【第12節vs讃岐プレビュー】必勝期す一戦。復調気味の難敵を下せるか
- 2023/06/03
- 16:41
前節の岐阜戦で4試合ぶり、公式戦としては6試合ぶりの黒星を喫して迎えるホームゲームだ。小田切体制での連続得点も19試合で止まった。もう一度ギアを入れ直して白星をつかみ再び加速していきたい。
今節後は中2日で天皇杯2回戦の京都戦、さらに中3日で次節・鳥取戦が控えているが、小田切道治監督は「とにかく讃岐戦に勝つことだけを考えよう」と選手に伝えている。讃岐は前節で好調な奈良と1-1で引き分け、6戦勝ちなし(3分3敗)ながらパフォーマンスを上げている。目の前の難敵を倒すべく、チームと気持ちを合わせて後押ししたい。
讃岐は今季就任した米山篤志監督のもと開幕から3勝1分1敗の好スタートを切った。その後は5試合連続無得点が続いて苦しい戦いをしいられたが、5月20日の天皇杯1回戦・Brew KASHIMA(茨城)戦で2-1の逆転勝ちを収めると前節・奈良戦は前半14分にリーグ戦6試合ぶりのゴールとなる先取点をMF森勇人が挙げた。直後に追い付かれたものの、それからも攻守がかみあって上位の奈良に対して押し気味に進めた。
終了間際にPKを与えて万事休したかと思われたが、前半に自らのミスで失点を招いたGK高橋拓也が好セーブ。こぼれ球を押し込まれそうになったが、さらに右手を伸ばしてかき出すというビッグプレーが飛び出してチームを救った。
総失点15(カターレ:13)のうち前半の失点が3(同:5)と堅実な守りとゲーム運びが身に付きつつあり、6戦勝ちなしにもかかわらず2連敗が一度もない。総得点7(同:19)の攻撃面が上向いている現在はカターレにとって相当手ごわいとみなければならないだろう。対戦成績で7連勝(通算7勝1分2敗)と分が良い過去の成績は頭から消し去って臨みたい。
讃岐のフォーメーションは[4-4-2]。スピードとテクニックを兼ね備えたMF川﨑一輝が左サイドハーフに入る攻撃の柱。2020年に秋田をJ2昇格に導いたボランチの江口直生が今季から加わり、彼がキッカーを務めるセットプレーが得点源の1つになっている。身長181cmの左サイドバック奥田雄大が江口のキックからチームトップの3得点を挙げている。
カターレは前節、背後を突く岐阜の攻撃に手こずった。小田切監督は「最終ラインが下がってしまい、前から行きたくても中盤で間延びして、チグハグな形になった。前から奪いにいく自分たちの良さを改めて発揮できるように今週はトレーニングしている」と話す。
DF今瀬淳也は「岐阜戦はうまくいかない中でも我慢して0-1で折り返せたのだから、最低でも追いついて勝点を取りたかった。ここまで得点を取れていたのは自分たちのサッカーを続けてこられたからだと思う。無得点で終わったということは、そういう面で前節は足りなかったのだと受け止めている。負けたあとの今節は大事なゲームになる。ハードワークや球際など自分たちのやるべきことを徹底して勝利をつかみたい」と話した。
今節後は中2日で天皇杯2回戦の京都戦、さらに中3日で次節・鳥取戦が控えているが、小田切道治監督は「とにかく讃岐戦に勝つことだけを考えよう」と選手に伝えている。讃岐は前節で好調な奈良と1-1で引き分け、6戦勝ちなし(3分3敗)ながらパフォーマンスを上げている。目の前の難敵を倒すべく、チームと気持ちを合わせて後押ししたい。
讃岐は今季就任した米山篤志監督のもと開幕から3勝1分1敗の好スタートを切った。その後は5試合連続無得点が続いて苦しい戦いをしいられたが、5月20日の天皇杯1回戦・Brew KASHIMA(茨城)戦で2-1の逆転勝ちを収めると前節・奈良戦は前半14分にリーグ戦6試合ぶりのゴールとなる先取点をMF森勇人が挙げた。直後に追い付かれたものの、それからも攻守がかみあって上位の奈良に対して押し気味に進めた。
終了間際にPKを与えて万事休したかと思われたが、前半に自らのミスで失点を招いたGK高橋拓也が好セーブ。こぼれ球を押し込まれそうになったが、さらに右手を伸ばしてかき出すというビッグプレーが飛び出してチームを救った。
総失点15(カターレ:13)のうち前半の失点が3(同:5)と堅実な守りとゲーム運びが身に付きつつあり、6戦勝ちなしにもかかわらず2連敗が一度もない。総得点7(同:19)の攻撃面が上向いている現在はカターレにとって相当手ごわいとみなければならないだろう。対戦成績で7連勝(通算7勝1分2敗)と分が良い過去の成績は頭から消し去って臨みたい。
讃岐のフォーメーションは[4-4-2]。スピードとテクニックを兼ね備えたMF川﨑一輝が左サイドハーフに入る攻撃の柱。2020年に秋田をJ2昇格に導いたボランチの江口直生が今季から加わり、彼がキッカーを務めるセットプレーが得点源の1つになっている。身長181cmの左サイドバック奥田雄大が江口のキックからチームトップの3得点を挙げている。
カターレは前節、背後を突く岐阜の攻撃に手こずった。小田切監督は「最終ラインが下がってしまい、前から行きたくても中盤で間延びして、チグハグな形になった。前から奪いにいく自分たちの良さを改めて発揮できるように今週はトレーニングしている」と話す。
DF今瀬淳也は「岐阜戦はうまくいかない中でも我慢して0-1で折り返せたのだから、最低でも追いついて勝点を取りたかった。ここまで得点を取れていたのは自分たちのサッカーを続けてこられたからだと思う。無得点で終わったということは、そういう面で前節は足りなかったのだと受け止めている。負けたあとの今節は大事なゲームになる。ハードワークや球際など自分たちのやるべきことを徹底して勝利をつかみたい」と話した。
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