【第25節vs沼津プレビュー】アウェイ2連戦。難関を突破せよ
- 2022/09/16
- 13:52
昇格争いを勝ち抜けるか試金石となる一戦だ。アウェイゲームの今季の成績はホームに比べいまいち。沼津には過去3勝1分7敗と大苦戦している。さらに、残り10試合で迎える今回は引き分けも許されないという重圧もかかる。すべてを乗り越えて強さを示したい。
福島、宮崎という下位ながら骨っぽい相手に連勝してホームゲームは9勝1分2敗で10戦負けなしを継続している。ホームで稼いだ勝点はリーグトップタイで鹿児島と並んでいる。一方でアウェイは8月に長野と鳥取に連敗し、5勝2分5敗と取りこぼしが多い。他クラブとの実力は接近しており、移動による身体への負担、ピッチなど環境の違いが僅差の勝負に影響を及ぼしているのだろう。しかし、いわき、鹿児島、松本の上位3クラブはアウェイでも大きく勝ち越しており、ここで後れをとるわけにはいかない。今節と次節・讃岐戦のアウェイ2連戦に注目が集まる。
石﨑信弘監督は今週、沼津戦の重要性を選手に繰り返し伝えている。「2連勝してホッとするのではなく、この勢いでチームのムードがさらに上がっていくとよい」と考えている。
沼津には昨年、アウェイゲームだった後半戦の第17節に1-2で敗れた。今年は6月19日の第13節で対戦し、FW大野耀平が終了間際に得点して1-0で勝ったものの、やはり苦しめられている。彼らは現在7戦勝ちなし(1分6敗)と低調だが、ホームでは6勝2分3敗と踏ん張っており、ホームでの前々節・鹿児島戦も0-1の惜敗だった。今回も終盤までもつれる難しいゲームになる可能性は高い。石﨑監督は「集中してゲームに入り、必死に戦うしか勝つ方法はない」と話している。
連勝した2試合はともに立ち上がりが良く、福島戦は前半6分、宮崎戦は同17分に先取点を奪った。先のアウェイ鳥取戦で同10分に失点して敗れたのを薬にした。前回の沼津戦後から前節までの11試合(6勝2分3敗)はすべて前半のうちにスコアが動いている。うち6試合はこちらが先取点を挙げ、5試合は先に失点した。今節も立ち上がりを含む前半の攻防がカギになるかもしれない。
沼津は前半戦を10位で折り返したが、7戦勝ちなしで14位まで落とした。4連敗を喫した第21節・YS横浜戦後に就任3年目だった今井雅隆監督が退き、望月一仁強化部長が監督を兼務している。第22節・相模原戦を引き分けて連敗を止め、7月9日の第16節・讃岐戦以来の勝利を目指す。
前回のカターレ戦は欠場したキャプテンMF菅井拓也を中心に粘り強く戦い、失点は31でカターレの29と同水準だが、得点がリーグ15位の21にとどまっている(カターレ:35)。エース格だったFW渡邉りょうが藤枝に移籍し、頼りになるベテランのMF染矢一樹も春に負傷して復帰に時間を要しているのが痛い。
フォーメーションは[4-4-2]。今井体制で培ったポゼッションスタイルをベースに、右サイドバック安在達弥の攻撃参加やセンターバック附木雄也のロングフィードでチャンスをつくる。ツートップの鈴木拳士郎とブラウン・ノア・賢信はパワーと機動力を兼ね備えており、彼らにボールが収まるようだと厄介だ。
福島、宮崎という下位ながら骨っぽい相手に連勝してホームゲームは9勝1分2敗で10戦負けなしを継続している。ホームで稼いだ勝点はリーグトップタイで鹿児島と並んでいる。一方でアウェイは8月に長野と鳥取に連敗し、5勝2分5敗と取りこぼしが多い。他クラブとの実力は接近しており、移動による身体への負担、ピッチなど環境の違いが僅差の勝負に影響を及ぼしているのだろう。しかし、いわき、鹿児島、松本の上位3クラブはアウェイでも大きく勝ち越しており、ここで後れをとるわけにはいかない。今節と次節・讃岐戦のアウェイ2連戦に注目が集まる。
石﨑信弘監督は今週、沼津戦の重要性を選手に繰り返し伝えている。「2連勝してホッとするのではなく、この勢いでチームのムードがさらに上がっていくとよい」と考えている。
沼津には昨年、アウェイゲームだった後半戦の第17節に1-2で敗れた。今年は6月19日の第13節で対戦し、FW大野耀平が終了間際に得点して1-0で勝ったものの、やはり苦しめられている。彼らは現在7戦勝ちなし(1分6敗)と低調だが、ホームでは6勝2分3敗と踏ん張っており、ホームでの前々節・鹿児島戦も0-1の惜敗だった。今回も終盤までもつれる難しいゲームになる可能性は高い。石﨑監督は「集中してゲームに入り、必死に戦うしか勝つ方法はない」と話している。
連勝した2試合はともに立ち上がりが良く、福島戦は前半6分、宮崎戦は同17分に先取点を奪った。先のアウェイ鳥取戦で同10分に失点して敗れたのを薬にした。前回の沼津戦後から前節までの11試合(6勝2分3敗)はすべて前半のうちにスコアが動いている。うち6試合はこちらが先取点を挙げ、5試合は先に失点した。今節も立ち上がりを含む前半の攻防がカギになるかもしれない。
沼津は前半戦を10位で折り返したが、7戦勝ちなしで14位まで落とした。4連敗を喫した第21節・YS横浜戦後に就任3年目だった今井雅隆監督が退き、望月一仁強化部長が監督を兼務している。第22節・相模原戦を引き分けて連敗を止め、7月9日の第16節・讃岐戦以来の勝利を目指す。
前回のカターレ戦は欠場したキャプテンMF菅井拓也を中心に粘り強く戦い、失点は31でカターレの29と同水準だが、得点がリーグ15位の21にとどまっている(カターレ:35)。エース格だったFW渡邉りょうが藤枝に移籍し、頼りになるベテランのMF染矢一樹も春に負傷して復帰に時間を要しているのが痛い。
フォーメーションは[4-4-2]。今井体制で培ったポゼッションスタイルをベースに、右サイドバック安在達弥の攻撃参加やセンターバック附木雄也のロングフィードでチャンスをつくる。ツートップの鈴木拳士郎とブラウン・ノア・賢信はパワーと機動力を兼ね備えており、彼らにボールが収まるようだと厄介だ。
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