カターレ通信2023

★質疑応答を追加しました
●鳥取・金鍾成監督
　今までにないぐらいに、入りから途中そして最後まで自分たちでゲームをしっかり判断して運んだと思う。それが勝ちにつながるというわけではないのだが、（今回はさらに）決め切ること、守りで最後しっかり体を張ることができて勝ちをモノにできた。

Ｑ：前々節の岐阜戦に続き上位に完封勝ち。守りについての評価を聞かせてほしい。
　相手が最後にパワープレーをしてきたのに対し、それでもボールにプレッシャーにいき、入れられたボールにしっかり競る、落ちたボールをまた攻撃につなげる。守るというのはこういう一連のプレーのセットであり、攻撃とのつながりの中で守り切ることもできる。最後にゴール前で体を張るといったことも含めてトータルに良かったのだと思う。

Ｑ：２得点についての評価は。
　相手が人に合わせて強くプレッシャーにくるのに対し、いかにしっかり受け止めてはがしていくか（がポイントだった）。奪ったボールをしっかりつないで、ボールを動かしながらはがせたという全体の流れから得点が取れたと考えている。

Ｑ：次節は米子（チュウブＹＡＪＩＮスタジアム）でのゲームだ。５月10日に着任してからまだホームで勝利がない。どのような準備をしていくのか。
　ホームで僕自身が勝てていない。また、前回６月のチュウブでのゲームでは長野に大敗を喫した。その印象をしっかりぬぐうようなゲームをしなければいけないと思っている。選手たちが主になって、このゲームをどう戦うかというところを表現してくれたら、勝ちを引っ張れるゲームになるんじゃないかと思っている。

Ｑ：今季19試合目にして初めて前半に得点した。ついに今回ゴールが生まれた理由は。また、チームが進歩している証しと捉えてよいか。
　明確な根拠であるかどうかは別として、きょうは選手たちがゲームを運んだ。僕もシーズン途中に就任して、「かたち」を少し強く押し込んできたところもあった。それを選手たちが消化しながらゲームを自分たちのものとして運んだ結果だと思っている。これから結果がずっと良くなると簡単には言えないが、ひとつのものをチームに落とし込むと、やはりいびつ感というか、不自然さが出てくるのだが、そのへんが少し消化されてきた結果ではあるなと思っている。

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