【第24節vs今治プレビュー】復調気配の難敵と激突。4連勝なるか
- 2021/10/23
- 22:22
4連勝を目指してアウェイで今治と対戦する。
最下位の15位に沈んでいる今治は9月29日に今季2度目の監督交代に踏み切った。発表に合わせて岡田武史会長は「J2昇格が厳しくなった今、体制を変えて来季につながるチームづくりをすべく決断をした」と述べている(クラブ公式サイトより)。布啓一郎氏に代わって第21節・岐阜戦から指揮を執るのはアカデミーメソッドグループ長の橋川和晃氏。クラブの看板である「岡田メソッド」(https://www.fcimabari.com/club/method.html)に立ち返ってチームは息を吹き返しつつあり、カターレにとって厄介な対戦相手だ。今季4勝目、橋川体制初勝利を目指す彼らの挑戦を退けられるか注目しよう。
今治は橋川体制初戦の岐阜戦をボール保持率65.7%、シュート数20(岐阜2)で圧倒したがリーグ得点ランキング1位の川西翔太の2ゴールに屈して1-2。第22節は2位の宮崎と対戦し、同51.2%、シュート数12(宮崎4)で互角以上に戦ったが0-1で敗れた。先週の第23節はゲームがなく、今節のカターレ戦に備えている。
彼らのフォーメーションは[4-3-3]。カターレの[3-5-2]とはミスマッチが生じるため、石﨑信弘監督は今週プレスのかけ方を繰り返し確認。「前からプレッシャーをかけていけたらよい。ただ、押し込まれる時間は必ずあるのでそこでどれだけ耐えられるかがポイントになるだろう」と話した。
前節の讃岐戦では5月の第8-9節以来となる2試合連続の無得点を達成。試合後にはGK西部洋平が「うちはハイプレッシャーが持ち味だが、半面でリーグ前半戦はブロックをつくって守るのを苦手にしていた。引いて守るとずれが起きたり、後追いになったりしていたが、今回は相手のリズムでボールを持たれても修正をかけながら、うまく相手に『持たせている』感覚でプレーできていた。かなり整理されてきたなと思って見ていた」と手応えを口にしている。
石﨑監督も「前節は被シュートが3本で、ペナルティーエリアへの進入もほとんど許していない。守りに穴をつくることがなくなってきて粘り強くなってきたと思う。(2試合連続の無失点によって)失点数も21試合で22失点となり、目安とする1試合平均1点以下に近づいてきた」と言う。さらには「2試合とも1-0だったが、追加点が取れるとゲーム運びも楽になる。チャンスはつくれているのでシュート精度を高めていきたい」と話した。
今治が侮れない力を秘めていることをカターレの選手、スタッフはみな強く意識している。DF林堂眞は「今治は良いサッカーをしていて、その実力は下位にいるチームのものではない。自分たちはアグレッシブに守りながら、ボールを持たれても『持たせている』感覚で対応していけたらよい」と話す。目前の一戦に集中して勝点をもぎとりたい。
※Jリーグ公式サイトに見どころ(今治×富山)が掲載されています。
https://www.jleague.jp/match/j3/2021/102416/preview/#preview/
【J3上位の今後の対戦相手】
▽第24節以降~(残り7節)
1熊本45讃鹿岩富横宮岐
2宮崎43福藤讃岐富熊―
3富山41今横岐熊宮岩鹿
4岩手38藤福熊横讃富沼
5福島37宮岩今長―横讃
6岐阜33長沼富宮八藤熊
7鹿児29沼熊八今藤長富
8横浜28八富沼岩熊福藤
9長野27八岐鳥福沼鹿今
10藤枝26岩宮鳥八鹿岐横
最下位の15位に沈んでいる今治は9月29日に今季2度目の監督交代に踏み切った。発表に合わせて岡田武史会長は「J2昇格が厳しくなった今、体制を変えて来季につながるチームづくりをすべく決断をした」と述べている(クラブ公式サイトより)。布啓一郎氏に代わって第21節・岐阜戦から指揮を執るのはアカデミーメソッドグループ長の橋川和晃氏。クラブの看板である「岡田メソッド」(https://www.fcimabari.com/club/method.html)に立ち返ってチームは息を吹き返しつつあり、カターレにとって厄介な対戦相手だ。今季4勝目、橋川体制初勝利を目指す彼らの挑戦を退けられるか注目しよう。
今治は橋川体制初戦の岐阜戦をボール保持率65.7%、シュート数20(岐阜2)で圧倒したがリーグ得点ランキング1位の川西翔太の2ゴールに屈して1-2。第22節は2位の宮崎と対戦し、同51.2%、シュート数12(宮崎4)で互角以上に戦ったが0-1で敗れた。先週の第23節はゲームがなく、今節のカターレ戦に備えている。
彼らのフォーメーションは[4-3-3]。カターレの[3-5-2]とはミスマッチが生じるため、石﨑信弘監督は今週プレスのかけ方を繰り返し確認。「前からプレッシャーをかけていけたらよい。ただ、押し込まれる時間は必ずあるのでそこでどれだけ耐えられるかがポイントになるだろう」と話した。
前節の讃岐戦では5月の第8-9節以来となる2試合連続の無得点を達成。試合後にはGK西部洋平が「うちはハイプレッシャーが持ち味だが、半面でリーグ前半戦はブロックをつくって守るのを苦手にしていた。引いて守るとずれが起きたり、後追いになったりしていたが、今回は相手のリズムでボールを持たれても修正をかけながら、うまく相手に『持たせている』感覚でプレーできていた。かなり整理されてきたなと思って見ていた」と手応えを口にしている。
石﨑監督も「前節は被シュートが3本で、ペナルティーエリアへの進入もほとんど許していない。守りに穴をつくることがなくなってきて粘り強くなってきたと思う。(2試合連続の無失点によって)失点数も21試合で22失点となり、目安とする1試合平均1点以下に近づいてきた」と言う。さらには「2試合とも1-0だったが、追加点が取れるとゲーム運びも楽になる。チャンスはつくれているのでシュート精度を高めていきたい」と話した。
今治が侮れない力を秘めていることをカターレの選手、スタッフはみな強く意識している。DF林堂眞は「今治は良いサッカーをしていて、その実力は下位にいるチームのものではない。自分たちはアグレッシブに守りながら、ボールを持たれても『持たせている』感覚で対応していけたらよい」と話す。目前の一戦に集中して勝点をもぎとりたい。
※Jリーグ公式サイトに見どころ(今治×富山)が掲載されています。
https://www.jleague.jp/match/j3/2021/102416/preview/#preview/
【J3上位の今後の対戦相手】
▽第24節以降~(残り7節)
1熊本45讃鹿岩富横宮岐
2宮崎43福藤讃岐富熊―
3富山41今横岐熊宮岩鹿
4岩手38藤福熊横讃富沼
5福島37宮岩今長―横讃
6岐阜33長沼富宮八藤熊
7鹿児29沼熊八今藤長富
8横浜28八富沼岩熊福藤
9長野27八岐鳥福沼鹿今
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