【第21節vs愛媛プレビュー】声援を力に強敵に挑む
- 2022/08/21
- 02:26
5連勝と勢いに乗る5位の愛媛をホームに迎える。前節の長野戦に敗れて6位に後退したカターレにとって踏ん張りどころだ。
今節は「声出し応援」の運営検証対象試合となっており、約2年半ぶりに県総に声援が戻ってくる。9月10日までのホームゲーム3試合限定のサマーユニフォームを今回から使用。ハーフタイムには花火の打ち上げが予定されている。ピッチ外の熱気にも後押しされ、好ゲームが展開されるだろう。
カターレは第14節の長野戦で6連勝を飾った後、前節まで2勝2分2敗とややペースを落としている。この間全試合で失点し、うち4試合で先取点を許しているが、すべて1失点で止めており、守りの安定感や粘り強さは保たれている。課題は6試合で5ゴールの得点力だろう。
対戦相手に先制を許すと、堅守速攻型のカターレがどちらかといえば不得手にしている遅攻での崩しが求められる。後半戦に向けて強化を図っており、第17節・八戸戦と第18節・YS横浜戦では逆転勝ちを収めた。だが、守りの堅い上位が相手だった第16節・松本戦と前節・長野戦は無得点に終わっている。次に越えなければいけない一線がこのへんにある。MF川西翔太は「前節のように相手に5-3の守備ブロックをつくられると、どこかに穴をつくり出さなければいけない。ドリブルで仕掛ける、一歩でもボールを運ぶなどして相手を動かす意識が必要」と考えている。
ケガや新型コロナウイルス感染で離脱していた選手が復帰して陣容は再び整った。しっかり守って先に点を取る、という勝ちパターンを追求しつつ、異なるゲーム展開でもゴールをこじ開け、引き分けを勝ちに、負けを引き分けに持ち込める力を付けたい。
愛媛は5連勝中なのに加え、前節の鳥取戦が7-2の圧勝だった。2015年のJ2でマークした5連勝のクラブ記録に並んでおり、更新を目指して富山に乗り込んでくる。
初めてJ3で戦う今季は3月13日の開幕戦でカターレに逆転負けを喫するなど3連敗でスタートしたが、その後は2敗しかしておらず前年J2の力通りに順位を上げてきた。前半戦で鹿児島と松本からも勝利を収めている。今季から指揮を執る石丸清隆監督のもとチームづくりが着実に進んでいるようだ。5カ月前の開幕戦と前節ではスタメンが6人入れ替わっており、これまでの試行錯誤や組織としての成熟がうかがえる。
フォーメーションは[4-2-3-1]。ゴールに直結するダイレクトプレーへの意識が高い。ボールをつなぎながら機を逃さずに縦に送り、一気にスピードアップする攻めが特徴的だ。選手個々の能力が高く、ドリブル突破やミドルシュートにもカターレは警戒が欠かせない。
ワントップのFW松田力がチームトップの5得点、ルーキーながら背番号10の東海学園大卒のサイドハーフ小原基樹が4得点を挙げている。前節の7得点はすべて異なる選手が決めており、勢いに任せて今節も思い切りよくシュートを狙ってくる可能性は高い。
古巣との対決となるDF林堂眞は「得点については水ものなので前節に多く取っていても気にならないが、愛媛はもともと力のあるチームでそれだけ高い能力を持っているということ。挑む気持ちで前節以上にプレーの強度を高めてしっかり対応したい」と話している。
今節は「声出し応援」の運営検証対象試合となっており、約2年半ぶりに県総に声援が戻ってくる。9月10日までのホームゲーム3試合限定のサマーユニフォームを今回から使用。ハーフタイムには花火の打ち上げが予定されている。ピッチ外の熱気にも後押しされ、好ゲームが展開されるだろう。
カターレは第14節の長野戦で6連勝を飾った後、前節まで2勝2分2敗とややペースを落としている。この間全試合で失点し、うち4試合で先取点を許しているが、すべて1失点で止めており、守りの安定感や粘り強さは保たれている。課題は6試合で5ゴールの得点力だろう。
対戦相手に先制を許すと、堅守速攻型のカターレがどちらかといえば不得手にしている遅攻での崩しが求められる。後半戦に向けて強化を図っており、第17節・八戸戦と第18節・YS横浜戦では逆転勝ちを収めた。だが、守りの堅い上位が相手だった第16節・松本戦と前節・長野戦は無得点に終わっている。次に越えなければいけない一線がこのへんにある。MF川西翔太は「前節のように相手に5-3の守備ブロックをつくられると、どこかに穴をつくり出さなければいけない。ドリブルで仕掛ける、一歩でもボールを運ぶなどして相手を動かす意識が必要」と考えている。
ケガや新型コロナウイルス感染で離脱していた選手が復帰して陣容は再び整った。しっかり守って先に点を取る、という勝ちパターンを追求しつつ、異なるゲーム展開でもゴールをこじ開け、引き分けを勝ちに、負けを引き分けに持ち込める力を付けたい。
愛媛は5連勝中なのに加え、前節の鳥取戦が7-2の圧勝だった。2015年のJ2でマークした5連勝のクラブ記録に並んでおり、更新を目指して富山に乗り込んでくる。
初めてJ3で戦う今季は3月13日の開幕戦でカターレに逆転負けを喫するなど3連敗でスタートしたが、その後は2敗しかしておらず前年J2の力通りに順位を上げてきた。前半戦で鹿児島と松本からも勝利を収めている。今季から指揮を執る石丸清隆監督のもとチームづくりが着実に進んでいるようだ。5カ月前の開幕戦と前節ではスタメンが6人入れ替わっており、これまでの試行錯誤や組織としての成熟がうかがえる。
フォーメーションは[4-2-3-1]。ゴールに直結するダイレクトプレーへの意識が高い。ボールをつなぎながら機を逃さずに縦に送り、一気にスピードアップする攻めが特徴的だ。選手個々の能力が高く、ドリブル突破やミドルシュートにもカターレは警戒が欠かせない。
ワントップのFW松田力がチームトップの5得点、ルーキーながら背番号10の東海学園大卒のサイドハーフ小原基樹が4得点を挙げている。前節の7得点はすべて異なる選手が決めており、勢いに任せて今節も思い切りよくシュートを狙ってくる可能性は高い。
古巣との対決となるDF林堂眞は「得点については水ものなので前節に多く取っていても気にならないが、愛媛はもともと力のあるチームでそれだけ高い能力を持っているということ。挑む気持ちで前節以上にプレーの強度を高めてしっかり対応したい」と話している。
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