【第20節vs長野プレビュー】返り討ちで勝利さらえ
- 2022/08/12
- 16:44
J3はコロナの影響で延期になっていたゲームを先週末に消化し、全18クラブがそろって第19節までを終えた。現時点での順位が定まり、カターレは首位・いわきを勝点3差で追う5位につけている。首位から8位・今治までが勝点6差以内にひしめいており、昇格争いはこれからが本番だ。
今節は勝点3差で近接する7位・長野との第2ラウンド。6月25日の第14節にホームで対戦した際はFW吉平翼が前半13分にミドルシュートで奪った1点を守り切ってクラブ新記録となる6連勝と5試合連続無失点を達成したが、今回はどうか。
長野はカターレに負けてから4勝1分の負けなし&3連勝中と調子を上げて雪辱を狙っている。また、通算成績が6勝4分6敗とまったく五分のこのカードにおいて、どちらかが同一シーズンに2連勝を飾ったケースは2017年の長野だけ。カターレが今節、敵地で勝ち切って2連勝するのは容易くはないが、その難関を突破して昇格圏に迫りたい。
気になるのはチームのコンディションだ。新型コロナウイルスに感染して離脱した11人のうち7人が8月3日に、残る4人も同8日までに復帰した。長野戦に向けたトレーニングに合流しており、今節から出場できそうな選手もいるという。ただ、体力やゲーム勘の戻り具合には個々で差があるため、石﨑信弘監督は選手それぞれの状態を紅白戦などで見極めながら、慎重にメンバー構成を練っている。
2週間前の前節・いわき戦当時のような緊急事態こそ脱したが、万全の態勢はいまだ整っていない。いわきに立ち向かったように、今回も団結して事に当たらなければならない。DF林堂眞は「長野とは勝点も近い。『相手から勝点を奪い取るんだ』という強い気持ちで臨まなければいけないと思う。球際で戦うといった戦術以前の部分が大事になるだろう」と話した。
前回の対戦では、長野の手ごわさを踏まえたうえでアグレッシブにゲームに入り、雷雨で中断する前半20分までに先取点を挙げた。対戦相手に刺激されポテンシャルが引き出されたケースだろう。敵地で主役を食う好ファイトを期待しよう。
長野は第17節から鳥取、宮崎、讃岐を破って今季初の3連勝を飾った。宮崎戦で0-2から逆転勝ちを収め、前節の讃岐戦は後半アディショナルタイムにゴールをこじ開けて1-0で制した。勢いに乗っている。いずれも途中出場のMF藤森亮志が決勝点を挙げている。
シュタルフ悠紀リヒャルト監督の戦術がより浸透し、自陣でワンタッチパスをつなぎ、機をみて縦に入れスピードアップする攻めが威力を増している。鳥取戦後、夏の移籍でセンターバック喜岡佳太が山形に引き抜かれたが大きな影響はでていないようだ。
3連勝中は[4-2-3-1]のトップ下にFW山本大貴が先発して2試合で得点を挙げている。攻撃の要であるMF森川裕基や左サイドバック船橋勇真ともどもカターレは警戒レベルを高くして対応したい。
今節は勝点3差で近接する7位・長野との第2ラウンド。6月25日の第14節にホームで対戦した際はFW吉平翼が前半13分にミドルシュートで奪った1点を守り切ってクラブ新記録となる6連勝と5試合連続無失点を達成したが、今回はどうか。
長野はカターレに負けてから4勝1分の負けなし&3連勝中と調子を上げて雪辱を狙っている。また、通算成績が6勝4分6敗とまったく五分のこのカードにおいて、どちらかが同一シーズンに2連勝を飾ったケースは2017年の長野だけ。カターレが今節、敵地で勝ち切って2連勝するのは容易くはないが、その難関を突破して昇格圏に迫りたい。
気になるのはチームのコンディションだ。新型コロナウイルスに感染して離脱した11人のうち7人が8月3日に、残る4人も同8日までに復帰した。長野戦に向けたトレーニングに合流しており、今節から出場できそうな選手もいるという。ただ、体力やゲーム勘の戻り具合には個々で差があるため、石﨑信弘監督は選手それぞれの状態を紅白戦などで見極めながら、慎重にメンバー構成を練っている。
2週間前の前節・いわき戦当時のような緊急事態こそ脱したが、万全の態勢はいまだ整っていない。いわきに立ち向かったように、今回も団結して事に当たらなければならない。DF林堂眞は「長野とは勝点も近い。『相手から勝点を奪い取るんだ』という強い気持ちで臨まなければいけないと思う。球際で戦うといった戦術以前の部分が大事になるだろう」と話した。
前回の対戦では、長野の手ごわさを踏まえたうえでアグレッシブにゲームに入り、雷雨で中断する前半20分までに先取点を挙げた。対戦相手に刺激されポテンシャルが引き出されたケースだろう。敵地で主役を食う好ファイトを期待しよう。
長野は第17節から鳥取、宮崎、讃岐を破って今季初の3連勝を飾った。宮崎戦で0-2から逆転勝ちを収め、前節の讃岐戦は後半アディショナルタイムにゴールをこじ開けて1-0で制した。勢いに乗っている。いずれも途中出場のMF藤森亮志が決勝点を挙げている。
シュタルフ悠紀リヒャルト監督の戦術がより浸透し、自陣でワンタッチパスをつなぎ、機をみて縦に入れスピードアップする攻めが威力を増している。鳥取戦後、夏の移籍でセンターバック喜岡佳太が山形に引き抜かれたが大きな影響はでていないようだ。
3連勝中は[4-2-3-1]のトップ下にFW山本大貴が先発して2試合で得点を挙げている。攻撃の要であるMF森川裕基や左サイドバック船橋勇真ともどもカターレは警戒レベルを高くして対応したい。
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