分に追加点を許して0-2で敗れた。しかし、Jリーグはその後の5日、大畑に対する1度目の警告が本来はDF脇本晃成に与えられるべきものであり人違いであったと発表した。この誤審が勝負に及ぼした影響は小さくないが、ルールに沿って公式記録の変更は行われない。ただし、大畑への警告は累積に加算されず当初想定された今節の出場停止は免れた。釈然としない思いは残るが、愛媛戦の勝利で吹っ切ってほしいところだ。
今節に向けて攻撃パターンの再確認し、守りでは愛媛が得点源としているクロスへの対応をトレーニングしている。
愛媛戦の後は中2日で12日に天皇杯3回戦の新潟戦があり、さらに中2日の15日に次節・琉球戦が待つ。天皇杯で京都を破った6月第2週の3連戦と同じように総力戦で勝利を重ねたい。DF柳下大樹は「アウェイゲームだが連敗はできない。首位にいても自分たちは何も手にしてはいない。チャレンジャー精神をもって持てる力を発揮したい」と話した。
J3降格2年目の愛媛は昨季よりも守備意識が高い。開幕戦で岩手に1-5の大敗を喫したことが薬となって第2節から9戦負けなし(5勝4分)をマークし、順当に上位争いに食い込んでいる。総得点はリーグ10位タイの20で、総失点も同9位タイの18だが、攻守がかみ合って接戦をモノにしている(カターレ:得点26/失点17)。開幕戦を除く16試合が勝っても負けても1点差。スコアレスドローが3試合もある。カターレに似た守備からリズムをつくるチームとみてよいだろう。
攻撃陣は能力の高い選手がそろっている。中でも[4-4-2]の左SHに入る茂木駿佑がアシスト数リーグ1位の6を記録しているチャンスメーカー。SB山口竜弥と構成する左サイドがチームの主要な攻撃ルートになっており、そこからのクロスに今季6得点のFW松田力、同5得点のオーストラリア籍の20歳の長身FWベン・ダンカンが合わせるのが得点パターンだ。今節は今季全試合に先発してきた松田が警告の累積で出場停止となるため、その穴埋めがポイント。カターレと対戦した昨季の開幕戦で先取点を決めているMF佐々木匠がトップ下に入る布陣も考えられる。
愛媛の降格により8年ぶりに対戦した昨季はカターレが2試合とも2-1で競り勝った。通算の対戦成績はカターレの8勝2分5敗となっている。昨季の対戦で古巣相手に奮闘したDF林堂眞のプレーが今回も楽しみだ。
※Jリーグ公式サイトにも今節の見どころが掲載されています。ぜひ御覧ください
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