第21節 富山×相模原 マッチレポート■アグレッシブに戦い抜くも勝ち切れず
- 2015/07/20
- 09:27
【第21節 富山0―0相模原 ▽得点者なし】
Jリーグ入会後初めてとなる魚津市桃山運動公園陸上競技場でのホームゲームに2,163人が来場した。普段よりもコンパクトな会場は夏祭りのようなにぎわいをみせ、選手とそのプレーもより身近に感じられた。ゲームのほうでもチームの目指しているアグレッシブな攻守が随所に見られた。新戦力が可能性を示し、しばらく出場のなかったキャプテンのMF森泰次郎も奮闘して復活を印象づけた。ゴールだけが足りなかった。
カターレは特別指定選手として加入したFW萱沼優聖を先発に抜てきした。相模原も新戦力のFWタレスとMF永芳卓磨をいきなりスタメンで起用。ともに今後の戦いもにらみながら力を試す一戦となった。
立ち上がりは両者が激しくぶつかって一進一退の攻防が続いたが、前半20分過ぎからカターレが押し気味に進めるようになった。チーム全体で高い位置からプレッシャーをかけ、中盤でボールを回収して敵陣でプレーする。MF馬渡隼暉らがインターセプトしてショートカウンターから好機をつくる場面が何度もあった。
11分にGKからのフィードのこぼれ球がMF北井佑季の足もとに収まり中央からミドルシュートを狙うもGKの正面。23分にはMF三上陽輔のスルーパスで萱沼がペナルティーエリア内に進入した。27分にもインターセプトから最後はFW中西倫也がエリア内に入って相手DFと競り合う。38分には左サイドでのつなぎから北井がシュートを放った。
前半がシュート1本に終わった相模原(カターレは4本)はFW高原直泰が中盤まで下がってボールを受けリズムをつくろうと試みる。MF曽我部慶太らほかの攻撃陣も前線からのプレッシャーを強めて盛り返しにかかった。後半17分に左からのクロスのこぼれ球を高原が狙ったがゴール上に外れた。
しかし、カターレは同19分、前回の相模原戦以来12試合ぶりの出場となる森が投入されたのを境に再び主導権を掌握した。森は球際での強さや展開を予測した鋭い飛び出しをみせて次々とボールを奪い返し攻撃につなげた。27分にDF國吉貴博のクロスに萱沼が頭から飛び込む。直後には森からのラストパスを中西が左足で狙ったがシュートはGKの正面に。36分には國吉がグラウンダーのミドルシュートを放った。38分には相手のミスパスを拾った北井のスルーパスで萱沼がペナルティーエリア内に進入。切り返しでDFを交わして決定機を迎えたがシュートはゴール上に外れた。
カターレが決め切れない流れの中でアディショナルタイムには相模原に勝機が訪れる。MF飯田涼の左から右へのパスで高原がDF裏に抜けたがグラウンダーのシュートはわずかにゴール左に外れた。
カターレとしてはゲーム内容が良かっただけに勝ち切れなかったのが惜しまれる。4位の相模原と互角以上に戦えたことは前向きに捉えてよい。しかし、2位の町田、3位の長野との勝点差は18、16にそれぞれ広がった。次節・26日の福島戦から3連戦となり、29日に琉球、8月2日に町田と対戦する。
Jリーグ入会後初めてとなる魚津市桃山運動公園陸上競技場でのホームゲームに2,163人が来場した。普段よりもコンパクトな会場は夏祭りのようなにぎわいをみせ、選手とそのプレーもより身近に感じられた。ゲームのほうでもチームの目指しているアグレッシブな攻守が随所に見られた。新戦力が可能性を示し、しばらく出場のなかったキャプテンのMF森泰次郎も奮闘して復活を印象づけた。ゴールだけが足りなかった。
カターレは特別指定選手として加入したFW萱沼優聖を先発に抜てきした。相模原も新戦力のFWタレスとMF永芳卓磨をいきなりスタメンで起用。ともに今後の戦いもにらみながら力を試す一戦となった。
立ち上がりは両者が激しくぶつかって一進一退の攻防が続いたが、前半20分過ぎからカターレが押し気味に進めるようになった。チーム全体で高い位置からプレッシャーをかけ、中盤でボールを回収して敵陣でプレーする。MF馬渡隼暉らがインターセプトしてショートカウンターから好機をつくる場面が何度もあった。
11分にGKからのフィードのこぼれ球がMF北井佑季の足もとに収まり中央からミドルシュートを狙うもGKの正面。23分にはMF三上陽輔のスルーパスで萱沼がペナルティーエリア内に進入した。27分にもインターセプトから最後はFW中西倫也がエリア内に入って相手DFと競り合う。38分には左サイドでのつなぎから北井がシュートを放った。
前半がシュート1本に終わった相模原(カターレは4本)はFW高原直泰が中盤まで下がってボールを受けリズムをつくろうと試みる。MF曽我部慶太らほかの攻撃陣も前線からのプレッシャーを強めて盛り返しにかかった。後半17分に左からのクロスのこぼれ球を高原が狙ったがゴール上に外れた。
しかし、カターレは同19分、前回の相模原戦以来12試合ぶりの出場となる森が投入されたのを境に再び主導権を掌握した。森は球際での強さや展開を予測した鋭い飛び出しをみせて次々とボールを奪い返し攻撃につなげた。27分にDF國吉貴博のクロスに萱沼が頭から飛び込む。直後には森からのラストパスを中西が左足で狙ったがシュートはGKの正面に。36分には國吉がグラウンダーのミドルシュートを放った。38分には相手のミスパスを拾った北井のスルーパスで萱沼がペナルティーエリア内に進入。切り返しでDFを交わして決定機を迎えたがシュートはゴール上に外れた。
カターレが決め切れない流れの中でアディショナルタイムには相模原に勝機が訪れる。MF飯田涼の左から右へのパスで高原がDF裏に抜けたがグラウンダーのシュートはわずかにゴール左に外れた。
カターレとしてはゲーム内容が良かっただけに勝ち切れなかったのが惜しまれる。4位の相模原と互角以上に戦えたことは前向きに捉えてよい。しかし、2位の町田、3位の長野との勝点差は18、16にそれぞれ広がった。次節・26日の福島戦から3連戦となり、29日に琉球、8月2日に町田と対戦する。
- 関連記事
-
- 第21節 富山×相模原 マッチレポート■アグレッシブに戦い抜くも勝ち切れず
- 第21節 富山×相模原 相模原・辛島啓珠監督の会見コメント
- 第21節 富山×相模原 富山・岸野靖之監督の会見コメント
- 第21節 富山×相模原 試合後の選手コメント
- 【第21節vs相模原プレビュー】7年ぶりの魚津桃山で勝利を
- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第21節△0-0相模原