【第26節vs岐阜プレビュー】いざ決戦。長良川に凱歌を
- 2021/11/07
- 00:31
残り5節となった終盤に岐阜との隣県対決が巡ってきた。ともに昇格を争っており今節の勝敗がこれからの展開を大きく左右する。決戦をモノにする強さを示したい。
岐阜とは昨季も11月上旬の第26節にアウェイで対戦して0-0で引き分けた。当時はこの試合も含めて9節を残していたが、岐阜など上位を追い掛けていたカターレにとっては勝ち切りたかった試合だった。
今季は4位のカターレが2位の宮崎を勝点3差、6位の岐阜が同じく7差で追っている。生き残りがかかっている岐阜は引き分けも許されないため決死の覚悟で挑んでくるだろう。カターレは強い気持ちで立ち向かわなければならない。
岐阜は後半戦に入ってから黒星が先行して上位と離されかけたが、10月を2勝3分の負けなしで通して盛り返してきた。カターレのほか、宮崎、首位・熊本との対戦も残しており、逆転昇格に望みをつないでいる。
今季から指揮を執る安間貴義監督のもと、前半戦は[3-4-2-1]からロングボールを多用して堅守速攻に徹していたが、中断期間を挟んでボールをつなぐ攻めも交えようになってきた。トレーニングによる下準備が整ったようで、安間監督もチームの進歩を感じているという。
チームの総得点32点のうち12点を叩き出してリーグ得点ランキングトップのFW川西翔太、元日本代表のMF柏木陽介を筆頭にそもそも個々の能力の高さはリーグ屈指。夏の補強で金沢から加入の20歳MF窪田稜、水戸から加入の23歳FW深堀隼平がスタメンに定着してさらにパワーアップしている。
DF陣をはじめ長身の選手がそろい、柏木やMF吉濱遼平がキッカーを務めるセットプレーが強力。同じくセットプレーを武器とするカターレとの攻防に注目したい。
カターレは今週、前節・YS横浜戦の反省点を踏まえ、引いた相手に対する攻撃の組み立てをチェックした。岐阜はリーグ最下位のボール支配率41.0%(カターレ:51.7%。Football LABより)が示すように、守るべき時は割り切ってがっちりと守りを固める。カターレは相手の出方に応じて効果的な攻め方を選び取っていきたい。
ともにハードワークや球際の強さに自信を持つ。カターレは1-0で勝ったホームでの第6節(4月25日)のように、そこで負けずに踏ん張るのが勝利への条件だ。
MF姫野宥弥は「大分や群馬で昇格を経験したが楽に決まったためしがない。上位につけて終盤までこれたのは思い描いていた通り。ここからの残り試合でつかみとれるかどうかだ。上位同士の直接対決が多いのは、自分たちが勝ちさえすればよいので好都合。優勝するチャンスもあると思っている。これまで積み上げてきた自分たちの力をすべて出し切りたい」と話している。
【J3上位今後の対戦相手】
▽第26節以降~(残り5節)
1熊本46岩富横宮岐
2宮崎44讃岐富熊*
3岩手42熊横讃富沼
4富山41岐熊宮岩鹿
5福島40今長*横讃
6岐阜37富宮八藤熊
7鹿児35八今藤長富
8横浜34沼岩熊福藤
岐阜とは昨季も11月上旬の第26節にアウェイで対戦して0-0で引き分けた。当時はこの試合も含めて9節を残していたが、岐阜など上位を追い掛けていたカターレにとっては勝ち切りたかった試合だった。
今季は4位のカターレが2位の宮崎を勝点3差、6位の岐阜が同じく7差で追っている。生き残りがかかっている岐阜は引き分けも許されないため決死の覚悟で挑んでくるだろう。カターレは強い気持ちで立ち向かわなければならない。
岐阜は後半戦に入ってから黒星が先行して上位と離されかけたが、10月を2勝3分の負けなしで通して盛り返してきた。カターレのほか、宮崎、首位・熊本との対戦も残しており、逆転昇格に望みをつないでいる。
今季から指揮を執る安間貴義監督のもと、前半戦は[3-4-2-1]からロングボールを多用して堅守速攻に徹していたが、中断期間を挟んでボールをつなぐ攻めも交えようになってきた。トレーニングによる下準備が整ったようで、安間監督もチームの進歩を感じているという。
チームの総得点32点のうち12点を叩き出してリーグ得点ランキングトップのFW川西翔太、元日本代表のMF柏木陽介を筆頭にそもそも個々の能力の高さはリーグ屈指。夏の補強で金沢から加入の20歳MF窪田稜、水戸から加入の23歳FW深堀隼平がスタメンに定着してさらにパワーアップしている。
DF陣をはじめ長身の選手がそろい、柏木やMF吉濱遼平がキッカーを務めるセットプレーが強力。同じくセットプレーを武器とするカターレとの攻防に注目したい。
カターレは今週、前節・YS横浜戦の反省点を踏まえ、引いた相手に対する攻撃の組み立てをチェックした。岐阜はリーグ最下位のボール支配率41.0%(カターレ:51.7%。Football LABより)が示すように、守るべき時は割り切ってがっちりと守りを固める。カターレは相手の出方に応じて効果的な攻め方を選び取っていきたい。
ともにハードワークや球際の強さに自信を持つ。カターレは1-0で勝ったホームでの第6節(4月25日)のように、そこで負けずに踏ん張るのが勝利への条件だ。
MF姫野宥弥は「大分や群馬で昇格を経験したが楽に決まったためしがない。上位につけて終盤までこれたのは思い描いていた通り。ここからの残り試合でつかみとれるかどうかだ。上位同士の直接対決が多いのは、自分たちが勝ちさえすればよいので好都合。優勝するチャンスもあると思っている。これまで積み上げてきた自分たちの力をすべて出し切りたい」と話している。
【J3上位今後の対戦相手】
▽第26節以降~(残り5節)
1熊本46岩富横宮岐
2宮崎44讃岐富熊*
3岩手42熊横讃富沼
4富山41岐熊宮岩鹿
5福島40今長*横讃
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7鹿児35八今藤長富
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