第3節 富山×北九州 マッチレポート■終了直前に勝ち越し。新味示して地元初戦飾る
- 2023/03/24
- 16:10
【第3節 富山3―2北九州 ▽得点者:前半24分・吉平、同45+1・吉平(以上富)、後半3分・乾、同21分・乾(以上北)、同45+3分・アルトゥール(富)】
※ハイライト映像(J公式サイト)
カターレは前節の沼津戦から先発を6人も入れ替えて臨んだ。押し込まれる時間が長かったことを踏まえ、DFラインを押し上げてボールを奪いにいけるコンパクトな布陣をしき、マイボールの保持を安定させて攻撃の時間をつくることを狙った。両SBは左がプロ2年目にしてリーグ戦初先発の安光将作、右も今季初出場の大山武蔵。攻撃的MFの経験が長く、キープ力もあるこの2人に攻撃の起点となる働きを期待した。
開幕2戦とは打って変わって自陣でボールを回しながら攻略のチャンスをうかがう展開。10分にゴール前でMF坪川潤之がボールを奪われてヒヤリとするが、自らのタックルで相手をつぶして難を逃れた。北九州も整った守備ブロックをつくり、なかなか深くは進入できない時間が続いたが、24分に均衡を破った。中盤での競り合いからボールを拾ったMF末木裕也がきれいにスルーパスを通し、FW吉平翼が裏に抜け出す。吉平は切り返しでDFを外すとGKの股下から先制のゴールを流し込んだ。
得点で勢いづいたカターレは高い位置からどんどんプレスをかけて主導権を掌握。40分にMF松岡大智の左足クロスに吉平とFW安藤由翔が飛び込む決定機をつくった。45分に右サイドで相手DFに松岡と安藤が次々と鋭く寄せて安藤がボールを奪い、ペナルティーエリア右で倒されPKを獲得。これを吉平が決めてリードを広げた。
しかし後半は北九州が縦への意識を高めて反撃に転じ、3分に右クロスが逆サイドにこぼれたところを左SB乾貴哉が蹴り込んで1点を返す。[4-4-2]のトップから後半は右サイドにまわったMF野瀬龍世が数多くボールに関与するようになったのが効いて、後半21分、彼の右クロスに外から身長187㎝の乾が頭で合わせて同点に追い付いた。
その後しばらくは北九州が押し気味だったが、残り15分を切ってカターレも盛り返して相手ゴール前までボールを運んだ。アディショナルタイムが4分と掲示され表示され、カターレはGK田川知樹がペナルティーエリアの外に出て送ったライナー性のフィードをFW高橋駿太が頭で落とし、MFアルトゥール・シルバへ。シルバからリーターンパスを引き出した高橋が倒されてPKとなり、これをシルバが決めて勝ち越した。最後の北九州のCKを防ぎ、ホーム開幕戦を白星で飾った。
シーズンのホーム初戦で勝ったのは2年ぶり。白星が先行したのに加え、スタメンの入れ替えが結果につながったのが大きい。高橋は「若い選手も多く出場した。これでまたチーム内での競争が始まるし、良い流れが来ると思う。もっともっと競争して互いに高め合っていきたい」。DF大畑隆也は「実力差なく、特長の異なる選手がうちにはそろっている。誰が出場しても良い試合をして勝てるチームになっていくのが大事。苦しい試合だったが、みんなで勝ちにもってこれたのは自信になる」と話した。
※都合により掲載が遅くなりました。申し訳ありません。

※ハイライト映像(J公式サイト)
カターレは前節の沼津戦から先発を6人も入れ替えて臨んだ。押し込まれる時間が長かったことを踏まえ、DFラインを押し上げてボールを奪いにいけるコンパクトな布陣をしき、マイボールの保持を安定させて攻撃の時間をつくることを狙った。両SBは左がプロ2年目にしてリーグ戦初先発の安光将作、右も今季初出場の大山武蔵。攻撃的MFの経験が長く、キープ力もあるこの2人に攻撃の起点となる働きを期待した。
開幕2戦とは打って変わって自陣でボールを回しながら攻略のチャンスをうかがう展開。10分にゴール前でMF坪川潤之がボールを奪われてヒヤリとするが、自らのタックルで相手をつぶして難を逃れた。北九州も整った守備ブロックをつくり、なかなか深くは進入できない時間が続いたが、24分に均衡を破った。中盤での競り合いからボールを拾ったMF末木裕也がきれいにスルーパスを通し、FW吉平翼が裏に抜け出す。吉平は切り返しでDFを外すとGKの股下から先制のゴールを流し込んだ。
得点で勢いづいたカターレは高い位置からどんどんプレスをかけて主導権を掌握。40分にMF松岡大智の左足クロスに吉平とFW安藤由翔が飛び込む決定機をつくった。45分に右サイドで相手DFに松岡と安藤が次々と鋭く寄せて安藤がボールを奪い、ペナルティーエリア右で倒されPKを獲得。これを吉平が決めてリードを広げた。
しかし後半は北九州が縦への意識を高めて反撃に転じ、3分に右クロスが逆サイドにこぼれたところを左SB乾貴哉が蹴り込んで1点を返す。[4-4-2]のトップから後半は右サイドにまわったMF野瀬龍世が数多くボールに関与するようになったのが効いて、後半21分、彼の右クロスに外から身長187㎝の乾が頭で合わせて同点に追い付いた。
その後しばらくは北九州が押し気味だったが、残り15分を切ってカターレも盛り返して相手ゴール前までボールを運んだ。アディショナルタイムが4分と掲示され表示され、カターレはGK田川知樹がペナルティーエリアの外に出て送ったライナー性のフィードをFW高橋駿太が頭で落とし、MFアルトゥール・シルバへ。シルバからリーターンパスを引き出した高橋が倒されてPKとなり、これをシルバが決めて勝ち越した。最後の北九州のCKを防ぎ、ホーム開幕戦を白星で飾った。
シーズンのホーム初戦で勝ったのは2年ぶり。白星が先行したのに加え、スタメンの入れ替えが結果につながったのが大きい。高橋は「若い選手も多く出場した。これでまたチーム内での競争が始まるし、良い流れが来ると思う。もっともっと競争して互いに高め合っていきたい」。DF大畑隆也は「実力差なく、特長の異なる選手がうちにはそろっている。誰が出場しても良い試合をして勝てるチームになっていくのが大事。苦しい試合だったが、みんなで勝ちにもってこれたのは自信になる」と話した。
※都合により掲載が遅くなりました。申し訳ありません。

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