【第4節vs長野プレビュー】連勝で加速を
- 2023/03/25
- 22:14
終了間際のゴールで競り勝った前節の勢いで2連勝を狙う。今節も相手は手ごわいが、乗り越えたい。
前節の北九州戦は収穫が多かった。開幕2戦とは異なるメンバー構成、異なる戦い方に手応えをつかみ、結果もついてきた。守りのアグレッシブさは継続しつつ、ボールを保持しながら攻めて得点につなげており、小田切道治監督は試合後、「『これが我々のサッカーだ』というものをひとつ見せられたんじゃないかと思う」と語っている。このタイミングでもう1つ白星を重ねられると選手にも自信が芽生えるはず。連勝のチャンスをモノにしてほしい。
前節の先取点はMF末木裕也のスルーパスから生まれた。彼は今季、チャンスに直結する前線へのパスをより強く意識しており、しっかり結果につなげた。「これまではボールを散らしたり、落ち着かせたりする役割が多かった。(決定機につながるパスという)自分が本来売りにしていたところを発揮できるように心掛けている」と言う。
法政大在学時には、常に前を狙ってプレーするよう長山一也監督から繰り返し指導されていたそうで、恩師がコーチとして赴任したこともきっかけになったようだ。プロ4年目を迎えて「チームの中心にならなければいけないと思っている」とも話しており、今節も目が離せない。
末木とともにボランチに入る同じくプロ4年目のMF坪川潤之にとっては古巣戦になる。長野では3年間で79試合に出場し、昨季後の契約満了の知らせに驚いた長野サポーターは少なくないだろう。坪川は「長野での経験は自信になっている。『次のクラブで頑張るぞ』と気持ちはすぐに切り替えることができた」と当時を振り返る。
カターレでは本職ともいえるボランチでプレーし、「ボックスtoボックスで攻守に貢献し、得点も取りたい」「仲間から、あいつがいるとチームがうまく回ると思ってもらえるような選手になりたい」と意欲を語っている。長野側からも視線が集まる今節、輝きを放てるか注目だ。
長野はホーム初戦だった前節、0-3でJFLから昇格してきた奈良に初勝利を献上した。これが今季初黒星。前半27分にロングボールから隙を突かれて失点し、反撃を試みたが逆に失点を重ねてしまった。相手を押し込んではいたが、その割に効果的な崩しを繰り出せなかった印象。就任2年目のシュタルフ悠紀リヒャルト監督のもと、攻守に修正をかけて今節に備えているはずだ。
フォーメーションは[3-6-1]。前節のスタメンのうち新加入は3人で、YS横浜時代の2019年に15得点を挙げている前愛媛のFW進昂平、前松本のDF大野佑哉、前北九州のMF西村恭史。今のところ、シュタルフ監督の考えが浸透している昨季から在籍している選手が中心になっている。攻撃のエース格であるMF森川裕貴が2月のキャンプ中に負傷して今季まだ出場がない。水戸から期限付きで加入した元カターレのMF音泉翔眞は開幕戦に途中出場し、その後の2戦はベンチ外となっている。
カターレが沼津戦の敗北を機にメンバーを変えて再起を図ったように、長野も初黒星を受けてメンバー変更が考えられる。パフォーマンスも上げてくるだろう。
対戦成績はカターレの6勝4分7敗。過去2年は、互いにホームゲームを制して2勝2敗、すべて先取点を奪ったほうが相手を完封している。
前節の北九州戦は収穫が多かった。開幕2戦とは異なるメンバー構成、異なる戦い方に手応えをつかみ、結果もついてきた。守りのアグレッシブさは継続しつつ、ボールを保持しながら攻めて得点につなげており、小田切道治監督は試合後、「『これが我々のサッカーだ』というものをひとつ見せられたんじゃないかと思う」と語っている。このタイミングでもう1つ白星を重ねられると選手にも自信が芽生えるはず。連勝のチャンスをモノにしてほしい。
前節の先取点はMF末木裕也のスルーパスから生まれた。彼は今季、チャンスに直結する前線へのパスをより強く意識しており、しっかり結果につなげた。「これまではボールを散らしたり、落ち着かせたりする役割が多かった。(決定機につながるパスという)自分が本来売りにしていたところを発揮できるように心掛けている」と言う。
法政大在学時には、常に前を狙ってプレーするよう長山一也監督から繰り返し指導されていたそうで、恩師がコーチとして赴任したこともきっかけになったようだ。プロ4年目を迎えて「チームの中心にならなければいけないと思っている」とも話しており、今節も目が離せない。
末木とともにボランチに入る同じくプロ4年目のMF坪川潤之にとっては古巣戦になる。長野では3年間で79試合に出場し、昨季後の契約満了の知らせに驚いた長野サポーターは少なくないだろう。坪川は「長野での経験は自信になっている。『次のクラブで頑張るぞ』と気持ちはすぐに切り替えることができた」と当時を振り返る。
カターレでは本職ともいえるボランチでプレーし、「ボックスtoボックスで攻守に貢献し、得点も取りたい」「仲間から、あいつがいるとチームがうまく回ると思ってもらえるような選手になりたい」と意欲を語っている。長野側からも視線が集まる今節、輝きを放てるか注目だ。
長野はホーム初戦だった前節、0-3でJFLから昇格してきた奈良に初勝利を献上した。これが今季初黒星。前半27分にロングボールから隙を突かれて失点し、反撃を試みたが逆に失点を重ねてしまった。相手を押し込んではいたが、その割に効果的な崩しを繰り出せなかった印象。就任2年目のシュタルフ悠紀リヒャルト監督のもと、攻守に修正をかけて今節に備えているはずだ。
フォーメーションは[3-6-1]。前節のスタメンのうち新加入は3人で、YS横浜時代の2019年に15得点を挙げている前愛媛のFW進昂平、前松本のDF大野佑哉、前北九州のMF西村恭史。今のところ、シュタルフ監督の考えが浸透している昨季から在籍している選手が中心になっている。攻撃のエース格であるMF森川裕貴が2月のキャンプ中に負傷して今季まだ出場がない。水戸から期限付きで加入した元カターレのMF音泉翔眞は開幕戦に途中出場し、その後の2戦はベンチ外となっている。
カターレが沼津戦の敗北を機にメンバーを変えて再起を図ったように、長野も初黒星を受けてメンバー変更が考えられる。パフォーマンスも上げてくるだろう。
対戦成績はカターレの6勝4分7敗。過去2年は、互いにホームゲームを制して2勝2敗、すべて先取点を奪ったほうが相手を完封している。
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