第30節 富山×鹿児島 試合後の選手コメント
- 2021/12/05
- 20:22
●椎名伸志選手(富山)
この1年の良かったところ、悪かったところが出て、象徴するようなゲームだったと思う。 前半は相手が嫌がるようなプレスのかけ方ができていた。五分五分の球際で自分たちにボールがこぼれることも多かったし、シュートまでいけていた。しかし後半は少し押し込まれた。サイドに人数をかけて攻められた時など対応に手こずってしまった。
Q:得点シーンについて。
ペナルティーエリアの良いところにポジションがとれて、音泉のクロスにうまくタイミングが合った。音泉のタイミングを誰もがつかみかねていたのだが、最後の最後にゴールを決められてよかった(笑)。
Q:今季を振り返って。
チームとして確実に積み上げたものがあると感じている。しかし、ここぞという試合で勝点を取るか、ゼロで終わるかというのが大きな差になったように思う。後半戦は引き分けが少なく、勝ち負けを繰り返してしまった。そういった波が最後の勝点差につながった。
後半戦で3連勝した時の内容がチームとしても個人的にもあまり良くなかった。それでも勝ってしまったことで、バランスや求めるプレーにずれが生じて、今治戦の負けから立て直すのに時間がかかった。ボールを動かすことを怖がってしまったように感じる。勝点にフォーカスして戦っていくのだが、それ以上に1年かけて積み上げてきたものは何なのかが問われた。今季こだわってきたハードワークと球際に加えて、その他の部分も含めてブラッシュアップしながら1試合ずつ積み上げていくのが大事なんだと思った。
●西部洋平選手(富山)
チームを離れる選手がおり、順位もかかっていた。いろんなモチベーションがあったゲームだった。自分たちのやりたいことができている時は良いが、相手のリズムになった時に耐え切れないという今季の課題が出てしまった。しかし、気持ちを切らすことなく最後まで戦えた。
Q:今季を振り返って。
試合ごとにムラがあるのは今季が始まった時から感じていた。自分自身がいろんな伝え方をしてチームのみんなとその課題にもっと向き合えていたらよかったのだが、人間力を含めてサッカー選手として力が足りなかったと痛感している。
Q:昇格した熊本、岩手との差をどこにあったのか。
宮崎も含めてトップスリーにはチームの軸があった。「これをやるんだ」ということを勝敗に関係なくシーズン通して貫いていた。一方で僕らは「自分たちのサッカーはこれだ」というだけのものをつかみ切れなかったように思う。
●五領淳樹選手(鹿児島)
今季最後の試合で、引退する酒本選手の最後の試合でもあったので勝って終わりたかった。鹿児島らしさを出せた試合だったと思う。だからこそ勝てなかったのが悔しい。球際の激しさや、前へのプレーを選択していくところは出せた。しかしシーズン通しての課題だった最後の部分がきょうも克服できなかった。
(2015年のJFL時代に)僕が鹿児島でプレーするようになってから最も難しいシーズンだった。だが、けっして選手が戦っていなかったわけではない。全員がしっかり最後までやり切れた。在籍した選手それぞれが今後いろんな道に進むと思うが、みんなにとって来季につながる1年だったのではないかと思っている。無駄な1年ではなかった。この悔しさは各々が次のステージに持っていき、鹿児島ユナイテッドとしては来季必ずJ2に昇格できるパワーを出せるようにしていきたい。
今季はサイドでのポジションどりが特徴的で、サイドに張るケースが多かった。ボールを持ちやすくはなったが、相手のバランスを崩すような動きがあまりできなかった。サイドバックと連係して相手の陣形を崩すような動きがもっとできていれば得点も増やせたと思うのでそこは反省点だ。崩しのバリエーションは増えたと感じている。
●田辺圭佑選手(鹿児島)
選手それぞれに思うところがあってきょうの試合に臨んだと思う。今季集まったメンバーでの最後の試合だったので、一人ひとりに「みんなのために」という気持ちがあった。自分たちの良い部分は出せたと思う。
特に後半は自分たちの流れで、ボールを保持しながらゴールに迫ることができた。最近の試合と同様にセットプレーが多かったので、そこで点が取れるとよかった。さらに突き詰めてやっていく必要がある。
常々ゲームの入りは大切にと話しているのに失点した。サイドで相手に持っていかれて、クロスを上げられてしまい、中の立ち位置やマークの仕方にもまだ課題の部分があったのだと思う。相手はクロスにダイナミックに入ってくると聞いていたがそこでやられた。
この1年の良かったところ、悪かったところが出て、象徴するようなゲームだったと思う。 前半は相手が嫌がるようなプレスのかけ方ができていた。五分五分の球際で自分たちにボールがこぼれることも多かったし、シュートまでいけていた。しかし後半は少し押し込まれた。サイドに人数をかけて攻められた時など対応に手こずってしまった。
Q:得点シーンについて。
ペナルティーエリアの良いところにポジションがとれて、音泉のクロスにうまくタイミングが合った。音泉のタイミングを誰もがつかみかねていたのだが、最後の最後にゴールを決められてよかった(笑)。
Q:今季を振り返って。
チームとして確実に積み上げたものがあると感じている。しかし、ここぞという試合で勝点を取るか、ゼロで終わるかというのが大きな差になったように思う。後半戦は引き分けが少なく、勝ち負けを繰り返してしまった。そういった波が最後の勝点差につながった。
後半戦で3連勝した時の内容がチームとしても個人的にもあまり良くなかった。それでも勝ってしまったことで、バランスや求めるプレーにずれが生じて、今治戦の負けから立て直すのに時間がかかった。ボールを動かすことを怖がってしまったように感じる。勝点にフォーカスして戦っていくのだが、それ以上に1年かけて積み上げてきたものは何なのかが問われた。今季こだわってきたハードワークと球際に加えて、その他の部分も含めてブラッシュアップしながら1試合ずつ積み上げていくのが大事なんだと思った。
●西部洋平選手(富山)
チームを離れる選手がおり、順位もかかっていた。いろんなモチベーションがあったゲームだった。自分たちのやりたいことができている時は良いが、相手のリズムになった時に耐え切れないという今季の課題が出てしまった。しかし、気持ちを切らすことなく最後まで戦えた。
Q:今季を振り返って。
試合ごとにムラがあるのは今季が始まった時から感じていた。自分自身がいろんな伝え方をしてチームのみんなとその課題にもっと向き合えていたらよかったのだが、人間力を含めてサッカー選手として力が足りなかったと痛感している。
Q:昇格した熊本、岩手との差をどこにあったのか。
宮崎も含めてトップスリーにはチームの軸があった。「これをやるんだ」ということを勝敗に関係なくシーズン通して貫いていた。一方で僕らは「自分たちのサッカーはこれだ」というだけのものをつかみ切れなかったように思う。
●五領淳樹選手(鹿児島)
今季最後の試合で、引退する酒本選手の最後の試合でもあったので勝って終わりたかった。鹿児島らしさを出せた試合だったと思う。だからこそ勝てなかったのが悔しい。球際の激しさや、前へのプレーを選択していくところは出せた。しかしシーズン通しての課題だった最後の部分がきょうも克服できなかった。
(2015年のJFL時代に)僕が鹿児島でプレーするようになってから最も難しいシーズンだった。だが、けっして選手が戦っていなかったわけではない。全員がしっかり最後までやり切れた。在籍した選手それぞれが今後いろんな道に進むと思うが、みんなにとって来季につながる1年だったのではないかと思っている。無駄な1年ではなかった。この悔しさは各々が次のステージに持っていき、鹿児島ユナイテッドとしては来季必ずJ2に昇格できるパワーを出せるようにしていきたい。
今季はサイドでのポジションどりが特徴的で、サイドに張るケースが多かった。ボールを持ちやすくはなったが、相手のバランスを崩すような動きがあまりできなかった。サイドバックと連係して相手の陣形を崩すような動きがもっとできていれば得点も増やせたと思うのでそこは反省点だ。崩しのバリエーションは増えたと感じている。
●田辺圭佑選手(鹿児島)
選手それぞれに思うところがあってきょうの試合に臨んだと思う。今季集まったメンバーでの最後の試合だったので、一人ひとりに「みんなのために」という気持ちがあった。自分たちの良い部分は出せたと思う。
特に後半は自分たちの流れで、ボールを保持しながらゴールに迫ることができた。最近の試合と同様にセットプレーが多かったので、そこで点が取れるとよかった。さらに突き詰めてやっていく必要がある。
常々ゲームの入りは大切にと話しているのに失点した。サイドで相手に持っていかれて、クロスを上げられてしまい、中の立ち位置やマークの仕方にもまだ課題の部分があったのだと思う。相手はクロスにダイナミックに入ってくると聞いていたがそこでやられた。