【第19節(代替試合)vs八戸プレビュー】東北2連勝へ全力
- 2021/10/06
- 11:16
東北2連戦の第2ラウンドで8位の八戸とぶつかる。中2日の厳しいスケジュールだが、八戸も3日前はアウェイゲームで条件に大差はない。総力戦で勝ち切って2連勝を果たしたい。
当日6日未明の2時46分ごろ岩手県沖を震源とする強い地震があり、八戸では震度5弱が観測された。大きな被害はなかった模様で試合は予定通り19時から開催される見込みだ。
3日の第21節・福島戦を3-1で快勝。鳥取戦に負けて連敗が許されない状況で迎えたアウェイでの上位対決だったが、望み通りの結果を手にした。石﨑信弘監督は「気持ちがすごく入っていた。あきらめないプレーが随所に出ていた」と選手の頑張りを称えている。
今季は4敗しているが連敗がない。第18節・長野戦に続いて負けた次の試合を勝ち切れたところをみると、転んでもすぐに立ち上がるリバウンドメンタリティーが身に付き始めているのかもしれない。
福島戦に当たっては、鳥取戦で開始直後に失点したことを反省して「立ち上がりから相手の背後を突くことを徹底させた」(石﨑監督)と言う。自陣でのボールロストを避けてリスクを抑えるだけでなく、前掛かりにボールを奪いにいく自分たちのリズムをつかむためにも有効と判断した。監督はこれまで、攻撃に関してはボールをつないで攻めようとする選手たちの意志を尊重してきたが、リーグの勝負所に差し掛かり微調整を図っているようだ。チームづくりはいよいよ仕上げの時期に入っている。
連戦による疲れが試合にどう影響するか。過去にチームスタッフから「中3日はなんとかなるが、中2日はやってみなければわからない」という話を聞いたことがある。石﨑監督は藤枝を率いた昨季、過密日程でもスタメンをあまり変えなかった。それでも「中2日はしんどいと思う」と話しており、起用法に注目だ。週末の第22節には試合が組まれておらず、3連戦にならなかったのは幸い。一戦必勝態勢で臨む。
八戸は選手のコロナ感染により、9月18日の第19節・カターレ戦と同25日の第20節・長野戦が中止・順延となった。約3週間ぶりの試合となった前節・沼津戦で2-7の大敗を喫しており、チーム状態が気がかりだ。
活動停止や全体練習ができない期間があった影響が小さくないのだろう。沼津戦では相手CKに対してボールウオッチャーになってしまい前半14分に失点。前半ディショナルタイムの2失点目はセカンドボールの処理で味方同士が交錯したのが起因となっていた。後半の5失点の多くはカウンターによるもの。沼津の攻撃精度も高かったが、「後半に走り勝つ」という八戸らしさがあまり感じられなかった。
一方で2点を返しており、中でもFW上形洋介の裏への動き出しとDF廣瀬智行のクロスがドンピシャに合った1点目は見事だった。屈辱的な大敗ではあったが、公式戦を1つこなして体調面や判断力などの向上が見込まれる。ホームに戻り、改めて士気を高めているだろう。
八戸は先日、J2ライセンスの初取得が決まった。2位・宮崎との勝点差は11で昇格の可能性も十分に残しており、今回のカターレ戦、中3日で迎える10日の第22節・熊本戦が試金石になる。カターレは彼らの挑戦を退ける強さを示したい。
※Jリーグ公式サイト 八戸×富山みどころ
https://www.jleague.jp/match/j3/2021/100603/preview/#preview/
当日6日未明の2時46分ごろ岩手県沖を震源とする強い地震があり、八戸では震度5弱が観測された。大きな被害はなかった模様で試合は予定通り19時から開催される見込みだ。
3日の第21節・福島戦を3-1で快勝。鳥取戦に負けて連敗が許されない状況で迎えたアウェイでの上位対決だったが、望み通りの結果を手にした。石﨑信弘監督は「気持ちがすごく入っていた。あきらめないプレーが随所に出ていた」と選手の頑張りを称えている。
今季は4敗しているが連敗がない。第18節・長野戦に続いて負けた次の試合を勝ち切れたところをみると、転んでもすぐに立ち上がるリバウンドメンタリティーが身に付き始めているのかもしれない。
福島戦に当たっては、鳥取戦で開始直後に失点したことを反省して「立ち上がりから相手の背後を突くことを徹底させた」(石﨑監督)と言う。自陣でのボールロストを避けてリスクを抑えるだけでなく、前掛かりにボールを奪いにいく自分たちのリズムをつかむためにも有効と判断した。監督はこれまで、攻撃に関してはボールをつないで攻めようとする選手たちの意志を尊重してきたが、リーグの勝負所に差し掛かり微調整を図っているようだ。チームづくりはいよいよ仕上げの時期に入っている。
連戦による疲れが試合にどう影響するか。過去にチームスタッフから「中3日はなんとかなるが、中2日はやってみなければわからない」という話を聞いたことがある。石﨑監督は藤枝を率いた昨季、過密日程でもスタメンをあまり変えなかった。それでも「中2日はしんどいと思う」と話しており、起用法に注目だ。週末の第22節には試合が組まれておらず、3連戦にならなかったのは幸い。一戦必勝態勢で臨む。
八戸は選手のコロナ感染により、9月18日の第19節・カターレ戦と同25日の第20節・長野戦が中止・順延となった。約3週間ぶりの試合となった前節・沼津戦で2-7の大敗を喫しており、チーム状態が気がかりだ。
活動停止や全体練習ができない期間があった影響が小さくないのだろう。沼津戦では相手CKに対してボールウオッチャーになってしまい前半14分に失点。前半ディショナルタイムの2失点目はセカンドボールの処理で味方同士が交錯したのが起因となっていた。後半の5失点の多くはカウンターによるもの。沼津の攻撃精度も高かったが、「後半に走り勝つ」という八戸らしさがあまり感じられなかった。
一方で2点を返しており、中でもFW上形洋介の裏への動き出しとDF廣瀬智行のクロスがドンピシャに合った1点目は見事だった。屈辱的な大敗ではあったが、公式戦を1つこなして体調面や判断力などの向上が見込まれる。ホームに戻り、改めて士気を高めているだろう。
八戸は先日、J2ライセンスの初取得が決まった。2位・宮崎との勝点差は11で昇格の可能性も十分に残しており、今回のカターレ戦、中3日で迎える10日の第22節・熊本戦が試金石になる。カターレは彼らの挑戦を退ける強さを示したい。
※Jリーグ公式サイト 八戸×富山みどころ
https://www.jleague.jp/match/j3/2021/100603/preview/#preview/
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