第4節 富山×長野 長野・シュタルフ悠紀リヒャルト監督の会見コメント
- 2023/03/26
- 19:15
●長野・シュタルフ悠紀リヒャルト監督
我々がゲームをしていて、突然0-1になり、我々がゲームを続けて3-1にひっくり返して、突然3-3でゲームが終わった。非常にショッキングなゲームだった。
多くのサポーターが来てくれた。散々なホーム開幕戦の後とは思えないぐらいの声援を送ってくれてホームのような雰囲気でゲームができた。そこに応えようと思ってゲームに臨み、結果以外の部分では良いパフォーマンスをみせられたと思うが、勝点を積み上げていかなければいけない。このゲームの流れ、ゲームの進め方を加味すると「1」では少な過ぎると思う。
Q:ゲーム内容は良かったのではないか。
結果以外の部分は高く評価できるゲームだと思う。失点シーンは問題だが、意図したかたちで数多くチャンスをつくれた。3点取ったが、その後3-2になるよりも4-1になる可能性が高い内容のゲームだったと思う。こういう結末に終わるとは誰も予想していなかっただろう。
富山目線で言えば、富山の選手をほめるべきだが、我々の目線では非常にもったいないプレゼントだった。サッカーにおいて、おみやげはいけない。(勝点を)プレゼントするのは愛媛戦に続き2度目。ホーム開幕戦の1失点目も相手へのプレゼントのようなものだった。長野の人はすごく温かいが、サッカーにおいてはプレゼントをやめないと目指す所には到達できない。もっともっとストイックにやってもらいたい。
Q:失点は組織よりも個人のところが課題だったのではないか。
選手一人ひとりが向き合っていかなければいけない。サッカーはミスのスポーツで、ミスは起きるのだが、失点につながるようなミスはプロフェッショナルとして最小限に抑えていかなければ。我々のゴールは組織的な崩しからであったり、スピーディーなカウンターからであったり、素晴らしいミドルシュートから生まれた。相手は僕らにプレゼントはくれないのに、(4点目を狙った)PKも安々と相手のGKにプレゼントしてしまった。もったいないゲームであり、一人ひとりがレベルアップしなければいけない。
Q:前節うまくいかなかったビルドアップのところは改善された。
ビルドアップが機能していなかったのではなく、それが得意ではない選手を起用していたために少し停滞した。富山もそれを見て前からプレッシャーをかけてくる。ビルドアップできる選手を配置してそこでゲームが崩れないようにした。ビルドアップできるスリーバックとGKを配置することでおのずと解決し、良い流れでボールを持てて押し込めたと思う。積み上げができている部分であり、選手の特長が生きた。ただ、3失点しているので、その采配が正解だったかと言えばクエスチョンマークがつく。2試合連続の3失点は、優勝に値するかといえば、値しない結果だ。
メンタル面が大きいと思う。3-2になった時の「負けるかも」「やられるかも」といった空気感が、ベンチにまで伝わってきたのは残念。アクシデントのような一発のチャンスで決められただけの3-2だったので、普通に続けていけばよかったのに急に相手のチャンスが増えた。もっと勝者のメンタリティーを育んで、こういうゲームを終わらせられるようにならないと、繰り返されるだろう。第4節を終えてこれで2度目。もし勝ち切っていたらと思うと、非常に悔しいし残念。
Q:失点後も慌てずにボールをつないでいくべきだったのか。
全部つなぐ必要はないが、「全体としてつないでいこう」「全体として蹴ってセカンドボールを回収しよう」というのがなくなるというか、一人ひとりが単体として「なんとかしなきゃ」「逃げ切らなきゃ」というふうになってしまう印象。「大丈夫」という声掛けをしている選手もいるが、それが耳に入っているのかどうか。追い付かれた後でも普通にプレーを続けたらチャンスをつくれるはずのゲーム内容だったと思うが、ファウルストップはあったにせよ、むしろ富山のほうにチャンスが多かった。落ち着きがないというか、よい言葉が見つからない。プレゼントだったなと思う。
愛媛にしても富山にしても昇格争いをするライバルなので、勝点3差をつけられたゲームをみすみす引き分けにされて、差をつけられず帰らなければいけない。この内容で勝点差がつかずに帰るのは受け入れがたいが、それがフットボールであり、僕らの弱さ。早くそこをなんとか振り払ってもっと強くなりたい。
我々がゲームをしていて、突然0-1になり、我々がゲームを続けて3-1にひっくり返して、突然3-3でゲームが終わった。非常にショッキングなゲームだった。
多くのサポーターが来てくれた。散々なホーム開幕戦の後とは思えないぐらいの声援を送ってくれてホームのような雰囲気でゲームができた。そこに応えようと思ってゲームに臨み、結果以外の部分では良いパフォーマンスをみせられたと思うが、勝点を積み上げていかなければいけない。このゲームの流れ、ゲームの進め方を加味すると「1」では少な過ぎると思う。
Q:ゲーム内容は良かったのではないか。
結果以外の部分は高く評価できるゲームだと思う。失点シーンは問題だが、意図したかたちで数多くチャンスをつくれた。3点取ったが、その後3-2になるよりも4-1になる可能性が高い内容のゲームだったと思う。こういう結末に終わるとは誰も予想していなかっただろう。
富山目線で言えば、富山の選手をほめるべきだが、我々の目線では非常にもったいないプレゼントだった。サッカーにおいて、おみやげはいけない。(勝点を)プレゼントするのは愛媛戦に続き2度目。ホーム開幕戦の1失点目も相手へのプレゼントのようなものだった。長野の人はすごく温かいが、サッカーにおいてはプレゼントをやめないと目指す所には到達できない。もっともっとストイックにやってもらいたい。
Q:失点は組織よりも個人のところが課題だったのではないか。
選手一人ひとりが向き合っていかなければいけない。サッカーはミスのスポーツで、ミスは起きるのだが、失点につながるようなミスはプロフェッショナルとして最小限に抑えていかなければ。我々のゴールは組織的な崩しからであったり、スピーディーなカウンターからであったり、素晴らしいミドルシュートから生まれた。相手は僕らにプレゼントはくれないのに、(4点目を狙った)PKも安々と相手のGKにプレゼントしてしまった。もったいないゲームであり、一人ひとりがレベルアップしなければいけない。
Q:前節うまくいかなかったビルドアップのところは改善された。
ビルドアップが機能していなかったのではなく、それが得意ではない選手を起用していたために少し停滞した。富山もそれを見て前からプレッシャーをかけてくる。ビルドアップできる選手を配置してそこでゲームが崩れないようにした。ビルドアップできるスリーバックとGKを配置することでおのずと解決し、良い流れでボールを持てて押し込めたと思う。積み上げができている部分であり、選手の特長が生きた。ただ、3失点しているので、その采配が正解だったかと言えばクエスチョンマークがつく。2試合連続の3失点は、優勝に値するかといえば、値しない結果だ。
メンタル面が大きいと思う。3-2になった時の「負けるかも」「やられるかも」といった空気感が、ベンチにまで伝わってきたのは残念。アクシデントのような一発のチャンスで決められただけの3-2だったので、普通に続けていけばよかったのに急に相手のチャンスが増えた。もっと勝者のメンタリティーを育んで、こういうゲームを終わらせられるようにならないと、繰り返されるだろう。第4節を終えてこれで2度目。もし勝ち切っていたらと思うと、非常に悔しいし残念。
Q:失点後も慌てずにボールをつないでいくべきだったのか。
全部つなぐ必要はないが、「全体としてつないでいこう」「全体として蹴ってセカンドボールを回収しよう」というのがなくなるというか、一人ひとりが単体として「なんとかしなきゃ」「逃げ切らなきゃ」というふうになってしまう印象。「大丈夫」という声掛けをしている選手もいるが、それが耳に入っているのかどうか。追い付かれた後でも普通にプレーを続けたらチャンスをつくれるはずのゲーム内容だったと思うが、ファウルストップはあったにせよ、むしろ富山のほうにチャンスが多かった。落ち着きがないというか、よい言葉が見つからない。プレゼントだったなと思う。
愛媛にしても富山にしても昇格争いをするライバルなので、勝点3差をつけられたゲームをみすみす引き分けにされて、差をつけられず帰らなければいけない。この内容で勝点差がつかずに帰るのは受け入れがたいが、それがフットボールであり、僕らの弱さ。早くそこをなんとか振り払ってもっと強くなりたい。
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