【第5節vsFC大阪プレビュー】昇格組と初対決。悪癖修正にトライ
- 2023/03/31
- 14:27
JFLから昇格したFC大阪と初めて対戦する。会場は高校ラグビーの聖地として知られる東大阪市の花園ラグビー場だ。
カターレが大阪府内で試合を行うのはG大阪とC大阪のU-23がJ3に参加していた2020年以来。府内出身の田川知樹、齋藤和希、平尾駿樹のGK3人や、20、21年にFC大阪に所属したMF大山武蔵、C大阪U-18出身のMF松岡大智ら当地になじみのある選手は多く、相手にも元カターレのDF舘野俊祐とGK服部一輝が在籍。彼らのハッスルプレーが楽しみだ。
FC大阪は1996年の創設。2015年にJFLに昇格した。18年から東大阪市をホームタウンに定め、20年にJリーグ百年構想クラブとして承認された。花園ラグビー場を含む花園中央公園の指定管理にも参画している。
昨年のJFLでは塚原真也監督(現強化ダイレクター)のもと17勝8分5敗の勝点59で2位に入って昇格を決めた。優勝した奈良に得失点差で及ばなかったが、勝数では上回った。ホームでの最終戦に12,183人を集め、J入会条件とされたホームゲーム平均入場者数2,000人以上をクリアしている。
今季は前八戸監督の志垣良氏が指揮を執る。第2節・宮崎戦でJリーグ初勝利を挙げた。ホームゲームは今節のカターレ戦が2試合目。ホーム初戦の第3節・岩手戦は0-3だった。ホームでの初得点と初勝利を狙っている。
選手はクラブの昇格とともにJリーグに初挑戦する者が少なくない。同じ昇格組でもJ経験者が多い奈良とは対照的だ。前八戸のFW島田拓海、前いわきのMF古川大悟らが新戦力として加わっている。志垣監督は昨季途中から八戸を率いてチームを立て直し、終盤戦で好成績を残した。FC大阪でも、これまでの良さを生かしつつ、バージョンアップに取り組んでいるはずだ。昇格クラブがJ3で十分に戦えることはこれまでの事例が示している。通用にとどまらない、上位に食い込める力量があるか否かに注目が集まる。
フォーメーションは[4-4-2]。攻守ともにオーソドックスなスタイルとみられる。前節の愛媛戦(1●2)では、すでに2得点を挙げている島田の機動力を生かした縦に速い攻めや、左SB舘野からのクロスでゴールに迫るシーンが多かった。前半35分の同点ゴールは舘野のクロスから生まれている。富山市出身の舘野は在籍8年目。東京Vからのレンタル移籍でプロ1、2年目の12、13年に郷里のカターレでプレーした。東京V時代の14年J2第6節以来9年ぶりのカターレ戦に期するものがあるだろう。
カターレは4試合(2勝1分1敗)で9得点/8失点。失点の多さは気になるものの、うち3試合は前半に先取点を奪えている。接戦になるとモチベーションの高いFC大阪が調子づく可能性が高いだけに、今節も先にリードを奪って優位に立ちたい。
2試合続けて後半早々にそのリードを失っているのが課題。立ち上がりに集中する、守りに入らない、といった注意喚起から深めて、状況に合わせた対処方法など具体策を整理しているという。「魔の時間」と言わせないように、ここで歯止めをかけて勝利を持ち帰ってほしい。
カターレが大阪府内で試合を行うのはG大阪とC大阪のU-23がJ3に参加していた2020年以来。府内出身の田川知樹、齋藤和希、平尾駿樹のGK3人や、20、21年にFC大阪に所属したMF大山武蔵、C大阪U-18出身のMF松岡大智ら当地になじみのある選手は多く、相手にも元カターレのDF舘野俊祐とGK服部一輝が在籍。彼らのハッスルプレーが楽しみだ。
FC大阪は1996年の創設。2015年にJFLに昇格した。18年から東大阪市をホームタウンに定め、20年にJリーグ百年構想クラブとして承認された。花園ラグビー場を含む花園中央公園の指定管理にも参画している。
昨年のJFLでは塚原真也監督(現強化ダイレクター)のもと17勝8分5敗の勝点59で2位に入って昇格を決めた。優勝した奈良に得失点差で及ばなかったが、勝数では上回った。ホームでの最終戦に12,183人を集め、J入会条件とされたホームゲーム平均入場者数2,000人以上をクリアしている。
今季は前八戸監督の志垣良氏が指揮を執る。第2節・宮崎戦でJリーグ初勝利を挙げた。ホームゲームは今節のカターレ戦が2試合目。ホーム初戦の第3節・岩手戦は0-3だった。ホームでの初得点と初勝利を狙っている。
選手はクラブの昇格とともにJリーグに初挑戦する者が少なくない。同じ昇格組でもJ経験者が多い奈良とは対照的だ。前八戸のFW島田拓海、前いわきのMF古川大悟らが新戦力として加わっている。志垣監督は昨季途中から八戸を率いてチームを立て直し、終盤戦で好成績を残した。FC大阪でも、これまでの良さを生かしつつ、バージョンアップに取り組んでいるはずだ。昇格クラブがJ3で十分に戦えることはこれまでの事例が示している。通用にとどまらない、上位に食い込める力量があるか否かに注目が集まる。
フォーメーションは[4-4-2]。攻守ともにオーソドックスなスタイルとみられる。前節の愛媛戦(1●2)では、すでに2得点を挙げている島田の機動力を生かした縦に速い攻めや、左SB舘野からのクロスでゴールに迫るシーンが多かった。前半35分の同点ゴールは舘野のクロスから生まれている。富山市出身の舘野は在籍8年目。東京Vからのレンタル移籍でプロ1、2年目の12、13年に郷里のカターレでプレーした。東京V時代の14年J2第6節以来9年ぶりのカターレ戦に期するものがあるだろう。
カターレは4試合(2勝1分1敗)で9得点/8失点。失点の多さは気になるものの、うち3試合は前半に先取点を奪えている。接戦になるとモチベーションの高いFC大阪が調子づく可能性が高いだけに、今節も先にリードを奪って優位に立ちたい。
2試合続けて後半早々にそのリードを失っているのが課題。立ち上がりに集中する、守りに入らない、といった注意喚起から深めて、状況に合わせた対処方法など具体策を整理しているという。「魔の時間」と言わせないように、ここで歯止めをかけて勝利を持ち帰ってほしい。
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