【第23節vs讃岐プレビュー】今季初3連勝へ4度目のチャレンジ
- 2021/10/15
- 14:18
今季初の3連勝を目指して13位の讃岐とぶつかる。2連勝した第1-2節、第5-6節、第8-9節の次の試合は2分1敗。今度こそ勝ち切って上昇曲線の角度を上げていきたい。
後半戦に入ってから対戦当時11位だった沼津、同15位だった鳥取に痛い黒星を喫した。13位の讃岐も侮れない。順位から抱く印象ほど実力差はなく、心して掛からなければならない。
讃岐とは4月11日の第5節で対戦し、終了間際にDF林堂眞がCKから決勝点を挙げて3-2で競り勝った。前半12分に先取点を許し、MF椎名伸志の2得点で前半のうちに逆転したものの後半42分に追い付かれて苦しんだ。
当時の讃岐は開幕から無得点のまま3連敗し、上野山信行監督も辞任してもがいていた。だが、カターレ戦ではFW中村駿太のチーム今季初ゴールで勢いづき最後まで意地をみせた。奇しくも今節の讃岐はそれ以来となる3試合連続無得点の状況。ゴールへの渇望が再び結果につながるとカターレにとっては厄介だ。
讃岐は第6節から前岐阜監督のゼムノビッチ・ズドラブコ監督が指揮し、以降の成績は4勝6分7敗。第17節で藤枝に0-5と大敗した以外は負けてもすべて1点差で粘り強さを増している。特に藤枝戦以降の最近5試合(1勝2分2敗)は2失点しかしていない。ワンアンカーの[3-5-2]だったフォーメーションを[3-4-2-1]に変更したうえで守備時にはしっかりブロックを構築するメリハリをつけた戦いを展開しているようだ。
リーグ最多得点を誇るカターレが彼らの堅守を破れるか注目したい。
讃岐の前節のスタメンを前回のカターレ戦と比較すると5人が入れ替わっている。前回は欠場した前北九州のGK高橋拓也、前G大阪のセンターバック西野貴治、地元出身の大ベテランMF高木和正といった顔ぶれもある。カターレは2月の高知キャンプで行った練習試合で高木の左足から繰り出されたCKとFKから西野に2点を決められている。仙台大在学中で前節がJ初先発だったボランチ鯰田太陽の右足もキック精度が高く、セットプレーは脅威だ。
30歳を迎えたFW重松健太郎は前節がJリーグ通算300試合目だった。左ウイングバック(WB)薩川淳貴、右WB川﨑一輝が攻撃の突破口になるケースが多く、カターレの強みでもある両WBとの攻防が楽しみ。
石﨑信弘監督は勝負のポイントとして最近の数試合と同様に「立ち上がり」を挙げている。油断を排して全力でスタートし、前掛かりに守って攻撃につなげる自分たちのペースで進めるのが理想的だ。ただ、讃岐が自陣で守りを固めてくる可能性はある。そうなった場合でも我慢強く対峙して先にゴールをこじ開けたい。

後半戦に入ってから対戦当時11位だった沼津、同15位だった鳥取に痛い黒星を喫した。13位の讃岐も侮れない。順位から抱く印象ほど実力差はなく、心して掛からなければならない。
讃岐とは4月11日の第5節で対戦し、終了間際にDF林堂眞がCKから決勝点を挙げて3-2で競り勝った。前半12分に先取点を許し、MF椎名伸志の2得点で前半のうちに逆転したものの後半42分に追い付かれて苦しんだ。
当時の讃岐は開幕から無得点のまま3連敗し、上野山信行監督も辞任してもがいていた。だが、カターレ戦ではFW中村駿太のチーム今季初ゴールで勢いづき最後まで意地をみせた。奇しくも今節の讃岐はそれ以来となる3試合連続無得点の状況。ゴールへの渇望が再び結果につながるとカターレにとっては厄介だ。
讃岐は第6節から前岐阜監督のゼムノビッチ・ズドラブコ監督が指揮し、以降の成績は4勝6分7敗。第17節で藤枝に0-5と大敗した以外は負けてもすべて1点差で粘り強さを増している。特に藤枝戦以降の最近5試合(1勝2分2敗)は2失点しかしていない。ワンアンカーの[3-5-2]だったフォーメーションを[3-4-2-1]に変更したうえで守備時にはしっかりブロックを構築するメリハリをつけた戦いを展開しているようだ。
リーグ最多得点を誇るカターレが彼らの堅守を破れるか注目したい。
讃岐の前節のスタメンを前回のカターレ戦と比較すると5人が入れ替わっている。前回は欠場した前北九州のGK高橋拓也、前G大阪のセンターバック西野貴治、地元出身の大ベテランMF高木和正といった顔ぶれもある。カターレは2月の高知キャンプで行った練習試合で高木の左足から繰り出されたCKとFKから西野に2点を決められている。仙台大在学中で前節がJ初先発だったボランチ鯰田太陽の右足もキック精度が高く、セットプレーは脅威だ。
30歳を迎えたFW重松健太郎は前節がJリーグ通算300試合目だった。左ウイングバック(WB)薩川淳貴、右WB川﨑一輝が攻撃の突破口になるケースが多く、カターレの強みでもある両WBとの攻防が楽しみ。
石﨑信弘監督は勝負のポイントとして最近の数試合と同様に「立ち上がり」を挙げている。油断を排して全力でスタートし、前掛かりに守って攻撃につなげる自分たちのペースで進めるのが理想的だ。ただ、讃岐が自陣で守りを固めてくる可能性はある。そうなった場合でも我慢強く対峙して先にゴールをこじ開けたい。

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