【第17節vs八戸プレビュー】新記録樹立で後半戦に弾みを
- 2022/07/14
- 22:18
先のアウェイ2連戦で連勝、連続得点のクラブ記録更新がそれぞれ「6連勝」「16試合」で止まった。しかし、塗り替えたい継続中の記録がもう1つ残っている。ホームゲームの連勝だ。第7節・鳥取戦から始まり、第9節・YS横浜戦、第11節・讃岐戦、第13節・沼津戦、第14節・長野戦で5連勝を達成し、それまでのクラブ記録(2017年第7、9、11、14、15節)に並んでいる。この機会に新記録を樹立し、次節からの後半戦に弾みをつけてほしい。
後半戦に向けて攻撃力アップに取り組んでおり、先週に続いて今週もサイドを起点にしてコンビネーションで崩すのトレーニングを行ったという。松本戦では8試合ぶりに先制され、守りを固める相手を攻略しなければならなくなった。残り18試合のうち何試合かは同様のゲーム展開があり得る。得点源となっているクロス、ショートカウンター、セットプレーに磨きをかけつつ、新たなパターンを確立してバリエーションを増やしていきたい。
FW吉平翼は「どんな攻めが有効で、相手にとって嫌なのかを判断しながらプレーしていきたい。最近2試合も内容は悪くないが勝てなかった。後半戦に良いかたちで入るためにも今節は勝たなければいけない大事な試合だ」と話している。
5位のカターレに対して八戸は16位。順位だけをみれば勝点を取りこぼしたくはない。だが、八戸は監督交代をきっかけにゲーム内容が良くなっており、その実力を見誤れば痛い目に遭うだろう。
新たに就任した志垣良監督は2018年にS級ライセンスを取得し、19、20年は鳥取で髙木理己監督のもとヘッドコーチを務めた42歳。2年目だった葛野昌宏監督からバトンタッチして第13節・長野戦(1●2)から指揮を執る。前節・YS横浜戦(1●3)までの4試合は1勝3敗。勝ったのは相手が退場者を出した第14節・福島戦(1○0)だけだが、第15節・松本戦(0●1)を含めて相手と同等かそれ以上の数のチャンスをつくり、フィニッシュの精度次第で決まっていてもおかしくないシーンがいくつもあった。中盤からの丁寧な組み立てを試みており、攻撃的なスタイルにシフトしているようだ。
元カターレのFW萱沼優聖、DF佐藤和樹、GK服部一輝が主力選手としてチームを引っ張っている。鹿児島から今季加入した萱沼は前線のリーダー役。左サイドバックに入る佐藤の左足はチームの武器になっている。
富山市出身のDF藤井航大が岩手から加入して[4-4-2]のセンターバックとして守りを統率。攻撃のセットプレーでもヘディングの強さを発揮してカターレゴールを脅かすことだろう。新潟経営大卒のサイドアタッカー丹羽一陽、JFLのソニー仙台から加入したFW佐藤碧も好選手。長年にわたり秋田を支えてJ2に導いたMF山田尚幸、YS横浜時代にキャプテンを務めたMF宮尾孝一といった経験豊富な選手も加わっており侮れない陣容が整っている。
八戸は得点11/失点25(カターレ23/18)。カターレはこれまで通り粘り強く守りつつ、やや失点の多い八戸の守りを揺さぶって先取点を奪いたい。八戸がJ3に初参戦した19年に2敗を喫し、その後は引き分けを挟み3連勝中だがすべて1点差の接戦だ。しぶとい八戸を振り切るだけの強さを示さなければならない。
※J3の6月表彰が発表され、月間ベストゴールにFW大野耀平選手の第13節・沼津戦でのゴールが選ばれ、月間優秀監督賞には石﨑信弘監督が決まりました。
・DAZNニュースに大野選手のインタビューが掲載されています。
後半戦に向けて攻撃力アップに取り組んでおり、先週に続いて今週もサイドを起点にしてコンビネーションで崩すのトレーニングを行ったという。松本戦では8試合ぶりに先制され、守りを固める相手を攻略しなければならなくなった。残り18試合のうち何試合かは同様のゲーム展開があり得る。得点源となっているクロス、ショートカウンター、セットプレーに磨きをかけつつ、新たなパターンを確立してバリエーションを増やしていきたい。
FW吉平翼は「どんな攻めが有効で、相手にとって嫌なのかを判断しながらプレーしていきたい。最近2試合も内容は悪くないが勝てなかった。後半戦に良いかたちで入るためにも今節は勝たなければいけない大事な試合だ」と話している。
5位のカターレに対して八戸は16位。順位だけをみれば勝点を取りこぼしたくはない。だが、八戸は監督交代をきっかけにゲーム内容が良くなっており、その実力を見誤れば痛い目に遭うだろう。
新たに就任した志垣良監督は2018年にS級ライセンスを取得し、19、20年は鳥取で髙木理己監督のもとヘッドコーチを務めた42歳。2年目だった葛野昌宏監督からバトンタッチして第13節・長野戦(1●2)から指揮を執る。前節・YS横浜戦(1●3)までの4試合は1勝3敗。勝ったのは相手が退場者を出した第14節・福島戦(1○0)だけだが、第15節・松本戦(0●1)を含めて相手と同等かそれ以上の数のチャンスをつくり、フィニッシュの精度次第で決まっていてもおかしくないシーンがいくつもあった。中盤からの丁寧な組み立てを試みており、攻撃的なスタイルにシフトしているようだ。
元カターレのFW萱沼優聖、DF佐藤和樹、GK服部一輝が主力選手としてチームを引っ張っている。鹿児島から今季加入した萱沼は前線のリーダー役。左サイドバックに入る佐藤の左足はチームの武器になっている。
富山市出身のDF藤井航大が岩手から加入して[4-4-2]のセンターバックとして守りを統率。攻撃のセットプレーでもヘディングの強さを発揮してカターレゴールを脅かすことだろう。新潟経営大卒のサイドアタッカー丹羽一陽、JFLのソニー仙台から加入したFW佐藤碧も好選手。長年にわたり秋田を支えてJ2に導いたMF山田尚幸、YS横浜時代にキャプテンを務めたMF宮尾孝一といった経験豊富な選手も加わっており侮れない陣容が整っている。
八戸は得点11/失点25(カターレ23/18)。カターレはこれまで通り粘り強く守りつつ、やや失点の多い八戸の守りを揺さぶって先取点を奪いたい。八戸がJ3に初参戦した19年に2敗を喫し、その後は引き分けを挟み3連勝中だがすべて1点差の接戦だ。しぶとい八戸を振り切るだけの強さを示さなければならない。
※J3の6月表彰が発表され、月間ベストゴールにFW大野耀平選手の第13節・沼津戦でのゴールが選ばれ、月間優秀監督賞には石﨑信弘監督が決まりました。
・DAZNニュースに大野選手のインタビューが掲載されています。
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