【第14節vs岩手プレビュー】再浮上かけて上位対決
- 2021/07/02
- 21:04
4試合ぶりの勝利を目指して岩手との上位対決に臨む。4位・カターレと5位・岩手との勝点差は1。両者とも前半戦の残り2試合で昇格圏への再浮上を狙っており激しい攻防が予想される。
岩手は元日本代表DFの秋田豊監督が率いて2年目。昨季は序盤で出遅れて11位に終わったが今季は逆に開幕から6戦負けなし(4勝2分)で一時は首位に立つなど好スタートを切っている。
[3-4-2-1]のフォーメーションで前線から積極的にプレスをかけるスタイル。奪い切れない場合はしっかりとブロックを構築して守り、メリハリが効いている。前節・YS横浜戦のスタメンをみると新加入は大卒ルーキー2人を含む3人だけ。6勝6分5敗と勝ち越した昨季後半戦のチームをベースに力の上積みができているようだ。1試合平均得点1.58はカターレ、長野と並ぶリーグトップ。堅実な守りに加え、得点力が備わって好成績につながっている。
得点源は速攻とセットプレー。ボール奪取からブレンネル、モレラトのブラジル籍コンビを中心に鋭くゴールに迫る。昨年第22節のカターレ戦でJ初得点をマークした22歳FWブレンネルがパワフルなアタックでチームトップの4得点を挙げ、MFモレラトが優れたテクニックで彼の得点機をお膳立てしている。
セットプレーではMF中村太亮が左足から高精度のキックを繰り出し、前カターレのDF脇本晃成や身長185㎝で前京都のDF牟田雄祐らが高さと得点感覚を発揮している。
前節にYS横浜に0-2で敗れて4試合ぶりに黒星が付いた。天皇杯2回戦で仙台を1-0で破っており、今節から4日後の7日には地元で3回戦・清水戦を行う。
カターレもアグレッシブな守備とセットプレーを売りにしており、岩手とは共通点が多い。得点だけでなく、1試合平均失点もカターレが1.17、岩手が1.08と同水準。岩手は被シュートがリーグ最少の64本(カターレ84本。ともに12試合)となっている。互いに強みを出し合って、直接対決でどちらが上回るか見ものだ。
一方でボール支配率はカターレがリーグ4位の53.0%に対し、岩手は同13位の45.5%と少し開きがある(Football LABより)。この数字が示すように、今季のカターレは堅守速攻を軸にしつつ遅攻でも一定の成果を出してきた。今回のマッチアップではカターレが押し込む展開も考えられる。今週のトレーニングでは攻撃面に比重を置き、ビルドアップについて再確認している。
両チームともに得意にしているセットプレーが勝負を分けるポイントになるかもしれない。カターレは前々節の長野戦、前節の今治戦でセットプレーから失点しており、マークにつくか、ボールにいくかといった判断のところから見直して備えている。DF戸根一誓は「これまで通りにやるべきことを自信をもってやるのが大事だと考えている。球際で負けないこと、セカンドボールに素早く反応することを意識して臨みたい」と話している。
岩手は元日本代表DFの秋田豊監督が率いて2年目。昨季は序盤で出遅れて11位に終わったが今季は逆に開幕から6戦負けなし(4勝2分)で一時は首位に立つなど好スタートを切っている。
[3-4-2-1]のフォーメーションで前線から積極的にプレスをかけるスタイル。奪い切れない場合はしっかりとブロックを構築して守り、メリハリが効いている。前節・YS横浜戦のスタメンをみると新加入は大卒ルーキー2人を含む3人だけ。6勝6分5敗と勝ち越した昨季後半戦のチームをベースに力の上積みができているようだ。1試合平均得点1.58はカターレ、長野と並ぶリーグトップ。堅実な守りに加え、得点力が備わって好成績につながっている。
得点源は速攻とセットプレー。ボール奪取からブレンネル、モレラトのブラジル籍コンビを中心に鋭くゴールに迫る。昨年第22節のカターレ戦でJ初得点をマークした22歳FWブレンネルがパワフルなアタックでチームトップの4得点を挙げ、MFモレラトが優れたテクニックで彼の得点機をお膳立てしている。
セットプレーではMF中村太亮が左足から高精度のキックを繰り出し、前カターレのDF脇本晃成や身長185㎝で前京都のDF牟田雄祐らが高さと得点感覚を発揮している。
前節にYS横浜に0-2で敗れて4試合ぶりに黒星が付いた。天皇杯2回戦で仙台を1-0で破っており、今節から4日後の7日には地元で3回戦・清水戦を行う。
カターレもアグレッシブな守備とセットプレーを売りにしており、岩手とは共通点が多い。得点だけでなく、1試合平均失点もカターレが1.17、岩手が1.08と同水準。岩手は被シュートがリーグ最少の64本(カターレ84本。ともに12試合)となっている。互いに強みを出し合って、直接対決でどちらが上回るか見ものだ。
一方でボール支配率はカターレがリーグ4位の53.0%に対し、岩手は同13位の45.5%と少し開きがある(Football LABより)。この数字が示すように、今季のカターレは堅守速攻を軸にしつつ遅攻でも一定の成果を出してきた。今回のマッチアップではカターレが押し込む展開も考えられる。今週のトレーニングでは攻撃面に比重を置き、ビルドアップについて再確認している。
両チームともに得意にしているセットプレーが勝負を分けるポイントになるかもしれない。カターレは前々節の長野戦、前節の今治戦でセットプレーから失点しており、マークにつくか、ボールにいくかといった判断のところから見直して備えている。DF戸根一誓は「これまで通りにやるべきことを自信をもってやるのが大事だと考えている。球際で負けないこと、セカンドボールに素早く反応することを意識して臨みたい」と話している。
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