【第13節vs鳥取プレビュー】勝利のバトンつなげ
- 2023/06/11
- 09:35
天皇杯2回戦で京都を破った勢いで、リーグ戦今季2度目の2連勝を果たしたい。第5節から節ごとに首位が入れ替わっており、富山もこれまで2度も翌節にその座を明け渡した。3度目の正直となるか注目だ。
京都戦は3日前の前節・讃岐戦からGK田川知樹を除くフィールドプレーヤー10人をすべて入れ替えて臨んだ。さらに中3日で迎える今節は再びターンオーバーを行い、讃岐戦に先発したメンバーが中心になるとみられる。前節に2ゴール1アシストをマークしたMF佐々木陽次がどんなプレーをみせるか楽しみだ。
京都戦後に話を聞いたMF碓井鉄平も、FW大野耀平も、讃岐戦での佐々木らの活躍が刺激になった様子だった。クラブ初のJ1撃破を果たし、バトンが再び次の選手たちに託される。今後も鮮やかにつなげてほしい。
天皇杯で敗退していた鳥取は前節・岐阜戦から中6日でのゲームとなる。岐阜戦は1-2で敗れて今季初の2連敗を喫した。
今季は開幕2連勝を飾った後、1勝5分4敗と苦しんでいる。16位まで順位を落として首位カターレとの勝点差が9まで広がっており、昇格争いに踏みとどまるためにはアウェイゲームであっても負けは許されないところだ。
就任3年目となる金鍾成監督の下、攻撃的なパスサッカーが浸透して得点はリーグ4位タイの19を叩き出している(カターレ22得点)。しかし、失点が同ワーストの22とかさんでいるのが課題だ(カターレ13失点)。ただ、金監督と琉球をJ2に導いたMF富樫佑太とDF田中恵太のほか、MF牛ノ濵拓やMF普光院誠、FW重松健太郎といった秀でた攻撃センスを持つ選手が多数加わった陣容は脅威だ。シーズン途中に長谷川アーリジャスールも加入し、前節は普光院をボランチから左サイドバックに移してサイドからゲームをつくる新機軸も試していた。
ポゼッションから果敢に中央突破を仕掛けるJ3の他クラブとは一線を画した超攻撃スタイル。30mライン、ペナルティーエリアの進入回数がともにリーグ1位だ。守りが懸念材料とはいえ、それを上回るほどの爆発力を秘めるだけに侮れない。
小田切道治監督は「鳥取は攻撃力があり、中央に人数をかけてくる。そこにあまり入れさせない対応ができたらよい。前節の讃岐戦のように、前からしっかりプレッシャーをかけていく。ボールを奪ってからの質もポイントになると思う。こちらも攻撃の時間をつくっていきたい」と話している。
対戦成績はカターレの12勝5分6敗。2020年に2連敗し、近2年は1勝1敗で交互に白星を挙げている。前回は昨年8月27日の第22節にアウェイで対戦して0-3の完敗だった。雪辱を果たさなければならないだろう。
京都戦は3日前の前節・讃岐戦からGK田川知樹を除くフィールドプレーヤー10人をすべて入れ替えて臨んだ。さらに中3日で迎える今節は再びターンオーバーを行い、讃岐戦に先発したメンバーが中心になるとみられる。前節に2ゴール1アシストをマークしたMF佐々木陽次がどんなプレーをみせるか楽しみだ。
京都戦後に話を聞いたMF碓井鉄平も、FW大野耀平も、讃岐戦での佐々木らの活躍が刺激になった様子だった。クラブ初のJ1撃破を果たし、バトンが再び次の選手たちに託される。今後も鮮やかにつなげてほしい。
天皇杯で敗退していた鳥取は前節・岐阜戦から中6日でのゲームとなる。岐阜戦は1-2で敗れて今季初の2連敗を喫した。
今季は開幕2連勝を飾った後、1勝5分4敗と苦しんでいる。16位まで順位を落として首位カターレとの勝点差が9まで広がっており、昇格争いに踏みとどまるためにはアウェイゲームであっても負けは許されないところだ。
就任3年目となる金鍾成監督の下、攻撃的なパスサッカーが浸透して得点はリーグ4位タイの19を叩き出している(カターレ22得点)。しかし、失点が同ワーストの22とかさんでいるのが課題だ(カターレ13失点)。ただ、金監督と琉球をJ2に導いたMF富樫佑太とDF田中恵太のほか、MF牛ノ濵拓やMF普光院誠、FW重松健太郎といった秀でた攻撃センスを持つ選手が多数加わった陣容は脅威だ。シーズン途中に長谷川アーリジャスールも加入し、前節は普光院をボランチから左サイドバックに移してサイドからゲームをつくる新機軸も試していた。
ポゼッションから果敢に中央突破を仕掛けるJ3の他クラブとは一線を画した超攻撃スタイル。30mライン、ペナルティーエリアの進入回数がともにリーグ1位だ。守りが懸念材料とはいえ、それを上回るほどの爆発力を秘めるだけに侮れない。
小田切道治監督は「鳥取は攻撃力があり、中央に人数をかけてくる。そこにあまり入れさせない対応ができたらよい。前節の讃岐戦のように、前からしっかりプレッシャーをかけていく。ボールを奪ってからの質もポイントになると思う。こちらも攻撃の時間をつくっていきたい」と話している。
対戦成績はカターレの12勝5分6敗。2020年に2連敗し、近2年は1勝1敗で交互に白星を挙げている。前回は昨年8月27日の第22節にアウェイで対戦して0-3の完敗だった。雪辱を果たさなければならないだろう。
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