【第3節vs北九州プレビュー】ホーム初戦は強敵相手。接戦濃厚
- 2023/03/18
- 11:39
ホーム初戦を迎える。スタジアムの全席で声出し応援が可能になり、Jリーグによる3月13日付けの決定でマスクの着用も個人の判断に委ねられる。ほぼコロナ前と同じ観戦環境が戻って初となる県総合運動公園陸上競技場でのゲームだ。
DF下堂竜聖は「(八戸に在籍した)昨年は富山でのゲームに帯同しておらずスタジアムも初めて。声援の中でプレーするのを楽しみにしている。サポーターの力も借りて勝利で飾りたい」と意気込んでいる。
チームにとっては強敵の北九州を相手に今季2勝目を目指す重要度の高い一戦。元気いっぱいに躍動する姿を見せてほしい。
前節・沼津戦はかなり出来が悪かった。前からボールを奪いにいこうとしたが狙いどころが絞り切れなかったようだ。攻撃に転じようとしてもすぐにボールを失う場面が続いたのも痛い。シンプルにスペースを使う計画だったが精度が低く、攻め急いだ感じになってしまった。「いつもなら起こらないようなミスもあった。アウェイの沼津戦は不思議とあのような空気感になってしまう」と小田切道治監督は振り返る。守りの時間が長くなり、ちょっとした隙から2失点を喫して苦しくなった。
それでも残り15分で1点を返し、アディショナルタイムにMF大山武蔵のシュートが左ポストを叩いた。ベンチメンバーの層の厚さを含めた攻めに掛かった時のパワーが皮肉なかたちで示された。
シーズン序盤は各チームとも試合を重ねるごとに強みと弱みが明らかになる。苦い初黒星をいかに糧にしていくかが肝要だろう。そういった点からも今節に注目が集まる。選手の入れ替えもありそうだ。今季のカターレは各ポジションにレギュラーを張れるクラスの選手が複数人そろっている。新たに出場機会を得る選手の活躍と、それによるチームの活性化に期待しよう。
北九州は前節の讃岐戦を3-0で快勝して今季初白星を手にした。
大分、清水、福島、栃木で計10シーズン、J1からJ3まですべてのカテゴリーで監督経験がある田坂和昭監督が今季から指揮を執る。昨年のカターレ戦でも活躍したエース格のMF佐藤亮が群馬に引き抜かれ、レンタル加入で主力を担った多くの選手も流出した。代わって宮崎のエースだったMF岡田優希や八戸のMF野瀬龍世らを獲得。注目すべきは大卒ルーキーが7人もいる点で、すでに5人がデビューした。小林伸二監督(現スポーツダイレクター)のもと若手主体で優勝した19年の再現を狙っている。フォーメーションは[4-4-2]。サイドハーフの左に岡田、右に野瀬が入り、攻撃の核になっている。
カターレは昨年もホーム開幕の第3節に北九州を迎えている。押し気味に進めていたが後半アディショナルタイムに失点して1-2で逆転負け。2失点はいずれもCKからだった。やり返すかたちで北九州のホーム最終戦だった第33節は2-1。後半アディショナルタイムにFKからDF林堂眞が決勝点を挙げている。
対戦成績は7勝4分7敗でまったくの五分。今回も僅差の勝負が濃厚だ。
※カターレ公式サイト
試合観戦におけるマスク着用の運用変更のお知らせ
DF下堂竜聖は「(八戸に在籍した)昨年は富山でのゲームに帯同しておらずスタジアムも初めて。声援の中でプレーするのを楽しみにしている。サポーターの力も借りて勝利で飾りたい」と意気込んでいる。
チームにとっては強敵の北九州を相手に今季2勝目を目指す重要度の高い一戦。元気いっぱいに躍動する姿を見せてほしい。
前節・沼津戦はかなり出来が悪かった。前からボールを奪いにいこうとしたが狙いどころが絞り切れなかったようだ。攻撃に転じようとしてもすぐにボールを失う場面が続いたのも痛い。シンプルにスペースを使う計画だったが精度が低く、攻め急いだ感じになってしまった。「いつもなら起こらないようなミスもあった。アウェイの沼津戦は不思議とあのような空気感になってしまう」と小田切道治監督は振り返る。守りの時間が長くなり、ちょっとした隙から2失点を喫して苦しくなった。
それでも残り15分で1点を返し、アディショナルタイムにMF大山武蔵のシュートが左ポストを叩いた。ベンチメンバーの層の厚さを含めた攻めに掛かった時のパワーが皮肉なかたちで示された。
シーズン序盤は各チームとも試合を重ねるごとに強みと弱みが明らかになる。苦い初黒星をいかに糧にしていくかが肝要だろう。そういった点からも今節に注目が集まる。選手の入れ替えもありそうだ。今季のカターレは各ポジションにレギュラーを張れるクラスの選手が複数人そろっている。新たに出場機会を得る選手の活躍と、それによるチームの活性化に期待しよう。
北九州は前節の讃岐戦を3-0で快勝して今季初白星を手にした。
大分、清水、福島、栃木で計10シーズン、J1からJ3まですべてのカテゴリーで監督経験がある田坂和昭監督が今季から指揮を執る。昨年のカターレ戦でも活躍したエース格のMF佐藤亮が群馬に引き抜かれ、レンタル加入で主力を担った多くの選手も流出した。代わって宮崎のエースだったMF岡田優希や八戸のMF野瀬龍世らを獲得。注目すべきは大卒ルーキーが7人もいる点で、すでに5人がデビューした。小林伸二監督(現スポーツダイレクター)のもと若手主体で優勝した19年の再現を狙っている。フォーメーションは[4-4-2]。サイドハーフの左に岡田、右に野瀬が入り、攻撃の核になっている。
カターレは昨年もホーム開幕の第3節に北九州を迎えている。押し気味に進めていたが後半アディショナルタイムに失点して1-2で逆転負け。2失点はいずれもCKからだった。やり返すかたちで北九州のホーム最終戦だった第33節は2-1。後半アディショナルタイムにFKからDF林堂眞が決勝点を挙げている。
対戦成績は7勝4分7敗でまったくの五分。今回も僅差の勝負が濃厚だ。
※カターレ公式サイト
試合観戦におけるマスク着用の運用変更のお知らせ
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