【第16節vs藤枝プレビュー】勝負はこれから。〝開幕戦〟を飾りたい
- 2021/08/28
- 10:33
夏の中断期間が明けて後半戦が始まる。一昨年は約3週間だった中断が、参加クラブが少ない今年は約7週間と長かった。開幕前の立ち上げ期と同程度の時間が与えられ、大きく力を伸ばしているクラブがあるかもしれない。各チームの仕上がりに注目が集まる。
カターレは首位で前半戦を折り返したとはいえ後続との差はわずかで上位はほぼ横一線。抜け出すために初戦をまずモノにしたい。
夏の補強で3人を加えた。ブラジル籍のFWマテウスは身のこなしの軽さが目を引く、チャンスメークとフィニッシュの両方で働きが期待できそうな万能型。甲府から期限付き移籍の20歳MF中山陸はテクニックが光り、2列目からのドリブルやスルーパスで得点を演出する。長崎から期限付き移籍の身長190㎝のDF鹿山拓真は高さに加えてスピードがあり、カバーリングが重要視されるカターレの守りで持ち味が生きるとみられている。石﨑信弘監督が新しい力をどう生かしていくのか楽しみだ。
前半戦14試合で総得点がリーグ2位の22、総失点が同6位の16だったが、石﨑監督は「得点は1試合平均2点に届いていない。失点は同1点以下にしなければいけない」と妥協せずにトレーニングを課してきた。8月に入ってからは特に攻撃練習に時間をかけており、その成果をゴールにつなげたい。得点力アップに向けてポイントに挙げているのがコンビネーションを使った中央からの攻め。相手を中央に寄せてサイドから。サイドを意識させて中央から。といった相乗効果を生み出していけるか。
対する藤枝は前半戦終了後に倉田安治監督が成績不振を理由に退任し、新たに就任した44歳の須藤大輔監督のもと11位からの巻き返しを狙う。須藤監督は2018年、森岡隆三氏の後任として鳥取の監督を6月から務めてチームを3位まで押し上げた。藤枝は本来、上位クラスのチーム力を持つだけに、監督交代を経た後半初戦の戦いが興味深い。
総得点14はリーグ12位タイだが、シュート数が144本で宮崎に次いで同2位(カターレ141本)。FW陣に押谷祐樹、森島康仁、大石治寿、宮本拓弥といった実力と経験を兼ね備えた選手がそろっているのもカターレにとって不気味だ。
夏の補強でC大阪U-23でも活躍していた左足のキック精度が高いDF温井駿斗が水戸から加入している。
カターレは5月1日の第7節で対戦して1-1で引き分けた。後半、雷雨による66分の中断が明けてからFW吉平翼のPKで追い付いたゲームだ。古巣との再戦となる石﨑監督、吉平ら3選手は藤枝の実力の高さをよく分かっており、隙なく戦って今度は勝ち切りたい。
カターレは首位で前半戦を折り返したとはいえ後続との差はわずかで上位はほぼ横一線。抜け出すために初戦をまずモノにしたい。
夏の補強で3人を加えた。ブラジル籍のFWマテウスは身のこなしの軽さが目を引く、チャンスメークとフィニッシュの両方で働きが期待できそうな万能型。甲府から期限付き移籍の20歳MF中山陸はテクニックが光り、2列目からのドリブルやスルーパスで得点を演出する。長崎から期限付き移籍の身長190㎝のDF鹿山拓真は高さに加えてスピードがあり、カバーリングが重要視されるカターレの守りで持ち味が生きるとみられている。石﨑信弘監督が新しい力をどう生かしていくのか楽しみだ。
前半戦14試合で総得点がリーグ2位の22、総失点が同6位の16だったが、石﨑監督は「得点は1試合平均2点に届いていない。失点は同1点以下にしなければいけない」と妥協せずにトレーニングを課してきた。8月に入ってからは特に攻撃練習に時間をかけており、その成果をゴールにつなげたい。得点力アップに向けてポイントに挙げているのがコンビネーションを使った中央からの攻め。相手を中央に寄せてサイドから。サイドを意識させて中央から。といった相乗効果を生み出していけるか。
対する藤枝は前半戦終了後に倉田安治監督が成績不振を理由に退任し、新たに就任した44歳の須藤大輔監督のもと11位からの巻き返しを狙う。須藤監督は2018年、森岡隆三氏の後任として鳥取の監督を6月から務めてチームを3位まで押し上げた。藤枝は本来、上位クラスのチーム力を持つだけに、監督交代を経た後半初戦の戦いが興味深い。
総得点14はリーグ12位タイだが、シュート数が144本で宮崎に次いで同2位(カターレ141本)。FW陣に押谷祐樹、森島康仁、大石治寿、宮本拓弥といった実力と経験を兼ね備えた選手がそろっているのもカターレにとって不気味だ。
夏の補強でC大阪U-23でも活躍していた左足のキック精度が高いDF温井駿斗が水戸から加入している。
カターレは5月1日の第7節で対戦して1-1で引き分けた。後半、雷雨による66分の中断が明けてからFW吉平翼のPKで追い付いたゲームだ。古巣との再戦となる石﨑監督、吉平ら3選手は藤枝の実力の高さをよく分かっており、隙なく戦って今度は勝ち切りたい。
- 関連記事
-
- 第16節 富山×藤枝 富山・石﨑信弘監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 第16節 富山×藤枝 試合後の選手コメント
- 【第16節vs藤枝プレビュー】勝負はこれから。〝開幕戦〟を飾りたい
- ■2度追い付き勝点1を加算
- 【第15節vs鹿児島プレビュー】首位ターン目指し強敵に挑む