■キャンプリポート/課題確かめ一歩ずつ前進
- 2023/02/15
- 19:49
カターレ富山は2月15日、愛媛県北条市スポーツセンターで同じJ3の愛媛FCとトレーニングマッチ(45分×3本)を行った。
1月30日~2月19日の高知キャンプで連日ハードな練習に取り組んでおり、この日は選手個々のコンディションやこれまでの練習試合でのプレータイムなども考慮しながら11人を組み合わせて実施。トータルスコアは1-3(0-2、1-0、0-1)だった。
1本目は開始早々にバックパスの際の連係ミスから失点し、18分にも自陣での競り合いを起点に相手にクロスを入れられて2点目を失った。その後は強みとするハイプレスから押し気味に進めた。右SB柳下大樹、新加入の左SB大森大地が何度も攻め上がってチャンスをつくったが得点は奪えなかった。
2本目はカターレが主導権を握って愛媛より数多くチャンスをつくり、35分に左からのクロスをFW吉平翼がGKと競り合いながら頭で押し込んでこの日唯一の得点を挙げた。途中から左SHに入ったルーキーのMF伊藤拓巳が得意のドリブルでゴールライン際からペナルティーエリアに進入して見せ場をつくった。
3本目は8分にFKから失点した。守りにまわる時間が長かったが、CBに入った新加入のDF下堂竜聖が大きな声でチームを鼓舞するなど全員で粘り強くしのいで相手に追加点を与えなかった。1本目はMF碓井鉄平、2本目はMF松岡大智、3本目はMF脇本晃成がキャンプテンマークを巻いてプレーした。
攻撃の構成力を上げるため後方での組み立てにGKも参加する新しいかたちを試している。この日はその過程で自陣でのパスミスが失点につながった。DF林堂眞は「新しいことにチャレンジしている最中。ボールを持つことは失点の削減にもつながると思う。相手のプレッシャーに対してどこに逃げ場をつくるかといった共通認識をつくっていきたい」と話す。碓井は「怖がらずにチャレンジし続けることが大事になる。ミスから失点はしたが、攻撃で良いシーンもあった。うちは前線に良い選手がそろっているので、ビルドアップがしっかりできればもっと点が取れるし、相手を圧倒できるようになる」と話した。
小田切道治監督は「連日の練習の疲れ、高知からの移動、ピッチコンディションの悪さなどいろんな要素が重なって難しいゲームになってしまったなという印象。チャレンジする中でミスが発生するのはやむを得ないが、イージーミスは減らさなければいけない。そこは判別して引き続きチーム力アップに取り組んでいきたい」と話していた。
高知キャンプは3週目に入り、3月5日の開幕戦(対YS横浜)まで2週間余り。キャンプ第1週は守りの構築に重点を置き、その後は攻撃の組み立て、ゴール前の崩しへと段階を踏んでチームづくりが進められている。小田切監督は「始動時に(成長するために)『日常を変えていこう』と呼び掛けたが、選手たちはその通りに努力してくれている。伝えたことに対する反応が良い」と手応えを感じている様子。今後、非公表の練習試合がいくつか組まれており、本番に向けて臨戦態勢を固めていく。







1月30日~2月19日の高知キャンプで連日ハードな練習に取り組んでおり、この日は選手個々のコンディションやこれまでの練習試合でのプレータイムなども考慮しながら11人を組み合わせて実施。トータルスコアは1-3(0-2、1-0、0-1)だった。
1本目は開始早々にバックパスの際の連係ミスから失点し、18分にも自陣での競り合いを起点に相手にクロスを入れられて2点目を失った。その後は強みとするハイプレスから押し気味に進めた。右SB柳下大樹、新加入の左SB大森大地が何度も攻め上がってチャンスをつくったが得点は奪えなかった。
2本目はカターレが主導権を握って愛媛より数多くチャンスをつくり、35分に左からのクロスをFW吉平翼がGKと競り合いながら頭で押し込んでこの日唯一の得点を挙げた。途中から左SHに入ったルーキーのMF伊藤拓巳が得意のドリブルでゴールライン際からペナルティーエリアに進入して見せ場をつくった。
3本目は8分にFKから失点した。守りにまわる時間が長かったが、CBに入った新加入のDF下堂竜聖が大きな声でチームを鼓舞するなど全員で粘り強くしのいで相手に追加点を与えなかった。1本目はMF碓井鉄平、2本目はMF松岡大智、3本目はMF脇本晃成がキャンプテンマークを巻いてプレーした。
攻撃の構成力を上げるため後方での組み立てにGKも参加する新しいかたちを試している。この日はその過程で自陣でのパスミスが失点につながった。DF林堂眞は「新しいことにチャレンジしている最中。ボールを持つことは失点の削減にもつながると思う。相手のプレッシャーに対してどこに逃げ場をつくるかといった共通認識をつくっていきたい」と話す。碓井は「怖がらずにチャレンジし続けることが大事になる。ミスから失点はしたが、攻撃で良いシーンもあった。うちは前線に良い選手がそろっているので、ビルドアップがしっかりできればもっと点が取れるし、相手を圧倒できるようになる」と話した。
小田切道治監督は「連日の練習の疲れ、高知からの移動、ピッチコンディションの悪さなどいろんな要素が重なって難しいゲームになってしまったなという印象。チャレンジする中でミスが発生するのはやむを得ないが、イージーミスは減らさなければいけない。そこは判別して引き続きチーム力アップに取り組んでいきたい」と話していた。
高知キャンプは3週目に入り、3月5日の開幕戦(対YS横浜)まで2週間余り。キャンプ第1週は守りの構築に重点を置き、その後は攻撃の組み立て、ゴール前の崩しへと段階を踏んでチームづくりが進められている。小田切監督は「始動時に(成長するために)『日常を変えていこう』と呼び掛けたが、選手たちはその通りに努力してくれている。伝えたことに対する反応が良い」と手応えを感じている様子。今後、非公表の練習試合がいくつか組まれており、本番に向けて臨戦態勢を固めていく。







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