第23節 富山×讃岐 マッチレポート■2試合連続無失点で3連勝
- 2021/10/18
- 11:58
【第23節 富山1―0讃岐 ▽得点者:前半14分・戸根(富)】
※ハイライト映像(J公式サイト)
立ち上がりにセットプレーで挙げた1点を守り切って今季初の3連勝を飾った。2試合連続の無失点は5月の第8-9節以来で今季2度目。
ラストプレーとなった讃岐のCKにはGK高橋拓也も攻め上がり、両チームが最後の一瞬まで気迫を込めてぶつかり合った。11月下旬並みの寒さの中、雨に濡れながら観戦したサポーターに選手たちの気持ちは届いているだろう。カターレは今季28試合の4分の3となる21試合を終えて残るは7試合。リーグ戦がいよいよ終盤に突入する。
カターレはここ数試合と同じく長いボールを使って裏を狙いつつ前掛かりにプレッシャーをかけてペースをつかんだ。開始13分にDF戸根一誓から対角の右サイドへのフィードでMF音泉翔眞が抜けかけて右CKを獲得。この今節1本目のCKから先取点を奪った。キッカーのMF椎名伸志がMF末木裕也とのパス交換で角度をつくって左足でクロスを送り、走り込んだDF林堂眞がヘディングシュート。讃岐のGK高橋がよく反応して右手で弾いたが、詰めていた戸根が頭で押し込んだ。戸根のJ3での得点は昨年9月2日の第13節・熊本戦以来で2点目。
その後も攻め手を欠く讃岐にシュートチャンスを与えずに優勢を保ち、追加点を狙う。38分には敵陣でボールを奪い、椎名のスルーパスでFW吉平翼がペナルティーエリア左に進入してゴールに迫った。
一方の讃岐は山形から期限付きで加入した身長185㎝の19歳FW阿部要門を初めて先発で起用していた。天候とピッチコンディションを考慮して彼をターゲットにしたシンプルな攻めでチャンスをつくるつもりだったが、うまく機能せず前半はシュート0本に終わった。しかし後半からFW重松健太郎が投入されると彼がボールを引き出して起点となり、攻撃が活性化。カターレは自陣に押し込まれて耐える時間が続いた。
後半25分の飲水タイム後はカターレが前線からのプレッシャーを強めて盛り返し、何度か追加点のチャンスをつくったが決め切れない。同40分、ゴール前でのボール奪取からFW高橋駿太がミドルシュートを放つも好セーブに阻まれ、直後にCKでも惜しい場面があったがゴールネットを揺らせなかった。
3試合連続して無得点の讃岐は意地をみせ、同41分に左サイド突破からMF西本雅崇がペナルティーエリアでボールを受けたがフィニッシュに持ち込めない。その後もセットプレーから好機をつくったが最後のCKもクリアされてゴールが遠かった。
◇J3上位の今後の対戦相手
▽第24節(残7節)→
1熊本45讃鹿岩富横宮岐
2宮崎43福藤讃岐富熊―
3富山41今横岐熊宮岩鹿
4岩手38藤福熊横讃富沼
5福島37宮岩今長―横讃
6岐阜33長沼富宮八藤熊
7鹿児29沼熊八今藤長富
8横浜28八富沼岩熊福藤
9長野26八岐鳥福沼鹿今
10藤枝26岩宮鳥八鹿岐横
※ハイライト映像(J公式サイト)
立ち上がりにセットプレーで挙げた1点を守り切って今季初の3連勝を飾った。2試合連続の無失点は5月の第8-9節以来で今季2度目。
ラストプレーとなった讃岐のCKにはGK高橋拓也も攻め上がり、両チームが最後の一瞬まで気迫を込めてぶつかり合った。11月下旬並みの寒さの中、雨に濡れながら観戦したサポーターに選手たちの気持ちは届いているだろう。カターレは今季28試合の4分の3となる21試合を終えて残るは7試合。リーグ戦がいよいよ終盤に突入する。
カターレはここ数試合と同じく長いボールを使って裏を狙いつつ前掛かりにプレッシャーをかけてペースをつかんだ。開始13分にDF戸根一誓から対角の右サイドへのフィードでMF音泉翔眞が抜けかけて右CKを獲得。この今節1本目のCKから先取点を奪った。キッカーのMF椎名伸志がMF末木裕也とのパス交換で角度をつくって左足でクロスを送り、走り込んだDF林堂眞がヘディングシュート。讃岐のGK高橋がよく反応して右手で弾いたが、詰めていた戸根が頭で押し込んだ。戸根のJ3での得点は昨年9月2日の第13節・熊本戦以来で2点目。
その後も攻め手を欠く讃岐にシュートチャンスを与えずに優勢を保ち、追加点を狙う。38分には敵陣でボールを奪い、椎名のスルーパスでFW吉平翼がペナルティーエリア左に進入してゴールに迫った。
一方の讃岐は山形から期限付きで加入した身長185㎝の19歳FW阿部要門を初めて先発で起用していた。天候とピッチコンディションを考慮して彼をターゲットにしたシンプルな攻めでチャンスをつくるつもりだったが、うまく機能せず前半はシュート0本に終わった。しかし後半からFW重松健太郎が投入されると彼がボールを引き出して起点となり、攻撃が活性化。カターレは自陣に押し込まれて耐える時間が続いた。
後半25分の飲水タイム後はカターレが前線からのプレッシャーを強めて盛り返し、何度か追加点のチャンスをつくったが決め切れない。同40分、ゴール前でのボール奪取からFW高橋駿太がミドルシュートを放つも好セーブに阻まれ、直後にCKでも惜しい場面があったがゴールネットを揺らせなかった。
3試合連続して無得点の讃岐は意地をみせ、同41分に左サイド突破からMF西本雅崇がペナルティーエリアでボールを受けたがフィニッシュに持ち込めない。その後もセットプレーから好機をつくったが最後のCKもクリアされてゴールが遠かった。
◇J3上位の今後の対戦相手
▽第24節(残7節)→
1熊本45讃鹿岩富横宮岐
2宮崎43福藤讃岐富熊―
3富山41今横岐熊宮岩鹿
4岩手38藤福熊横讃富沼
5福島37宮岩今長―横讃
6岐阜33長沼富宮八藤熊
7鹿児29沼熊八今藤長富
8横浜28八富沼岩熊福藤
9長野26八岐鳥福沼鹿今
10藤枝26岩宮鳥八鹿岐横
- 関連記事
-
- ■後半の3連続失点で苦杯
- 【第24節vs今治プレビュー】復調気配の難敵と激突。4連勝なるか
- 第23節 富山×讃岐 マッチレポート■2試合連続無失点で3連勝
- 第23節 富山×讃岐 讃岐・ゼムノビッチ・ズドラブコ監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 第23節 富山×讃岐 富山・石﨑信弘監督の会見コメント★質疑応答を追加